2020年水瓶座の下半期の占い

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2020年12月に開く、新しい人生の章の、大きな大きな扉。

この下半期を通して、水瓶座の人々にとってもっとも特徴的な星の動きが起こるのは、
やはり2020年12月半ばです。
あなたの星座である水瓶座で、木星と土星という、言わば「時代」を扱う星が重なり合うのです。
この動きは、どの星座の人にもビビッドな転機として体験されるだろうと思うのですが、
もちろん、もっとも純粋なインパクトを感じるのは、ほかならぬ水瓶座の人々であるはずです。
でも、ここで起こることは「12月になるまで一切、内容がわからない」ようなものではありません。
むしろ、2020年3月後半から7月頭にかけて、既にその一部が垣間見えています。
ですから、あなたは年末の転換点に向かって着々と準備を重ね、計画を立てることができるはずです。
さらに言えば、水瓶座の人々にとっての「大転換点、人生のターニングポイント」は、
2020年年末「だけ」ではなく、2020年12月から、2021年です。
2020年の年末はあくまで、「ターニングポイントへの入り口」であり、「扉」のような時間なのです。
扉の向こうでは、結婚、転職、独立、引っ越し等々、人生の重要なイベントが何でもありです。

あなたは、今の自分に満足しているでしょうか。それとも、不満を抱えているでしょうか。
もしかすると、今という時間があなたにとって「離陸直前の時間」であることを、
すでに十分感じとっている人も多いのではないかと思います。
であれば、いろいろなことを学んだり、調べたり、考えたりと、離陸に向けてみっしりと、
内容の濃い日々を過ごしているあなたがいるはずです。
2020年下半期は、実はすばらしい「学びの季節」でもあるのです。
一人黙々と書物や資料に向かって学ぶ人もいれば、
いろいろな人と激論を交わし、自分の考えを鍛え上げていく人もいるでしょう。
現代の日本では、対話や議論を「あまり得意でない」という人も少なくありません。
ケンカのようになってしまったり、相手の反論を人格否定のように捉えてしまう向きもあります。
相手の意見によって自分の意見を変えることを「怖い」と感じる人もいます。
でも、この時期のあなたは、むしろ自分と違う意見を持つ人と対話を重ね、
新しい価値観を「インストール」することができるようです。
あるいは、自分の知らない世界について誰かに教えてもらうことで、
年末からの「ターニングポイント」へと、自然に導かれていくことになるのかもしれません。
身近な人と、「ずっと話すのを避けてきたテーマ」があれば、それを語り合う機会を持てる可能性もあります。
家族や幼なじみ、ごく親しい人々と、ときに激論を交わしながら、心を重ね合わせていけるかもしれません。
2020年12月、あなたが開く扉は、とても大きくて、その向こうに広がる世界も、限りなく広大です。
その直前に、「身近な人と語り合う」「情熱的に学ぶ」時間が置かれているのは、どうしてなのでしょうか。
扉を開いた、その向こうに広がる世界で、たとえば「自己紹介」をする場面があるとすれば、
そこで語るべき言葉を、2020年下半期の対話の中から、見つけ出せるということなのかもしれません。

・時期について

4月から8月頭まで、すばらしい愛の季節となっています。恋愛に限らず、好きなことに没頭できますし、夢中になれるものに出会える機会もあるでしょう。遊びや趣味の活動も盛り上がります。

8月から9月頭は日々の暮らしを明るく変えていける「生活改善」のタイミングです。健康上の問題を抱えている人は、状況が好転するかもしれません。
人の世話をしたり、またお世話してもらったり、という場面で、深い喜びを感じられるかもしれません。

9月から10月頭は、「人に恵まれる」時期となっています。人間関係がゆたかになっていくでしょう。人から学ぶことも多そうです。

10月は経済面で面白い動きがありそうです。素敵なギフトを受け取れる場面も。

11月から12月前半は、仕事や対外的な活動において、かなり忙しくなるでしょう。自分には合わないな、と思えるような任務も、なんとかこなしていくうちに得がたい体験となるかもしれません。

12月半ば以降は、前述の通り、大スケールの人生の転機が巡ってきます。ここから2021年にかけて、人生にそう何度も起こらないような、目立ったイベントを経験する人が多いでしょう。より自由に、より自分らしく生きるために、思い切った選択を重ねていける時間に入ります。

[テーマ別ひとことコメント]

・愛について

2020年4月から8月頭は、水瓶座の人々にとってすばらしい「愛の季節」となっています。5月頃までは外に出ることが難しく、「愛」を実感しにくかった人もいるかもしれませんが、むしろ「会えない時間」と向き合うことで、一緒にいられることのすばらしさを実感し、愛を深めた人もいるのではないかと思います。
6月から8月頭は、会えない間に深まった愛を互いに表現し会える時間となるかもしれません。

愛を探している人も、この下半期はチャンスが多いでしょう。6月から8月頭は、出会いや「再会」に恵まれやすい時期です。また、9月から10月頭、10月末から11月前半、11月後半から12月前半も機会を掴みやすいタイミングとなっています。

12月後半以降は前述の通り、何があってもおかしくない人生の転機となっています。愛する人に出会い、パートナーを得る人もたくさんいるはずです。

・住み処、家族、人間関係について

「自由」というもののすばらしさをもっともよく知っているのが、水瓶座の人々です。2019年頃から、そんな水瓶座の人々は「居場所における自由」「暮らしの自由」を追求する時間に入っています。
一人暮らしを自由と感じる人もいれば、家族と一緒に暮らすとき、もっとも大きな自由を生きられる人もいます。また、現代ではシェアハウスや複数拠点での生活など、かつてない暮らし方に充実と安心を感じる人も増えているようです。
水瓶座の「自由を追求する時間」は2025年頃まで続きますが、その前半の中にあるこの下半期は「望ましい居場所のあり方を探していく」試行錯誤の時間となるかもしれません。2020年前半は「あちこち居場所を探して歩く」ようなことが難しかったわけですが、年の後半は多少、身動きが取りやすくなるようです。前半に「今いる場所に閉じ込められる」ような経験をしたことで、「本当に自分に合った居場所を探そう」という思いが強まった人もいるかもしれません。ゆえに、下半期は「住み処の移動」を模索する人が少なくないだろうと思うのです。

身近な人との人間関係はいろいろな意味で「熱い」ものとなりそうです。兄弟姉妹や幼なじみなど、ごく身近な人々と議論したり、ときには衝突したりすることもあるかもしれません。ですがその「出口」に、かつてなくあたたかく強靱な関係が待っています。

他者との関わりについては、7月下旬から10月頭にまたがって、嬉しいことが多いでしょう。理解者や好意を示してくれる人に恵まれそうです。

・仕事・勉強について

6月から7月、そして9月下旬から11月に、「仕事」というものと、じっくり向き合うことになるかもしれません。これまでの実績やこれからやりたいことを突き詰めて見直したり、普段の働き方を振り返ったりできる時期です。
「じっくり見つめ直せる」ということは、上記の期間「ちょっと立ち止まる」感じもあるかもしれません。停滞感・後退感を覚えたり、同じことを繰り返している感じがしたり、あるいは、「どうすればいいかわからない」という無力感に苛まれたりするかもしれませんが、それは実は「仕事の本質に向き合う」ための、重要な機会なのです。
上記の2つの時期は、前進を焦らず、あなたの得意な「丁寧に、じっくり考え、学ぶ」というプロセスにどっぷり浸かることで、結果的により望ましい道を発見できるはずです。

勉強に関しては、情熱的にガンガン取り組めるときです。学ぶことや研究活動において、ある種の闘志を燃やせるでしょう。たとえば「受験戦争」などと言われるように、勉強において闘う情熱を感じることがあるものです。この時期は特に、そうした意識がわきやすいかもしれません。
2020年12月からの壮大な転機を控え、「準備」としての勉強を進める人もいるはずです。どんなことでも、何か新しいことを始めるときには、事前に学ぶことが必要になるものなのだと思います。

・お金について

たとえば不要品をフリーマーケットサイトで売ったり、読み終わった本を古書店に売ったり、ということはとても一般的です。また、個人でちょっとした仕事を請け負ったり、友達の活動を手伝ったりして、副収入や謝礼を受け取ることも、昨今ではやりやすくなっているようです。この下半期、水瓶座の世界では、個人でのこうした「経済活動」のバリエーションが広がっていきそうです。
お金は個人の世界では「稼いで、貯めるもの」という考え方もありますが、社会的にはどんどん動かして、巡らせていく「血液」のようなものです。血の巡りが悪くなると、人間は具合が悪くなります。それと同じように、経済活動という循環が止まると、社会や生活が成り立たなくなってしまいます。2020年下半期の水瓶座の人々は、経済的な「流れ」や「取引」、つまり「動き」を重視し、活性化させていくことを考えるようです。
多くの情報に触れ、コミュニケーションを広げる中で、経済活動の幅も広がっていきます。自分の経済活動自体を、広い意味で「コミュニケーションのひとつ」と捉えていく人もいるはずです。