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公私ともに、大きな転換期のまっただ中にあります。
特に、公私の「公」の部分は、ほぼ2018年いっぱいを通しての転換であり、この下半期は後半戦です。
一方の「私」は、年内に一気に駆け抜ける部分と、
2019年から本格化していく「変革期」の入り口とが、ちょうど重なった状態にあります。
何らかの大きな目標に向かう華やかな動きと、自分を縛る「目に見えない力」から離脱したいような思いとが
複雑に絡み合って、この下半期のあなたを内側から熱く、動かしていくだろうと思います。
幼い子どもは「ケーキ屋さんになりたい」「パイロットになりたい」など、言わば「変身」の夢を描きます。
そういう存在になり、そういう役割に身を置けば、
当然、ケーキの製作や飛行機の操縦ができるはず、というイメージです。
しかし成長して私たちが直面するのは、
たとえば魔法少女が変身して魔法を使う、というような具合にはいかない、という現実です。
「そういう人・存在になる」ということが、「それができる」ということにはならないのです。
むしろ「それができるようになる」と、自然に「そういう人・役割だと受け止められる」ことになります。
「作家になる」のではなく、何らかの作品を作ることが、「作家として認められる」ことにつながります。
「画家になれば絵が描ける」のではなく、絵を描いていくうちに、いつの間にか画家になれるのです。
親になったから子育てができるというわけではなく、悪戦苦闘で子育てをしているうちに、
いつのまにか、親としての自分を認められるようになります。
「なる」ことと「する」ことでは、つねに「する」ことのほうが先に立つわけです。
2018年下半期、水瓶座の人々はおそらく、それを体現することになるでしょう。
何かを成し遂げようとし、さらにそれに取り組んでいるうちに、
自然と、肩書きやポジション、周囲から認められる立場などができあがっていきます。
たとえば、新社会人であるあいだは人から指示を受けて動くことが多いはずですが、
だんだんに、自分で決めて動く事が求められるようになり、
さらには自分から人へと指示を出すことが必要になっていきます。
アクションの形式やフローが、先へ進めば進むほど、変化していくのです。
この時期はそんな、「アクションの形式やフローの変化」も起こるかもしれません。
何らかの型にはまろうとするような行動様式を、自分から枠を作ってみる様式に変えることができます。
人のサポートをするありかたから、自ら先頭に立つスタイルへと変えることもできるでしょう。
行動の変化が「使命」の内容を変え、あなたの生き方を大きく転換させてゆくでしょう。
「する」ことが変わると、別のものに「なれる」のです。
「もっと自分に合った世界に住まおう」ということも、この時期浮上する大きなテーマの1つです。
公私ともに、「より自分本来のあり方にあった世界に身を置こう」という意識が強まり、
そのテーマに向かって動き出せるでしょう。
今あなたの元に時間をかけて滞在している「火星」という星は、情熱と戦い、行動の星です。
水瓶座の人々は本来、あまり戦いを好みませんが、戦うとなれば徹底的に動くところがあります。
この時期、あなたが世界に、そして自分自身に対して挑む戦いには、
徹底的な、決定的な意志が、一本の柱のようにすぱりと通っている印象があるのです。
・時期について
7月から8月にかけて、人間関係にじっくり取り組むことになるでしょう。旧交を温めることができますし、誤解を解いて関係が復活しやすいタイミングでもあります。普段頻繁に会っているような親密な関係が「一時停止」になる場面もあるかもしれませんが、これは8月半ばを過ぎれば正常化するはずです。
8月は特に、誰かに会うために遠くまで出かけることになるかもしれません。逆に、遠くからだれかが、特にあなたに会うことを目的として、訪ねて来てくれるかもしれません。距離を超えた会見・再会が、新しい希望に繋がっていくようです。
9月から11月前半にかけて、とにかく忙しい日々が続くでしょう。大活躍できるときですが、それが自覚できないほど、嵐のような忙しさに包まれるかもしれません。また、自分の意志で新しい社会的ポジションに立つ人もいるでしょう。この時期は「幸運」というような言葉が生ぬるく感じられるほど、スリルに溢れる、熱い季節となるはずです。掲げた目標が大きければ大きいほど、手に入るものも大きくなります。
10月は特に「昔取った杵柄」のような場面がありそうです。かつて得意だったことを任されたり、経験を活かす場に恵まれたりする時です。また、かつての「チーム」を再結成するようなことになるかもしれません。
11月は、ほっと一息つけそうです。ここまでの嵐のような忙しさから脱し、今まで起こったことを落ち着いて整理できるようになるでしょう。未来のことも見えてきますし、経済面での見通しもつきはじめます。新しいポジションにようやく慣れて、自分の意志で物事をハンドリングできるようになる、という人もいるはずです。
ここから2019年にかけて、大いに「人」に恵まれる時期がやってきます。また、純粋に「うれしい!」と思えることも増えていくでしょう。
12月も11月に引き続き、安定感のある日々を送れそうです。経済面では大胆なアクションを起こす人も多いかもしれません。比較的気軽にチャンスを掴んで、すぐに結果を出す、といった場面もあるでしょう。友や仲間に囲まれた、幸福なクリスマス・年末となりそうです。
・愛について
7月から9月頭にかけて様々な動きが起こりそうです。
特に、失ったと思った愛が「戻ってくる」ような時期と言えます。倦怠期にあるカップルがお互いへの愛を再確認したり、一度距離を置いた相手ともう一度やりなおすことを決めたりと、「修復する・再生する」ような動きが起こりやすいタイミングと言えます。特に7月後半に、重要な場面が巡ってくる気配があります。
さらに11月以降、ふわりとやわらかな追い風が吹いてくるでしょう。愛をどのように育てればいいか、そのポイントが掴めそうです。フリーの人は11月以降に、交友関係の中から新しい愛の芽を見つけられるかもしれません。
また、上記2つの時期には、旅先で愛を見つける人も多そうです。カップルも、旅行やともに学ぶ時間を通して、愛を育てられるでしょう。あるいは、出張などで一時的に距離ができ、相手と文通を躱したりするような場面で、愛を見つけることもあるかもしれません。
・住処、家族、人間関係について
家族に対して新しい眼差しを向ける人が多いでしょう。これまでとは違った関わり方を試みたくなるかもしれません。集団としての結束を強める、と言う方向ではなく、むしろ個々の自由を尊重し、一人の人間として、家族一人一人とどのように関わりを強めるか、ということが眼目となるでしょう。
また、家や家族に縛られていることに苦痛を感じてきた人は、この時期思い切って独立できる気配もあります。もっとも、このような動きはこの下半期だけのものではなく、2019年3月以降に本格化し、2026年頃まで続いていく、長丁場のプロセスです。
この下半期は、あなたの「目標」に非常に強いスポットライトが当たっています。そのため、あなたの努力や活動を家族がどう受け入れ、どうサポートしてくれるか、ということがテーマとなる可能性があります。
全面的にバックアップしてくれる場合もあれば、単に「ジャマしない」というスタンスを示される場合もあるでしょう。あるいは、あなたの目標を認めてくれなかったり、活動を縛るような条件を提示されたりした場合、あなたとしては何を優先すべきか、考えることになるはずです。
おそらく、あなたの目指すものを受け入れてもらえなかった場合は、ここから2019年にかけて、居場所からの離脱を試みることになるのではないかと思います。
・仕事、勉強について
2018年は仕事や対外的な活動に関して、大きなチャンスの巡って来やすい時期です。キャリアのターニングポイント、と言っていいような、仕事に関する人生の山場と言えます。
仕事で大活躍する人もいれば、仕事から離れて別の社会的な役割を果たすことに専念する人もいるでしょう。たとえば子育てや介護なども、立派な「社会的活動」です。結婚や出産も立派な「社会的立場の変化」と言えます。
ここでポイントとなるのは「目標を掲げること」です。自分が望んだことを目標として掲げ、それを目指す、という方針が必要です。目標を掲げない場合は、周囲の期待に応えるためだけに動いたり、自分の望みに気づけぬまま、予期しない形で責任だけを背負い込む、といったことにもなりがちです。
あるいは、「できるとわかっていること」の中で小さく収まってしまう、ということにもなりかねません。この時期、敢えて背伸びをするような方向に自分を持っていくと、今起こっている流れを上手く掴めるでしょう。
追い風は、動いている人をラクにしてくれますが、立ち止まっている人には辛く感じられる場合も多いものです。もちろん、立ち止まったままで追い風を「やりすごす」ことも一つの判断ではあります。でも、この時期のあなたはおそらく、ある方向に動いていくことによって、その風を追い風として「使う」ことになるはずです。
勉強や研究活動、取材・発信活動に関しては、特に8月から9月頭、11月から12月頭に強い追い風が吹くでしょう。やる気が出てきますし、不思議な出会いに恵まれるはずです。また、この時期学んだことはすぐに「役に立つ」はずです。勉強や知的活動に関しても、目標をできるだけ高く掲げることによって、この時期の風を上手く自分の帆に受けられるはずです。
・お金について
7月、人のサポートによって調子が上向きになるかもしれません。
さらに11月から12月にかけて、経済活動において「勝負」する時期が巡ってきます。収入を増やすために行動を起こす人もいれば、大きな買い物に臨む人もいるでしょう。
仕事や対外的な活動において、この時期はきちんと報酬のことを考え、必要な条件を整えていける時です。「薄給でもやりがいがあれば良い」「無報酬でも未来に繋がれば良い」といった発想は、この時期にはあまり合わないかもしれません。むしろ、将来を考えれば考えるほど、経済的な条件についての交渉からは手を抜けない時です。「ガマン」「遠慮」をしないことが大切です。
・健康について
非常に忙しい時期ですので、ワーカホリックになる人も少なくないでしょう。体に負荷をかけすぎると、体調不良が「突然」やってくる傾向のある時期ですので、注意が必要です。また、疲労やストレスからのケガや事故にも注意したいときです。きちんと休養をとり、「スピードの出し過ぎ」にならないよう、意識的にゆっくり進むことも大切です。
7月半ば、生活のあり方や働き方、日常的な役割分担などについて見直すチャンスを掴めます。今の自分の体に合ったリズムを作れる時です。