2012年牡羊座の上半期の占い

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2012年上半期の牡羊座は、とても「具体的」な風の中にあります。
物事を形にすること、身体を動かして何かを創り上げること、誰からも見えるようなハッキリした成果を出すこと。そんなことに文字通り「注力」「尽力」していくような流れが生じているのです。
もちろん、これは一切、徒労ではありません。
育てれば大きな果実を結ぶ、丈夫な果樹を、せっせせっせと額に汗して育てているような、実にゆたかな時期なのです。
この「果実」は、ずっと先に手に入る、というような長期的なものではなく、結構すぐに、おそらく、この上半期の最中に、ちゃんともぎ取ることができるだろうと思います。
たとえば、長いこと経済的に不安を感じてきた人や、「そろそろしっかりした所有物が欲しい」と思っていた人にとって、この時期は大いに自分の欲しいものを手に入れることができる、明るい時期となるでしょう。

「手に職をつける」という言葉がありますが、この世界を生き抜いていく為の武器となるような実力や技術を身につけたいと思っている人にとっても、この上半期は充実した期間となるでしょう。
頭で「解った気になる」のではなく、身体を動かし、現場に立ってみて、ちゃんと何かを身につけていくことができる時期だと思います。
牡羊座の人は勇敢でもあり、現実主義者でもあります。ですから、なにかにトライするときは、頭でっかちに「自分ではムリなのでは」「知識がないからダメなのでは」などと考えず、「やってみなければ出来るかどうかは解らない!」「最初は誰でもできないんだ!」と、思い切って飛び込んでしまうことが出来る方だと思います。
問題はそうした意欲が心に猛然と燃えてくるかどうか、なのですが、この時期は、頭よりも身体の方が先に動いて行くような雰囲気があります。
あれこれ考える余裕もなく「すでにそういう場にいた」という感覚があるのではないかと思うのです。
物事に挑戦するときというのは、自分の意志だけではなく、周囲の呼びかけや推薦、または「たまたまそのポストが空いた」など、じわっと自分を引っ張っていく、「地味なきっかけ」というのがあるものです。
この時期はそうした「地味なきっかけ」も多い時期なのだろうと思います。
そうして、汗をかきながら物理的具体的に動いていくうちに、驚くほど大きな舞台に突然立っていた、という人も少なくないはずです。

愛情関係については4月から8月、素晴らしいコミュニケーションの風が吹きます。
フリーの人は兄弟姉妹や身近な仲間の紹介でつきあいが始まる人もいると思います。
カップルは、お互いの出張や旅行など「小さな距離」が出来て、その距離によってお互いの心の距離を近づけたりはかったりすることができるかもしれません。
物理的な距離があるほど、コミュニケーションは密になる、ということもあります。
離れている時間の中に、お互いの結びつきの強さを発見する人も多いだろうと思います。