2018年水瓶座の上半期の占い

アーカイブ記事

社会的立場の大変化、心を縛るものからの自由。

2018年上半期、水瓶座の人々の多くが「大勝負」に出ることになりそうです。あるいは、この「勝負」の本番は下半期に置かれているかもしれませんが、たとえば進学に際しての受験が1年ほどにわたる長期的な「戦い」になるように、上半期からすでに戦いは始まっているはずです。どんなスポーツでも、勝負ごとでも、試合の瞬間だけが「勝負」ではありません。その前の準備や訓練の段階から、すでに十分「勝負」です。2018年上半期の水瓶座の戦いは、まるで「世界から戦いを挑まれている」ような、スケールの大きなものとなるでしょう。あるいは、社会的立場が大きく変わってしまうような、人生の転機ともいえる勝負でもあるはずです。仕事や対外的な活動で大成功したり、社会的な肩書が変わったりするかもしれません。独立したり、今までまるで経験のない業界に飛び込んだりする人もいるでしょう。

このような占いを読んで、ある方から、こんなご質問をいただきました。「社会的な立場が変わり、大成功をする、という占いを読んだのですが私は、これから初めての出産をひかえていて、会社を辞め、子育てに入る予定です。ぜんぜん占いが当たっていないような気がするのですが。」占いはもともと、当たるも八卦当らぬも八卦で、当たらないこともあるわけですが、この方に関しては、私は「当たっている」と思いました。なぜなら、出産は決して、自分個人だけのイベントではないからです。子供を持つことで、それまでに接点のなかった育児や教育の世界と関わることになりますし、「母」という新たな社会的立場を手に入れることになります。おそらく、いろいろな場所で「〇〇ちゃんのママ」と呼ばれることになりますがこれも「社会的な肩書」の一つです。出産や育児を「プライベートなこと」と考える向きが少なくありませんが、世の中の未来を変えていくのは、子育てです。出産と育児を通して、社会観や政治観が変わる人は少なくありません。出産と子育ては、十分「社会的立場の変化」であり、「肩書の変化」だと思うのです。そのように、2018年、「会社勤め」のようなことだけでなく、結婚や出産、介護なども含めた、もっと大きな意味で、「社会的立場の変化」を経験する人が少なくないはずです。

さらに2018年上半期は「移住」が視野に入るかもしれません。この「移住先」は、まったくの未知の世界となるようです。「遠い世界」といえば自然に「宇宙」を思い浮かべる人も多い水瓶座の人々ですが、比喩でも「宇宙船に乗り込む」ような経験をしていく人が少なくないでしょう。ここから2026年くらいまでの中で、過去に根を張った場所を離れて、あらたに「根を下ろせる場所」を探してゆくことになるかもしれません。これまでもいろいろな場所を転々としてきた、という人は、この2018年上半期以降、「転々とする」ことを辞めて、理想の巣を作ることが視野に入るのではないかと思います。

「居場所」は、人を守る場所であると同時に、人を縛る場所でもあります。家族の事情から家を離れたくても離れられなかったり、財産や慣習、地域の事情などで、土地そのものに縛り付けられていたりする人もいます。そうした「自分を縛る鎖」としての環境があるならば、この2018年上半期以降、あなたはその世界から自分を切り離し、重力圏を脱するように、飛び立てるでしょう。水瓶座の人々は、なによりも自由を必要とする人々ですが「自由」を構成する要素には、意外なものも含まれます。家族から離れることで自由になる人もいれば、家族を得ることで自由になる人もいるのです。2018年上半期以降、他者が身内に変わることで「新しい自由」に出会えるかもしれません。

・時期について
年明けは非常に忙しい一方で、「密かにいろいろな事を企画する」ような、不思議な静けさもあるかもしれません。大きなプロジェクトに取り組んだり、重要なポジションで目立つ活躍をしたりする時期ではあるのですが、華やかな活動に取り組めば取り組むほど「ここで密かに仕込んでおくべきことがある」という意識が強まるのではないかと思います。1月下旬、お誕生月が巡ってくる頃には一気に「新しいことを始めよう!」という雰囲気が湧いてきます。「密かに企画」するモードから、「みんなでワイワイ相談しながら決める」モードへとシフトするのです。ここで、これまでに一人で考えてきたことが大いに物を言うでしょう。

2月は経済面で嬉しいことの多い時期です。これからやっていきたいことのための資金が集まるなど、未来に繋がっていく手答えが感じられるでしょう。さらに、2月半ばには不思議な「ミラクル」が起こる気配があります。1月末から2月半ばにかけて、誰かとの関係性がドラマティックに変化したり、あるいは誰かの存在があなたの人生を「牽引」してくれるような動きが起こったりするかもしれません。

3月から4月は、フットワークの良い時期です。どんどん動いて行動範囲を拡げられるでしょう。特に、過去に一度通り過ぎただけの場所を再訪することで、そこが普段の「テリトリー」の一つとなったり、あるいは「第二の故郷」ができたりするかもしれません。一つの場所、一人の人をただ一度通り過ぎて満足するのではなく、何度も通って得られるものがあるようです。

さらに4月は、「居場所」「家族」「一人で過ごす場所・時間」にもスポットライトが当たっています。どんな場所に住みたいか、どんな世界で生活を積み重ねて行きたいか、ということを考え、今ある住処に様々に手を加えることができそうです。

5月からは非常に熱い時間に入ります。ここから11月頃に跨がって、大きな「勝負」に挑む人が少なくないと思います。特に、自分自身の足で立ちたい、自分を試したい、という思いが強まりそうです。自分を取り囲んでいる世界から、ロケットのように飛び出して行きたい、という思いも強まるかもしれません。

6月は非常に実務的な雰囲気がある一方で、「人」に恵まれる時期でもあります。あなたの熱量を受け止めてくれるような、温かく懐の深い人物に出会えるかもしれません。2018年を通じて、水瓶座の人々は熱心に自分自身を試していくことになりますが、そんな緊張感に風穴を開けてくれるような「だれか」に出会えそうです。

・愛について
恋愛に限らず、過去1、2年の中で「少し寂しいな」という思いをしていた人が多いのではないかと思います。仲間や友だちの輪から少し離れてしまったような、お祭りの後のような寂しい気分を味わっていたのではないでしょうか。そんな、どこか人恋しいような状態が2018年に入るころ、消えていきます。今のところパートナーもなく、恋もしていない、という人も、2018年上半期、人間関係全体がふわりと温かさを取り戻すのに従って、徐々に「人」の姿が視野に入り、心に響くようになってくるでしょう。

すでにパートナーがいる人は、この時期は非常に忙しいので、お互いの取り組みをどこまで応援しあえるか、ということがテーマになるかもしれません。一つの目標をひたむきに追いかけているとき、パートナーシップが支えになるか、それとも逆に邪魔に感じられるかは、とても重要な愛の分岐点です。あなた自身、相手に対して思いやりを傾ける余裕がなくなることがあるでしょうし、相手もまた、あなたの必死さが理解できない場面があるかもしれません。そんなとき、敢えて時間を取って心を尽くし、お互いの取り組みを理解し合おうという態度を示せれば、切っても切れない信頼関係がまた一回り、大きく育つでしょう。

そうした機会を得やすいのが、1月下旬から2月半ばです。お互いの関係の中にある「開かずの扉」を開くことができるようなタイミングと言えます。フリーの人、意中の人がいる人も、ここは何らかの扉を開くことができる時です。逆に、しがらみや腐れ縁を立ちきりたい人にとっても、何らかのアクションのきっかけを掴めるでしょう。4月下旬から5月半ばも、愛に強い追い風が吹きます。さらに6月も好ましい時期です。

・住処、家族、人間関係について
家族や身近な人との関係、あるいは住処に関して、この2018年から2026年にかけて、大きな「変革」を起こすことができます。2017年までの住環境や生活環境とは全く違った世界が、2026年頃には完成しているでしょう。その「最初の一歩」を踏み出すタイミングが、この上半期の5月半ばに置かれています。「居場所」は土地や建物だけでなく、なにより「人間」でできています、家族はもちろん、一人暮らしであっても、近所の人々との関係などもすべて「居場所」の構成要素です。そうしたものとの「出会い」が、5月半ばから静かに始まっていくでしょう。

あるいはそれより少し前、3月頃から出会いのキッカケを掴み始める人も少なくないだろうと思います。

人間関係については、1月下旬から2月半ば、6月に動きがありそうです。また、交友関係や仲間との関係、チームワークなどに関して、1月後半から3月半ばにかけてかなり精力的に取り組むことになるかもしれません。2015年頃からそうした「仲間」との関わりはどこか冷え込んでいたようなところがあるのではないかと思いますが、この時期は一転して急激に熱がこもってくるはずなのです。

・仕事、勉強について
仕事は非常に忙しい時期です。2018年を通して、大活躍の多忙な時間が続きます。ここで言う「仕事」は非常に広義のものですが、だれから見ても「忙しそうだな」と思われるようなハデな状態が続いていくでしょう。特に年明けは、情熱のすべてを賭けて挑みたいような目標がキラキラと視野に入っているはずですし、5月半ば以降は文字通り全身全霊で勝負していくことになるはずです。この「勝負」は断続的に11月頃まで続いていく長丁場のプロセスなので、その入り口にあたる5月から6月は、「長く走るための条件」を様々に整える必要もありそうです。たとえば給水所などの設備も重要ですし、そもそも走るペースが速すぎると、途中で立ち止まらざるを得ません。どのくらいのスピードならゴールまでたどり着けるのか、そのことを考えながら日々のサイクルを作っていくことになるでしょう。勉強に関しては、2011年頃から学び続けて来たことがあれば、そろそろ最終局面に入るようです。完全に収束するのは2019年3月ですが、2018年はその「仕上げ」のような作業が着々と進んでいくでしょう。ただ終わらせるだけでなく「その先」に結びつけていく作業も必要になるはずです。この上半期で言えば3月から4月が、勉強に関して「大きくまとめ上げていく」のに重要なターニングポイントとなっています。復習し、予習し、計画するような作業が必要になるでしょう。

・お金について
2月から3月に動きがありそうです。少し嬉しい展開の気配もあります。この時期は冒頭から述べたように、非常に忙しく、また、その忙しさが大変華やかでもあるのですが、あなたの中には経済的な野心もそこにたっぷり含まれているはずです。ここでの忙しさや活躍は、ちゃんと経済的な利益に結びついてゆくことになっています。

・健康について
密かな悩みや慢性的な不調に「耳を澄ませる」ことができる時です。人には理解されないような悩みに関して、じっくり「手を打って」ゆける時期なのです。また、5月以降は特にワーカホリックになりやすいかもしれません。自己過信してしまうと、突然の体調変化に繋がりやすいので、注意が必要です。忙しい時、水瓶座の人々はなぜか、体調不良に鈍感になりがちです。忙しい時ほど自分の生身の声を聴き、理屈をこえてその声を理解しようとすることが大事だと思います。「疲れているのかな?いや、そんなに疲れるほど動いていないから、疲れているはずがない」などの「説得・分析」は、意味がありません。リクツよりもまず、感覚を重視することが大事です。