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2011年上半期、山羊座は前進し続けます。
この時期の山羊座は、「開拓者」のようです。自分の新天地を切りひらくべく、荒野をどんどん征服していくのです。未知の場所に踏み込む緊張感や、自分に果たしてできるのだろうかという不安感など、様々な思いが心に湧くこともあるでしょうが、そうしたものを乗り越えて、どんどん「自分の世界」を形作っていける時なのです。
「家族」「居場所」ということが、この時期の大きなテーマの一つです。
文字通り、新しい家族を持ったり、引っ越ししたり、実家から独立したりする人も多いでしょう。あるいは、リフォームや地域コミュニティの変化、家族のメンバーの変化など、いつも見ている景色が様変わりするのかもしれません。あらゆる意味で「自分を取り巻く人々・場所」に、何らかの変化が起こるわけです。
この変化は単に「周囲の変化」で済むものではなく、あなたの日々の責任や心のあり方をも変化させます。今までとは違った感情を持って周囲に接するようになるかもしれませんし、「人生において大事なことは何か」という非常に大きな意味での価値観が変わる可能性もあります。
世間では、お金が第一と言ったり、いやいや人間関係が大事だとか、仕事が大事だとか、いろんな価値観が叫ばれます。でも、「何が大事か」ということは、ほんとうに人それぞれで、ある人にとっては仕事が揺るぎない価値を持っていても、他の人にもそれが当てはまるとは限りません。
2011年の上半期、あなたは「人はどうあれ、なにより自分の人生において最も大事なことはなんだろうか?」と自問自答することになると思います。そして、そこで出た答えが最優先になるように、自分の生活する環境・居場所を、形作っていくことになる、というわけです。
あるいは、これは「卵が先か、鶏が先か」というようなテーマでもあります。要するに、環境を変化させていく過程で、そのことに気づかされる、と言う可能性もあるのです。
ポイントとなるタイミングは1月です。1月にはとてもインパクトの強い出来事がいくつか、起こるだろうと思います。
愛情関係については、6月以降から2012年の中程まで1年ほど、素晴らしい追い風の吹く時期となっています。2011年上半期に限って言えば、5月に、心が温かくなるような出来事が起こるでしょう。この上半期はどこか、「6月以降に来る本番に向けての準備期間」のような意味合いがあります。きっかけはもっと早くに訪れるかもしれませんから、時期を過剰に気にする必要はありませんが、決して先を焦らず、じっくりと「本物」を見定める目を持つことが大事だと思います。