アーカイブ記事
2020年12月、あなたの星座で木星と土星が「ランデヴー」します。
そこから2021年いっぱい、あなたの世界はジュピターとサターン、二柱の神様の在所となります。
ジュピターはローマ神話の「主神」、サターンと同一視されるクロノスは「時間と宿命の神」です。
あなたならこの二神に、なにを尋ねたいでしょうか。そして、何を願いたいでしょうか。
星が自分の星座に巡ってくる時間は、その星が刻むサイクルの「スタートライン」です。
2021年はあなたにとって、12年、29年といった長いサイクルの「スタートライン」が重なる時間なのです。
ゆえに、あなたは2021年、長い時間をかけて積み重ね、完成させていくような活動を始めるかもしれません。
全く新しい世界に入って「第一歩」を踏み出したり、お芝居の幕が上がったりするような節目なのです。
ですから、人生を仕切り直すようなイベントなら「何でもアリ」の年と言えます。
転職、引越、独立、人生を変えるような特別な出会い、決断、選択、パートナーを得ること、
出産、家族を持つこと、社会的な立場の変化、生き方の変化、見た目の変化、身体の変化、
アイデンティティの更新、価値観の変化、生きる世界を変えること、
古い鎖を断ち切って自由になること、新しい世界へのチケットとなるような「力」を獲得すること。
こうしたことの全てが、2021年のあなたの世界で起こっておかしくないのです。
たった一つの変化だけが起こるのではなく、おそらく、１つの変化が他の変化を芋づる式に引き起こします。
たとえば、転職によって引越をし、その近所でパートナーとなる人に出会う、といった展開もあり得ます。
髪を切ってイメージチェンジをしたら気持ちが明るくなり、興味がある分野のイベントに参加し始めたら、
運営スタッフと仲良くなっていつの間にか、イベントの運営を任される、といったこともあるかもしれません。
「わらしべ長者」のように、ひとつのきっかけが次のきっかけに繋がっていく、とても面白い年になるでしょう。
2020年後半、あなたはとてもよく勉強したかもしれません。
あるいはあちこち動き回り、「自分の世界」を大きく拡げることができたかもしれません。
ある種の議論や「闘い」を経て成長し、強い発進力を獲得した人もいるでしょう。
多くの学びやコミュニケーションは、あなたの「心」に、ダイレクトに響いたのではないでしょうか。
頭で学ぶというよりは、「心で学ぶ」ような体験を積み重ねた人が多かったはずです。
たとえばコンプレックスや認知のゆがみ、無意識に培ったネガティブな思い、心の奥に凍り付いたような傷。
そうしたものを熱い対話や知識でガンガン解体し、融かし、新しい可能性に昇華していくような体験を、
2020年後半のあなたは、積み重ねて来ただろうと思うのです。
あの、刺激的で、貴重で、でも、少なからず辛い思いもあった作業は、2021年年明けに「完了」します。
2020年後半にあなたが成し遂げた「心の闘いと、心の学び」は、2021年のあなたに、新しい武器をくれます。
2021年、あなたはたくさんの「語るべきこと」を心に抱いているでしょう。
その言葉は、身近な人に、愛する人に、日々協力している人々に、そして、これから出会う相手に、
とても深く、強く、響くだろうと思います。その言葉が「人を動かす」だろうと思います。
・時期について
2021年は水瓶座の「一大ターニングポイント」で、その変化の振り幅は、年明けすぐに最大となります。
1月から3月前半にかけて、大きな決断を次々に下していくことになるかもしれません。
一度諦めたことに再挑戦する人も少なくないでしょう。原点に立ち返り、今の自分としてもっとも選びたい道を、ゴマカシなく選ぶことが出来ます。
この時期、あなたは「客観的に見て、自分はこう進むしかない」という言い方から、一歩外に出られるでしょう。「この選択肢を今選ばなければ、あとで自分はきっと後悔するだろう」と思えるような、とても大切な選択ができる時なのです。世の中や社会や、誰か他の人からなかば「強制された」ような捉え方ではなく、自分自身の人生に自分で本物の燃料を注ぐことができる時なのです。
1月から2月は、「居場所」が動く時期でもあります。家族や身近な人のことで、熱いアクションを起こすことになるかもしれません。引越や家族構成の変化なども起こりやすい時期です。ここでの変化は総じて「突発的」です。変化に弱い水瓶座の人々ですが、焦らずひとつひとつ解決していけば、案外簡単に、より良い世界にたどり着けそうです。
ここでの「居場所の変化」は、あなた自身の人生の選択と連動しているようにも見えます。たとえば「新しい仕事に就くために引っ越す」といったことになりやすいのです。
2月はキラキラした愛に恵まれる時期でもあります。「より美しく変身する」ようなことも起こるかもしれません。イメージチェンジを試みる人が多そうです。
2月後半から3月は、経済面で動きが大きい時です。重要な選択をするにあたり、報酬のこともじっくり検討できそうです。
3月から4月は、とても情熱的で楽しい時期となっています。遊びや趣味が大いに盛り上がりますし、大恋愛に飛び込んでいく人もいそうです。
クリエイティブな活動には、大きめのチャンスが巡ってくるでしょう。傑作を創造できそうなタイミングです。
4月から5月半ばは、家族との関係があたたかくなる時期です。居場所や自分の部屋に多くの喜びを感じられるかもしれません。
4月末から7月にかけては、とてもアクティブに動けます。好きなことに打ち込む人もいれば、「やるべきこと」に注力する人も多そうです。また、欲しいものを手に入れるためにガンガン動く人もいるでしょう。
特に6月は、かつて好きだったものを「とりもどす」ことができるかもしれません。自分の才能をもう一度信じてみよう、という気持ちがわいてくるかもしれません。
6月から7月は「人に恵まれる」時期でもあります。素晴らしい出会いがありそうです。人からの刺激を受けて、心躍ることの多い分野・世界に乗りだしていく人もいるでしょう。
[テーマ別ひとことコメント]
・愛について
くり返し書いておりますとおり、2021年は水瓶座の「一大ターニングポイント」です。
恋愛やパートナーを得ることは、人生を変えるような大きな意味を持つ出来事であり、「大転機」にまさにふさわしい出来事と言えます。
あなた自身が急成長する時期なので「人を見る目」が、以前とは大きく異なっているようです。かつてなら見向きもしなかった相手の「本当の魅力」に気づき、急接近する、といったことも起こるかもしれません。また、あなたの成長ぶりに目を留めてくれる人も現れるでしょう。成長する人は、特有のきらめくような魅力を放っているものなのです。
また、すでにパートナーがいる人も、あなた自身が急成長する時間であるがゆえに、その関係が大きく変わる可能性があります。
自分が成長すれば、相手から見た自分の印象が変化します。印象が変われば、自然に相対する態度も変わるものです。相手の態度が変われば、自分自身の態度もそれに応じて、変化します。人間の脳には「ミラーニューロン」というものがあるそうで、目の前の相手の行動をコピーしたり、それに無意識に反応したりする能力が備わっているのだそうです。人の変化は決して、自分だけの独立的なものではないのです。2021年のあなたの成長と変容は、パートナーを少なからず変え、パートナーとの関係もまた、それによって変わっていくはずなのです。
さらに、「愛」自体にも様々な動きが起こるのが、この2021年です。
3月から4月は、パートナーを探している人は特に、チャンスを掴みやすいでしょう。自分からフットワーク良く動いて、かなりの急展開なプロセスで「出会う」ことができそうです。
カップルはとても情熱的になれる時です。普段どちらかと言えばクールな関係の二人も、ここでは不思議と、ロマンティックなシチュエーションをお互いに「演出」しあい、愛の盛り上がりを楽しめるでしょう。
5月から7月も、愛に強い追い風が吹きます。5月はキラキラ輝くような時間ですし、6月は愛が「復活する・蘇る」ような時間となっています。失った愛が息を吹き返す可能性のある時です。
また、6月末から7月中旬は、非常に魅力的な出会いの気配があります。
・住処、家族、人間関係について
2019年頃から、家族や身近な人との関係がより自由な、自立したものへと変化してきているのではないでしょうか。その「自由と自立」への動きが、1月から2月、加速しそうです。家族への思いやりを持ったままで、より自由な、自分の心にフィットする生き方を模索することができるでしょう。家族のために「本当に自分がやらなければならないこと」と、「特にやらなくてもいいこと」とを、新しい方法で切り分けられるかもしれません。
4月半ばから5月半ばも、身近な人との関係や住環境の刷新に多くの時間を注ぐことになりそうです。この時期は、居場所がとても楽しく、美しくなります。住処が明るくなることは、心が明るくなることに通じます。
子育て中の人は、3月から4月、かなり忙しくなるかもしれません。また、5月から7月前半に、じっくり腰を据えて、時間をかけて取り組むべきテーマが出てきそうです。「ともに学べる」時です。
人間関係については、6月中旬から7月に、大きめの動きが起こるかもしれません。刺激的な出会いに恵まれる時です。また、タフな交渉に臨む人もいるかもしれません。思い切ってぶつかっていって、建設的な勝利を収められるでしょう。
特に6月末から7月中旬は、人との関わりがとても楽しく感じられるでしょう。「盛り上がる」時です。
普段、どちらかといえば受け身の態度をとりがちだったり、「人が動くのを見てから自分も動こう」という姿勢でいる人は、2021年はその方針がとりにくいかもしれません。
というのも、あなたの側にボールがあることが多いからです。周囲があなたのアクションを待っていて、あなたが動き出したら動こうと思っている気配があるのです。
あなたの存在感が、普段よりもずっと大きくなっています。ゆえに、「自分の考えで、自分から動く」「自分の主観をまず、打ち出してみる」といった、最初の一歩を踏み出す勇気が必要になるかもしれません。それによって結果的に、人間関係がスムースに動くようです。
・仕事・勉強について
「一大ターニングポイント」であり、キャリアにおいても大きな転機を迎える人が少なくないでしょう。
なにかしら、新しいことを始めることになりそうです。年明けから一気に行動を起こし、活躍の場を見つけていけるかもしれません。
あるいは、活躍の場との出会いは、「一ステップ」だけに留まらないかもしれません。短い期間に何カ所か移動したり、バラエティに富んだ経験を積んだりしたあとに、「ここだ！」とおもえる場所に巡り会えるのかもしれません。
4月末から7月にかけて、とても忙しくなるでしょう。特にこの時期は、経済的な関心が強くなる時期で、たとえば「欲しいものがあるので、もっと稼ごう」というような動き方になるのかもしれません。
これまでの就労条件に問題を抱えている人、ムリを続けて来てしまっている人は、この時期に状況を大きく変えられるかもしれません。契約内容について交渉したり、希望の条件を満たす職場を探して転職したりと、ムリのある状況を変えることができるときです。
5月半ばから7月は「報酬」への意識が強まります。働きに見合った報酬を受け取れていない、という思いがある人は、ここで「お金」に的を絞って交渉や転職を試みることになるかもしれません。この動きは年末から2022年に跨がって展開する、少々長丁場のプロセスです。
勉強に関しては、1月から4月まで、みっしりと学ぶことが出来そうです。特に2月は、これまでの道のりの見直し・復習に妙味があります。2020年の後半は、精力的な学びの季節でしたが、それをうけて「何を学ぶべきか」がこの時期、しっかりと定まっているだろうと思います。
3月半ばから4月はコミュニケーションが拡がる時期で、発信力もとても強まります。多くの人とコンタクトをとり、新しい対話の場を生み出す人もいるでしょう。
・お金について
5月半ばから7月は、とても豊かな季節です。さらに2021年の終わりから2022年にかけて、この「豊かな季節」が続いていきます。これまで頑張ったこと、過去にスタートさせたことからの「収穫」が得られるタイミングです。
収入の途を探している人は、この時期にその途を見つけ出せるでしょう。また、ここで不動産や車など、大きな買い物をする人も少なくないかもしれません。
2012年頃から経済面でずっと漠然とした不安を抱え続けて来た人は、ここでその不安が具体的な形を帯び、現実的な形で不安の解消に乗り出せそうです。「何となく不安なのだが、何が不安なのかよくわからない」という状態から、「問題の根本はこれで、その解決にはこう動けばよい」ということがわかってきそうなのです。
経済面で、あるいは物質的なことで、ずっと夢見てきたことがこの時期、叶うかもしれません。
2月半ばから3月にも、経済面での動きがありそうです。「何が必要で、何が欲しいのか」ということを、何度も自問しながら、自分の手で価値あるものを手に入れられる時です。
