2022年水瓶座の下半期の占い

アーカイブ記事

愛のために出かけていく、勇敢な季節。

「好きな人に、会いに行く」。2022年下半期の水瓶座の星回りを見て、最初に浮かんだのがこのフレーズです。好きな人に会いに行くのは、心ときめく素晴らしいイベントです。ワクワクする気持ち、胸が高鳴るような高揚の一方で、受け入れてもらえるだろうか、楽しめるだろうか、という不安や、そんな不安に対抗しようとする勇気が心の中で渦巻きます。2022年下半期のあなたの心には、おそらくそんな様々な気持ちが湧き上がるでしょう。その熱い思いを抱えた状態で、果敢にアクションを起こしていくことになるでしょう。

2022年下半期は、水瓶座の人々にとって「動く」時です。あちこち出かけていくこと、人に会いに行くこと、新しい世界に足を踏み入れること、多くを学ぶこと、発信すること。風を切るようにして常に移動し、動き続けていくことが、この時期全体のひとつのテーマとなっています。特に、「好きなもののために動く」ことが強調されています。冒頭の通り「好きな人に会いに行く」こともそうですし、好きなことをやるために移動していく人、「やりたいことをやる」ために引っ越す人、出かけた先で好きなものに出会う人、旅先で恋に落ちる人、好きになれそうなものを探しに遠出する人もいるでしょう。好きになった人があなたをどこか新しい場所へと連れて行ってくれる、という展開も考えられます。何かに夢中になる気持ちと、「移動・出かけていく」こととがセットになっているのです。たとえば恋愛においても、活発に色々な場所へとデートを重ねることになるでしょう。「家の中でまったりしたい」というニーズは、少なくともこの時期のあなたには、ほとんどないかもしれません。あるいは「家の中で二人でまったりする」としても、古今の映画を見尽くすとか、二人で何かを学びあうなど、その精神は未知の世界を自由に飛び回っているだろうと思います。あなたの心にはこの時期、どこにでも行ける翼が生えているのです。

たとえば、恋する人はたいてい、孤独です。片思い中で相手に思いが伝わらない時はもちろんですし、カップルになっても、相手の気持ちを推し量ったり、この恋をどう進めていいか分からなかったりする時、人は孤独になります。何かを好きで夢中になっている状態でも、「この気持ちが分かるのは、世界中に自分たった一人だ」という孤独感を味わうことはあります。2020年頃から、水瓶座の人々の多くが不思議な孤独感を抱えて生きているはずなのですが、この賑やかな、動きと熱に溢れる2022年下半期も、その「不思議な孤独感」は残っているかもしれません。でも、この「孤独感」は永続的なものではありません。2023年3月に、ちゃんとトンネルの出口が置かれています。すでにこの下半期の中で、出口を見いだす人も少なくないでしょう。「孤独感の出口」に連れて行ってくれるのが、もしかするとこの下半期のあなたの「愛のための移動」という一大イベントなのかもしれません。

さらにこの下半期、「才能が開花する」可能性があります。客観視を重んじる水瓶座の人々は、自分で自分の才能をなかなか、認めようとしません。内心では自信を感じていても、けっしてその自己評価を客観的事実として信じようとしないのです。水瓶座の人々が自信を得るのは、第三者や他者の評価あってのことです。この時期、たくさんのコミュニケーションの中で、あなたは色々な称賛の声を受け取るでしょう。それらはお世辞ではなく、「イジリ」でもありません。あなた以外の人々の眼差しに映る、正直なあなたの姿であり、まさに「客観的事実」です。自分で自分の才能を認識しなければ、それを磨こうとか、表に出そうという気持ちにはなれないはずです。この時期のあなたは、周囲の人とのコミュニケーションを通して、自分自身の才能を認めることができるようです。それには勇気が要るかもしれませんが、この時期のあなたはなにより、勇気凜々なのです。自分史上最高に勇敢なあなたとして、自分の才能を確かに「武器だ」と認識できる瞬間が、この下半期から2023年3月頃の中で、巡ってくるだろうと思います。


[時期について]

7月から8月半ばは「居場所が動く」時です。引越しや家族構成の変化など、大きな動きが起こりやすい時となっています。特に、この時期の「動き」は、突発的だったり、意外性を伴っていたりする傾向があります。普段は腰の重いあなたも、この時期は瞬発力を活かして「動く」ことができそうです。

7月後半から9月頭は、「人に恵まれる」時です。公私ともに出会いが多く、人と会う機会、関わる機会も増えるでしょう。普段「一人で行動している」という意識が強い人も、この時期はなにかと人とタッグを組んだり、パートナーとして動いたりすることになるかもしれません。人脈も拡がりそうです。

8月下旬から2023年3月は、「愛と情熱の季節」となっています。恋愛にはもちろん、熱い追い風が吹きますし、好きなことにどっぷり打ち込めるクリエイティブな季節でもあります。積極性、勇敢さ、チャレンジ精神が活きる時です。また、もともと知的好奇心の旺盛なあなたですが、この時期は一心不乱に学べる時期となるかもしれません。学びのテーマはずばり「自分の才能の開花・強化」です。自分の持ち前の才能や興味関心を活かせる分野で、急成長できる時なのです。心の望むことと、「勉強」とを正直に重ね合わせたい時間帯です。

9月から10月上旬は、経済活動に面白い動きが起こるかもしれません。たとえば、長らく貸していたものが帰ってくるとか、失ったものを取り戻せる、等のことが起こるでしょう。あるいは、誰かに贈り物をしたことが、巡り巡って自分への贈り物として「返ってくる」ようなこともあるかもしれません。「情けは人のためならず」の真意を実感できるような出来事が起こりそうです。

10月下旬から11月中旬は、大活躍の時間帯です。長らく目指していた目標を達成する人もいるかもしれません。念願のポジションに就く人、突然「大抜擢」される人もいるでしょう。意外な形でステップアップが叶う気配があります。

10月末から12月中旬は、お金について嬉しいことが多そうです。収入が増えたり、新しいスキルが身についたりする時です。大きな買い物をして大満足する人もいるでしょう。「心を充たすための稼ぎ方・使い方」を念頭に置くと、いい選択ができそうです。

11月半ばから12月中旬は、友達との関係が盛り上がる、とても温かな時期です。特に「シェア」できるものがたくさんあるようです。夢を語り合い、持てるものを分かち合って、自然に心の結びつきが強まります。愛についても嬉しい出来事が多いでしょう。あなたの働きかけに、相手が「応えてくれる」ような展開になりそうです。

12月から年明けは、懐かしい人と連絡を取り合うことになるかもしれません。身近な人、心を開ける相手と、素直な助け合いを通して、愛情を確かめ合えそうな時間帯です。


[愛について]

8月下旬から2023年3月まで、ずっと「愛と情熱の季節」が続きます。この間、愛のために行動すれば、あなたの願いはおおよそ叶えられるはずです。フリーの人もカップルも、愛のために行動し、場合によっては「闘う」勇気が湧いてくる時なのです。

「愛によって自分が変わる」「愛のために自分を変える」。たとえばそんな体験をする人が少なくないかもしれません。この時期の愛は、熱く、ある意味ハードです。これは、愛の世界でいやな思いをするということではなく、愛の流れの中で自分の中にあった人間的な制限、カベ、コンプレックスなどを乗り越えていける、ということです。この時期の愛は、決して穏やかで和やかなだけのものになりません。刺激的で、スリリングで、いろいろなことをあなたに要求してくるのです。たとえばあなたが「一般的にはこうだよね」「客観的にはこうだね」と語った時、この時期の恋人は「一般的とか客観的ではなく、あなた自身の思いはどうなの?」と聞いてくるのです。自分の中にある岩盤にドリルで穴を開け、その奥に潜む「主観」を引っ張り出してくるような、そんな作業を迫られるシーンがあるのではないかと思います。

たとえば、自分に自信がなく、恋人の前でつい自虐的なことばかり口にしてしまう人がいます。この人に、恋人が「自分の好きな人を悪く言うのはやめて」と言ったら、この人は「自虐癖」をどうするか、考えなければならなくなります。自分で自分をけなすことで、ある意味において自分を守ってきていたのに、その防御を解除することは、非常に怖ろしいことだろうと思います。でも、愛のためにその恐怖を乗り越え、自分を変えることができたとしたら、それは素晴らしいことのはずです。2022年下半期、水瓶座の人々の多くが「愛のために闘う」ことになります。その「闘い」の内容は、つまりこんなことなのかもしれません。愛する人と向き合った時、自分の中にある「変えるべきこと」が見つかります。あるいは、愛する人の中に「変えるべきこと」が潜んでいて、その部分にアプローチする人もいるかもしれません。いずれにせよ、それは愛のための闘いなので、愛はちゃんとそこにあります。

出会いを探している人は、自分から積極的に、精力的に行動を起こせるでしょう。この時期のあなたには、強い責任感と、自ら挑戦する勇気が備わっています。「じっと黙って待っていても、何も起こらない」という覚悟があるのです。実は、この時期はとても「出会いやすい」時となっています。チャンスを見つけやすいのです。あなたが少しアクションを起こし、「出かけていく」だけで、かなりの確率で出会いを見つけることができるでしょう。


[目標・仕事について]

「ビジネス」「取引」が勢いよく進展する時です。単に「役割を果たす」「責任を果たす」ということに留まらず、収入を得るための活動を「ビジネス」として捉え直し、それを拡大することができるのです。駆け引きや賭けの部分、「山っ気」のような気持ちが、この時期は大いに物を言うでしょう。「きちんと仕事をする」以上の気持ち、「なんとか工夫をして、もう少し利益を膨らませよう」という意欲が、この時期のあなたの仕事を好転させ、楽しくしてくれます。
自分で事業や商売をしている人、仕事の上で多くの取引を担っている人はもちろん、素晴らしい仕事の成長が期待できます。有利な条件を勝ち取れますし、新しい、有望なクライアントとの出会いもありそうです。ひろやかなコミュニケーションの中で、ビジネスの「種」や「ヒント」をつかめます。身内との対話も、とても重要です。

仕事のための勉強はとても捗ります。真に役に立つ知識や情報をどんどん吸収できますし、資格取得なども2023年半ばにかけて、とてもうまくいくでしょう。中には「学校に入る」ような選択をする人もいるかもしれません。スキルも人脈も強く大きくなり、戦う力が倍加します。

「アイデアを活かす」ことができる時でもあります。決まり切ったやり方を変えたり、自分なりのアレンジを加えたりして、大きな成果を挙げられます。「一般的な思い込み」を壊すのが上手な水瓶座の人々ですが、その力を活かす機会に恵まれるでしょう。あなたの工夫が、いつのまにか周囲の「新しい常識」に変わっているかもしれません。

特に忙しくなりそうなのは、7月から8月前半、10月下旬から11月です。


[家族・人間関係について]

2018年頃から居場所における「自由・自律」の流れが強まっており、2020年頃からは特に、孤独感に包まれている人も少なくないだろうと思います。その孤独感は、2023年3月頃には消えていきます。そろそろ出口が見え始めているのです。特にこの時期は「新しい身内」と言うべき存在が増える傾向があります。知り合いが友人に、友人が「身内」に変わっていくようなプロセスの中にあるのです。この時期「身内」となった人が、少し先に「家族」になる可能性もあります。
豊かなコミュニケーションに包まれる時期で、日々がとても賑やかになります。人に話しかける勇気が湧いてきますし、話しかけたらきっと、相手はあなたに対して、積極的な好意を抱いてくれるでしょう。

この下半期から2023年5月にかけて、「移動」する人もいるでしょう。引越しをしたり、誰かと同居を始めたり、といった展開になりやすい時間帯です。それによって普段の人間関係が大きく変わる可能性もあります。新しくいろいろな人とコミュニケーションをとり、世界を見る眼差しや価値観が一変するかもしれません。

特に人との関わりが活発になりそうなのが、7月後半から9月頭です。公私ともに出会いがありそうですし、「人に恵まれる」時期です。また、11月半ばから12月は交友関係が温かく盛り上がるでしょう。


[お金について]

2021年から、経済活動が一気に勢いを増しています。かつてより一回り大きなお金を扱うようになっている人が少なくないはずです。収入は上向きになり、大きな買い物に臨んできた人もいるでしょう。そうした、あなたの世界での「景気拡大」のような流れが、10月末から12月中旬に再度活性化します。欲しいものが手に入る、とても豊かなタイミングです。

この時期の「お金」「もの」は、単なる財に留まりません。あなたの心の動き、精神的な成長と直結しているのです。お金やモノは、時々、心の虚しさや寂しさを刹那的に充たしてしまうことがあります。一方で、お金やモノによって人生のある部分が、真に豊かになる場合もあるものだと思います。自分の物質的・金銭的欲望が、果たして心の空隙の埋め合わせのものなのか、それとも真の満足や幸福のためのものなのかは、なかなか判別がつきにくいところです。ですが、この下半期はその区別をつけやすいかもしれません。