2011年魚座の上半期の占い

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2011年上半期、魚座は「狭間の時間」にいます。
でもそこは、何もない場所ではないどころか、実にバリエーションに富んだ、なにより「自分らしさ」「自分本来の姿」に次々に巡り会えるような時間帯なのです。

そもそも2010年からすでに、「本来の自分」に出会い始める時間が始まっていました。「私はこれでいいのだ!」とか「今まで自分以外の自分に鳴ろうとしてムリをしていたのかも!」などという感覚が起こり、今まで選び取ってこなかった「ほんとうはもっと自分に合った選択肢」を選びなおすようなプロセスをたどった人も、少なくなかったのではないでしょうか。
そんなプロセスが年明けとともに終わった後、更にあなたは、「もう一皮むける」ような体験をするのです。この重層的な変化はとてもダイナミックで、「具体的に何が起こるんですか?」というような質問には、私なんかでは答えようがないくらいなのですが、一つだけ言えるのは、2011年上半期に起こる星の移動は、特に魚座にとって、10年とか20年、或いはもっと長いスパンで見ても「ここだけしかおこらない!」というものなのです。

たとえば、愛の星である金星はほぼ毎年、あなたの星座に巡ってきます。情熱の星である火星も、2年に一度くらいは来てくれます。その人の人生を刷新してくれるような星・木星も、12年ごとに回ってきてくれます。でも、2011年に魚座を出る天王星も、2011年に魚座に入る海王星も、少なくとも私たちが生きているうちには、もう二度とこれと同じ動きは繰り返さないのです。そのくらい、レアでスケールの大きい出来事が「起こり始める」のが、2011年上半期という時期なのです。

過去6、7年ほど、悩みに悩んできたことがあるでしょうか。あるいは、突発的で徹底的な「別離」を経験した人も多いと思います。そうした、かなりインパクトの強い挑戦と変化のプロセスが、2011年の3月に終わりを告げます。この「終わり」の予告編は既に、2010年の夏にあなたを訪れただろうと思います。2010年夏に感じた予感が、ここで本格化し始めるのです。これは、すばらしい「解放」と、努力の完成を意味しています。

愛情関係については、4月に強い追い風が吹くだろうと思います。さらに、「上半期」という意味では少しだけフライングなのですが、7月のアタマにも、なにか印象的な出来事が起こるかもしれません。「約束」や「縁」を感じさせるタイミングです。