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2023年春くらいから、不思議な孤独を感じてきたでしょうか。
周りにたくさん人がいて、いつも通り優しくしてもらえているのに、なぜか「自分の気持ちは、誰にもわからない」という思いを強くしてきたかもしれません。
あるいはより積極的な意味で「今は、自分の心の中に、誰も踏み込んできて欲しくない」と考えてきた人もいるだろうと思います。
孤独を感じること、一人になることを、今の世の中では非常に忌避する向きがある一方で、多くの人が「自分は孤独だ」「本当には誰とも繋がっていない」と感じています。社会から孤立し、ゆえに「生きづらさ」を感じている人がたくさんいます。
ですが少なくとも、この時期の魚座の「孤独感」には、特別な意味があるようです。
というのも、人間は自分だけの大切な想いを、しっかりと心に温め、根付かせることで、人としての強さや深さを手に入れるものだからです。
自分の世界を守り、その中に大切な想いを育てる作業が、今のあなたの中で着々と進んでいます。このことには、損得や世俗的な利害は、一切絡んでいません。
人間の人生を価値あるものにするのは、自分だけの大切な想いを育てる作業です。
誰に見せるためでもない、何の目的もない、ただ自分にとってだけ大切な想いがあり、その思いを静かに、ひたむきに生きることが、この時期の大きなテーマのひとつです。
とはいえ、2024年上半期の魚座の世界は、決して「静か」ではありません。
あなたの心の奥の神殿には、神秘的な静けさが保たれているのですが、あなたを取り巻く環境はむしろ、たくさんの声でにぎわっています。ゆたかなコミュニケーションが生まれ、様々な人がそこに参加してきて、あなたの周りには常に、ハッピーなコミュニティのようなものが形成されているはずです。
にぎやかな会話の輪の中で、あなたの心は限定的に開かれます。細く開かれた窓からも、新鮮な風はスルスルと入ってきて、光が射し込み、心が明るくなります。
内心の孤独感と周囲のにぎやかさのコントラストは、この時期のあなたにとって、不思議と違和感なく受け入れられるようです。
たとえば、寒い冬こそ「あたたかさ」が際立って感じられます。暗い夜こそ「灯火の明るさ」が印象に残ります。それに似て、心の中に静かな神殿を守った状態だからこそ、周囲の人々の語る言葉の深い意味が、敏感に受け取られてゆく、ということなのかもしれません。
2023年半ばからの「学びの季節」「旅の季節」が、2024年5月末まで続いています。
引き続き、色々な場所に出かけてゆくことになるでしょう。
特にこの上半期は、電撃的な出発、意外な場所への訪問の気配があります。
びっくりするような人物から誘われたり、招待されたりすることになるかもしれません。
想定外の人が「師匠」になってくれる、といった展開もあり得ます。
今まで全く興味がなかった分野に、一気にのめり込む人もいるでしょう。誰かに誘われて何となくついていった場所で、ライフワークに出会う、といったことも起こりそうです。
「犬も歩けば棒に当たる」という諺は、いい意味でも悪い意味でも使われますが、少なくともこの時期の魚座の世界では、この諺が望ましい意味で当てはまります。
外に出て動けば動くほど、「何か」に出会えるのです。出会いは、すべて偶然です。偶然は、選択できません。今の世の中ではなんでも条件で選べるかのように思われていますが、この時期は「素敵な偶然を探しにゆく」という方針がフィットするようです。
3月末から4月頭は、あなたの星座に星がぎゅっと集まる、特別な時期となっています。
新しいことをどんどん始められますし、新しい自分に「変身」する人もいるでしょう。また、これまで背を向けてきたものに対し、ふり向く勇気が湧いてくるのかもしれません。許せなかったことが少しだけ許せるようになったり、許容範囲が広がったりする気配もあります。
また、3月から5月にかけては、お金やモノに関して「取り戻せる」「回復する」ものがありそうです。失ったものを取り返したり、過去の損を取り戻したりする人が多いでしょう。経済活動全般を見直し、お金の流れを根本的に立て直す、といった試みもできそうです。
[時期について]
年明けから2月半ばは、仲間が増える時です。友達と会う機会が増えそうですし、友達の友達が友達になってくれるような、人の輪の広がりがあります。
また、新しい夢を見つける人もいるでしょう。2008年頃からの夢がひとつの完成形に至り、「次の夢を探そう」という思いがふわりと湧いてきそうです。
1月下旬から3月中旬は、隠れた問題にスポットライトが当たります。慢性的な悩み、一人で抱え込んできた問題が、ここで劇的に解決に向かうかもしれません。長い間の内なる謎、疑問を、自ら開いて解き明かそうという気持ちが湧いてくるかもしれません。
また、一人ではどうしても解決できなかった問題が、第三者の救いの手によって解決する、といった展開もあるかもしれません。心の中のわだかまり、長い間の心の重荷が、この時期すうっと消えていく可能性があります。
2月下旬から4月は、新しいことが次々に始まる時間帯です。特に、2023年からどこか悲観してきたこと、否定してきたものがある人は、ここでそれを「ひっくり返す」試みができるかもしれません。冷たく突き放してきたもの、背を向けてきたものに、反転して向き合い、あるいは近づくことができるようになります。いくつかの誤解が解け、冷たい気持ちが緩み、許せるものが増えるかもしれません。
3月半ばから6月頭にかけて、経済活動が盛り上がります。欲しいものが手に入りますし、全体に「お金の巡りが良くなる」時です。特に4月は、普段の経済活動のありかたをガツンと見直せるタイミングとなっています。どんぶり勘定をやめて家計簿をつけ始めるなど、状況を変えるための取り組みができます。また、4月は「失ったものが戻ってくる」時期でもあります。なくしものが出てきたり、損失を取り返したりできるかもしれません。
5月から6月頭は、欲しいものを手に入れるために情熱的に動ける時です。ガンガン稼ぐ人もいれば、大きな買い物に臨む人もいるでしょう。
4月下旬から6月頭は、コミュニケーションと旅と学びの時間です。2023年後半からこれらがメインテーマとなっていましたが、その「集大成」のような取り組みができるでしょう。修学旅行のような旅に出る人もいれば、ずっと話したかった相手ととことん話す人もいるはずです。また、勉強の結果が出る時でもあります。試験に合格するなど、嬉しいことが起こりそうです。
5月下旬から、「居場所の時間」に入ります。ここから2025年半ばにかけて、新しい住処や家族を得る人が多いはずです。既にある家庭がとてもあたたかくなる時期でもあります。
[愛について]
3月半ばから5月頭にかけて、「愛と情熱の時間」となります。カップルにもフリーの人にも、嬉しいことがたくさん起こるでしょう。自分からアクションを起こし、新しい愛のチャンスを掴めます。
このところ自信がなくて動けなくなっていた人、愛に背を向けていた人、なぜか人に冷たくしてしまっていた人も、この時期は不思議と、氷山が解けるように、優しさやあたたかさ、熱さを取り戻せるかもしれません。誤解が解けたり、相手の気持ちがわかったりする瞬間が巡ってきます。
自分自身の中の疑念や不安と向き合うような時間は、2026年頭まで続いていくのですが、「ずっと同じ状態が続く」というわけではありません。むしろ、大きな山を少しずつ登ってゆく内に、だんだん景色が変わっていくように、心が次第に変化していくプロセスの中にあります。この春に起こる愛のドラマは、いきなり展望台に出るような出来事、と言えるかもしれません。愛の世界で今自分がどんなことができるのか、それを一望できるのです。
ほかに、愛に追い風が吹きそうなのは、6月半ばから7月頭です。また、2月末にも素敵なことが起こるかもしれません。
[人間関係・家族について]
2023年半ばから、兄弟姉妹や幼なじみ、近所の人などとの交流が一気に増えていたかもしれません。その流れは2024年前半も続いていきます。あるいは、新しい「身内」を得て、繋がりを深めるべく、たくさんのコミュニケーションを重ねてきた人もいるでしょう。だんだんに関係が根付き、お互いがいることが「当たり前」の状況が生まれつつあるのを実感できる時です。
身内と他人を普段、厳密に分けている人も、この時期はその境界線が曖昧になるかもしれません。「身内」と呼べる範囲が拡大し、「皆で生きている」という感触が湧いてくるかもしれません。生活の中で挨拶を交わす相手、言葉を交わす相手が、一気に増えていきます。多くの人の住む世界に自分も参加している、という実感を得やすい時です。
5月末以降は「居場所・家庭の時間」に入ります。ここから1年の中で、新しい居場所を得る人が少なくないでしょう。家族が増えたり、引っ越したりすることになるかもしれません。孤独感が少しずつ和らぎ、一人で抱え込んでいた責任・義務を、みんなで分担できるようになります。
[仕事・勉強・お金について]
仕事については、2023年頃から「一人で動く」場面が増えているかもしれません。その流れは2024年上半期も続きます。一人で裁量し、自分自身のアイデアを実行できるため、「自由で楽しい」という感覚を得ている人も少なくないでしょう。
その一方で、単独でいる不安も増しているかもしれません。この上半期は「コミュニケーションの時間」であり、「勉強の時間」でもあります。不安や心細さを感じたら、できるだけ多くの人と語り合うことが役に立ちます。相談に乗ってもらい、悩みを聞いてもらうことで、不安の大部分が消えていきます。
また、勉強は即、自信に繋がります。漠然とした不安や悩みを鎮めるために、本を数冊読むことが「効く」かもしれません。2024年上半期は5月末まで、「勉強の時間」です。人に学ぶもよし、独学もよし、体験学習や現場で指導を受けることもよし、あらゆる形で学び、吸収し、一気に成長できます。勉強を続けた先で、びっくりするようなチャンスが巡ってくる可能性もあります。
お金については、3月半ばから6月頭に、強い追い風が吹き続けます。特に5月から6月頭は、お金やモノについての願いを叶えやすい時です。行動を起こしてみると、「不思議な縁」が繋がるのが、この時期の金運の特徴です。どんなにお金があっても、欲しいと思えるものに巡り会い、それが手に入る条件が調わなければ、手に入りません。この時期はそうした条件が、不思議な具合にトントンとそろいやすいのです。
4月前半にも、お金やものに関して「良縁」が結ばれやすいタイミングです。
