2013年山羊座の上半期の占い

アーカイブ記事

「勤勉」という言葉がぴったりくるタイミングです。
「勤勉」という言葉は「地味な、何も目立ったおもしろい事の無い、ガマンばっかりの日々」という妙なイメージをくっつけられてしまっていますが、ここでは決して、そんなことはありません。
勤勉さというのは、合目的的です。つまり、何か大きな目標なり理想なりがあるから継続できるのです。夢があるのです。
さらに、勤勉な人の毎日は、充実しています。自分が取り組んでいることには意味があると信じ、自分の力をめいっぱい「毎日」にぶつけていくことができるということなのです。
この時期の山羊座の「勤勉さ」には少なくとも、おもしろみの無い、変化の無い毎日、というイメージは少しもぴったりきません。
たとえば、常にわくわくと胸を高鳴らせながら実験を繰り返しつづける発明家のような、そんな「勤勉さ」があなたの生活に満ちているだろうと思うのです。そして、それは終わりの無い道ではないことが、あなたには既に解っています。

この時期の山羊座の人々はおそらく「夢を実現できると知ってしまった状態」に置かれているのです。
夢を実現できると解ってしまったら、そこからは「動く」しかありません。
この「動き」は、大きな夢を現実にかえるための「動き」ですから、生活全体をそれに投入してしまうような、そして、そのまま力を緩めずに長く走り続けていくような、そんなパワフルな「動き」であるはずです。
この時期の山羊座の人は、自分が今やるべき事がなんなのか、ちゃんと解っているのです。

あるいは、解らない場合にも、「自分がやるべき事を今、見つけられる」ということは、解っているだろうと思います。
そして、やるべき事をやはり貪欲に、「動く」事で見つけていけるのです。
この時期、毎日を暇そうに過ごしている人はほとんどいないと思います。
あるいは、一見暇そうに見えたとしても、身体の中では大きな構想を練っていたり、または、自分の身体の不調を解消しようと必死に体中が活動していたりするだろうと思います。
長いこと持病を抱えていたり、ずっと不調に悩まされていたりした人は、この時期、治療を受けたりがっつり休んだりして、思い切って直していくことができると思います。
休養をとるということは、たとえば責任ある立場にあったり、交代できないような職業であったり、あるいは幼い子供の親であったりする場合、非常に大変なことです。
でも、もしこのところ「元気な気持ちになれない」という状態が続いているなら、明るい気持ちになれるコンディションを作っていけるような機会が、めぐってくるだろうと思うのです。

時期的なことを少し申しますと、まず1月は、経済的な面での動きが在るかもしれません。
新しい収入の道を切りひらくために動いたり、経済的な「結果」を出すために積極的に行動したりする人が多そうです。チャンスも巡って来やすい時です。
2月になると、あなたの心に響くような「朗報」が入ってくるかもしれません。そこからじわっと動き出すこともありそうです。
あるいは、「真剣に学ばなければ!」というテーマが浮上し、それに向かって全力で進んで行く人も少なくないでしょう。
3月は環境に変化が起こりそうなタイミングです。
この変化には、かなりパンチが効いている気配もあります。家族の誰かが独立したり、あるいは新たな人生の局面に立ったりし、それにともなって自分も生活や生き方を変更しなければならなくなるかもしれません。
とはいえ、ここにはほとんど暗いイメージは無く、むしろあなた自身、自分から積極的に身近な人や環境、自分がいる場所にコミットしようという意欲がわいてくるでしょう。
4月から5月は、自分が今まで歩いてきた道のりと、これから目指すべき未来の目標とを、きちんとすりあわせるような作業が生じそうです。
この時期、誰かからの強い誘いを受けて動き出す人もいるだろうと思います。
6月は、ルーティンワークや日々の生活に、リズムを作って行くときです。
今まで新しく加わってきた条件を整理し、物事をしっかり着地させていくことが必要になるでしょう。
自分の「コンディション」に目を向けるべき時期でもあります。
日々、ムリを重ね過ぎてしまっている人は、ここできちんと積み重なった疲労や矛盾を精算する必要があるかもしれません。

愛情関係については、4月から5月にかけて、印象的なターニングポイントがめぐってきそうです。
カップルは愛の形が改まりそうですし、フリーの人は熱い出会いが期待できるタイミングとなっています。
愛する人のためにできること、パートナーシップの中で自分が果たすべき役割について、真剣に考える時期が続いています。
お互いの役割分担をとことん突き詰めていくとき、逆に、もっと甘え合える部分も見つかるかもしれません。
他に愛に追い風が吹くのは、年明けから2月頭、6月です。