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世の中には「自分には何もない」「何も持っていないし、自信もない、自分は何者にもなれない」と感じる人がいます。その一方で、「自分の中に何かがある」「まだ発見されないものがたくさん詰まっている」と感じる人もいます。前者と後者は、全く正反対のようでいて、どこか非常によく似ています。
2023年上半期、あなたの世界で、前者から後者へとセルフイメージがシフトするかもしれません。「自分はだめだ、もっと頑張らなければ」「これでは足りない」と感じていたのが、「自分にはたくさんの力や魅力があって、それをもっと外に出さなければならない」という思いに変わるのです。草木の生えないはげ山だと思っていたのに、実はその中に黄金の鉱脈
があるのが見つかった!といったシフトです。このシフトによって、たとえば冷たい自己否定が、熱い野心へと変わります。自分で自分を制限するような心の動きが、自分の中から何かを発掘しようとする心情へと変化するのです。
とはいえこの変化は、一気に完了するものではありません。まず3月に、自分への否定的な思い、自信のなさや疑念、疎外感や孤独感などが、ふわりと消えていくでしょう。寂しさや辛さから解放される人、ストレスやプレッシャーから解放される人もいるはずです。
そのあと、じわじわと情熱が胸の中に渦を巻き始めます。自分の中に「まだ発見されぬ、熱い何かがある」という確信が湧き始めます。この思いが本格化するのは、2024年以降かもしれません。それでも、これまで抱えていた冷たいばかりの大岩が、大地の地熱を伝えてくるのに気づく、といった変化は感じられるだろうと思うのです。
2022年半ば以降、あちこち動き回りながら「次の場所」を探し続けてきている人も少なくないはずです。移動を重ね、コミュニケーションを広げながら、「自分の居場所はどこだろう?」と考え続けていた人もいるかもしれません。この「居場所を探すプロセス」が、5月半ばまで続きます。そして5月半ば以降、今度は1年ほどをかけて「根を下ろすべき場所」にたどり着き、あたたかな人間関係に包まれることになるでしょう。
おそらくこの「根を下ろすべき場所」の探索は、2018年頃に始まっていたのかもしれません。いろんな場所に腰を下ろしてみては「ここかな?」「ここではないかも」と、試行錯誤を続けて来たのではないでしょうか。そのプロセスの中では、「どこも自分の場所だとは感じられない、自分のための場所など、この世界にはないのかもしれない」という、心に空っ風が吹き抜けるような心許なさを感じたこともあったかもしれません。ですが「その場所」は、あなたをちゃんと待っていたのです。そのことが解り始めるのが、この2023年5月からの時間です。実際、新しい場所に根を下ろしきるのは2026年頃になるかもしれませんが、トンネルの出口は2023年上半期に見え始めます。
たとえば「この人と暮らしたい」と思える誰かに出会えるのかもしれません。あるいは「この土地で生きていきたい!」と思える地域に巡り会えるのかもしれません。それが現実のものとなり、具体化するには、さらなる時間を要するかもしれませんが、「この人だ!」「この場所だ!」という出会いがあれば、夢の実現までの時間は、幸福そのものとなるはずです。
2022年8月末以降、愛の情熱を生きてきた人が少なくないでしょう。その延長線上に、「ともに暮らす人」がいるのかもしれません。さらに5月半ば以降、刺激的で明るい出会いの時間が待っています。恋愛に限らず多くの人と出会い、愛に溢れる関わりの中で、2020年頃から失われがちだった「心の熱」を、じわじわと取り戻していけそうです。
[時期について]
1月はキラキラの楽しい時間となっています。星座を問わずスローペースな年明けなので、ここは思い切って「やるべきこと」より「やりたいこと」を優先するのが合っているかもしれません。懐かしい人から連絡が来たり、かつて訪ねて楽しかった場所を再訪したりと、思い出の中から喜びや幸福の芽が見つかりそうです。
さらに1月下旬から2月はかなり忙しい時期となるでしょう。ここでの忙しさは、ある種の準備、新しいスタートのための助走のような意味を持っています。
2月は経済的に嬉しいことの多い時期です。形のないものにお金を使う、という傾向もありそうです。
3月は星座を問わず、人生の大きなターニングポイントが訪れやすいタイミングとなっています。特に水瓶座の人々にとっては、2020年頃からの孤独感、一人山道を登り続けるような「ひとりぼっちでの苦労」の感覚が、この3月を境に消えていくはずです。「ここまで頑張って来て、本当によかった!」と思えるような象徴的出来事が、この3月中に起こるかもしれません。
さらに、この3月から経済活動において「コツコツ石を積んでいく」ような時間に入ります。収入の途を長期的に盤石なものとするべく、小さな努力を時間をかけて積み重ねていけるのです。2026年頃までには、しっかりしたお金の流路が完成するでしょう。
3月半ばから4月頭は、居場所に愛が溢れる時期です。家の中が美しくなりますし、来客も増えるかもしれません。家族との関係はとてもあたたかなものになるでしょう。
3月末から5月はかなり忙しくなりそうです。いろいろなところから出動を要請され、たくさんのニーズを受け止めていくことになります。バタバタと駆け回る中で、「自分の持ち味はこれかもしれない」といった発見もあるかもしれません。
4月下旬から5月半ばは、帰省したり、懐かしい場所にいったん戻ったりすることになるかもしれません。自分のルーツを振り返るような体験を通して、心がリフレッシュしそうです。
5月半ばから2024年5月は、「居場所・家を造る季節」となっています。文字通り家庭を持つ人、家を建てる人もいるでしょう。引越や家族構成の変化などが起こりやすい時間に入ります。「幸せな家庭」を夢見ている人にとっては、夢が叶う時期と言えます。
5月末から10月上旬は、人間関係が盛り上がり、愛に溢れます。公私ともに素敵な出会い、関わりに恵まれるでしょう。パートナーシップにも愛が満ちて、とても楽しくなるはずです。「人に恵まれる」時間です。
[愛について]
2022年8月下旬から3月まで「愛の情熱の季節」が続いています。カップルは情熱的に愛し合える時です。さらに5月以降は「居場所・家族の時間」で、愛する人とともに暮らすこと、人生の場を形作ることに強いスポットライトが当たります。さらに5月末から10月上旬は、パートナーシップに熱と愛が流れ込みます。5月末から7月頭は真剣に向き合える時間でもあり、衝突もあるかもしれませんが、その後秋までは素晴らしい愛に包まれます。愛あるあたたかな世界を作っていく上で、強い追い風がたくさん吹いているのがこの2023年なのです。
愛を探している人は、ここでアクションを起こせば、望みが叶う可能性が高い時期と言えます。また、5月半ば以降は「居場所・家族の時間」となりますので、この上半期で出会った人と、2024年5月までに「家族になる」という展開も大いに考えられるのです。さらに、5月末以降10月上旬までは、パートナーシップの場所に愛の星・金星が入ります。この動きも、パートナーを探している人には非常に有望です。
2020年頃から孤独感が強かった人、自分に自信が持てずに愛について前向きに行動することができずにいた人もいるかもしれません。その、自分自身に対する冷たい否定的な眼差しが、この3月頭を境に「解除」されます。自分が自分をどう思うかはとりあえず棚に上げて、「自分から人を愛する」ことを考えよう、という思いに軸足を移せるのが、この3月なのです。愛に対する思いが内側から変わっていくタイミングです。
一方、去年の8月末から恋人やパートナーとケンカしがちだったという人は、2023年3月末以降、仲直りできそうです。仲直りのために最終的に真っ正面からぶつかることが必要になる、という人もいるかもしれません。その場合も、7月以降は幸せな関係を再構築できるはずです。
[人間関係・家族について]
2020年頃からの孤独感が消え、人に対する熱い思い、あたたかな思いを取り戻せるのがこの上半期です。人間関係が日に日に「温まってくる」のを肌で感じられるでしょう。人との関わりにおいて「雪解け」が起こるのですが、これは他人の態度が変わるのではなく、主にあなた自身の思いが変わるということなのだと思います。今まで固く閉じていた心の扉を、3月あたりから大きく開くことができるのです。
あなたの変化は周囲にもハッキリと伝わります。5月末から7月頭は人と熱くぶつかったり、議論したりする場面もあるかもしれませんが、それは非常に積極的な出来事と言えます。さらに6月から10月上旬は人との関わりが愛に満ちています。愛を受け取り、優しさを渡してゆくような、豊かなやりとりが生まれるでしょう。公私ともに人に恵まれる時です。
5月半ばから2024年5月は「家族・居場所の季節」です。家を持つ人、家庭を作る人も少なくないでしょう。引越や家族構成の変化が起こりやすい時間帯です。
すでにいる家族との関係も一気に好転します。家の中が賑やかになり、大事な話をたくさんできるでしょう。帰るべき場所、守るべきものの大切さを再確認し、さらに暮らしの場を豊かにしていけます。
[仕事・勉強・お金について]
・仕事について
過度な緊張感や孤独感が消えていく時期です。仕事についてもガチガチに力が入った状態から、いい感じでこなれた状態へとシフトしていくでしょう。周囲の人々ともいい形で頼り合えるようになります。心がほぐれ、仕事に対しても「心を開く」ことができるようになります。
また、熱い野心が湧いてくる時期でもあります。ここから2043年頃にかけて、精力的に活動を広げ、大きな力を手にする人も少なくないはずです。いろいろな制限が取り払われたところで、仕事に夢中になれそうです。
5月上旬、大きめの転換が起こるかもしれません。これまで積み重ねて来たことが実を結び、さらに大きな形に「化ける」ような変化が起こりそうです。一気にステップアップしたり、意外なポジションに抜擢されたりする人もいるかもしれません。
とはいえ、この上半期全体を通して、「仕事かプライベートか」と言えば、断然プライベートがメイン! という思いを持つ人が多いでしょう。家庭を犠牲にして仕事を優先するとか、自分自身の楽しみを後回しにするといったことは、この時期にはあまりフィットしないようです。人生には、様々なメリハリがあります。仕事の大チャンスを掴む時期もあれば、公私の「私」が大切になる時期もあるものだと思います。この2023年上半期、あなたの意識は「自分の世界」に向くだろうと思うのですが、それは決して仕事をおろそかにするということを意味しません。むしろ、ごく広い視野に立って、仕事の基盤とも言える個人的な暮らしを、しっかり作っていくことが必要な時期なのだと思います。
・勉強について
2022年5月から2023年5月半ばは、熱い学びの時間となっています。知的活動は大いに盛り上がり、多くを身につけることができるでしょう。学ぶことがとても楽しく感じられる時でもあります。手加減せず、ガンガン取り組みたい時期です。
たくさんの人と語り合うことで得るものがあります。旅によって学べることも多いでしょう。発信活動はとても発展的なものになります。知的好奇心の赴くままに、どんどん活動の幅を広げておきたい時です。
・お金について
経済力、財力を「コツコツ築き上げる」時期に入ります。2023年3月がその「最初の一歩」です。最初の段階では何もかもが不足して感じられるかもしれませんが、ここからスタートさせた経済活動が、2,3年後には大きなお城のような丈夫な活動へと育ちます。
経済活動において、かつてよりずっと大きな責任を引き受ける人もいるかもしれません。たとえば、これまで仕事においてあまり収支を考えていなかったのが、利益に責任を持つポジションを任される、などの展開があるかもしれません。あるいは、家族の中で自分がお金に関して「大黒柱」の役割を担い、精力的に働き出す人もいるでしょう。より大きな経済力を身につけるために、新しい努力をスタートさせられる時です。
お金について、シビアな気持ちが強まる人もいるでしょう。もっと節約しなければ、もっと稼がなければ、未来のお金はどうなるだろう、といった不安やストイックな制限の気持ちが湧き上がる可能性があります。ただ、この時期の「不安」は、その大半がナカミのない疑心暗鬼です。現実には、コツコツ貯金を始めるような、とても建設的で実質的な時間帯と言えます。「毎月3000円貯金しよう!」と決めて貯金し始めると、最初の数ヶ月は不安で仕方がありません。数年経てばまとまった金額になると解ってはいても、「まだ一万円にもならない!」という焦りが湧いてくるものなのです。でも、この焦りは、単なる「気持ちの問題」です。この時期の「経済的不安」の正体は、このようなものなのだと思います。長期的な視野に立ち、一歩一歩進むことを大切にすれば、無用の不安に苛まれなくて済むはずです。
短期的には、1月末から2月、お金に関して嬉しいことが多そうです。