2020年魚座の下半期の占い

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自由な未来のためのお金、いつか手に入れたいもののための計画。

2020年前半、多くの人が経済的に大打撃を受けました。
この「打撃」は年の後半にも響いてゆくのではないか、という予測も多々、見られます。
そんな中、2020年下半期の魚座の人々は、経済面で熱い勝負に挑むことになるようです。
一般に「お金のための努力・苦労」は、人の心を不自由にし、縛るものと考えられています。
たしかに、経済的なテーマを背負いすぎた人は、視野が狭くなり、心が貧しくなる、という現象は、
世の中一般に、しばしば見られます。
でも、少なくともこの時期の魚座の人々の「経済活動」は、非常に熱っぽく、挑戦的なのですが、
それがあなたを「縛る」ことにはならず、むしろ、より自由な生き方を模索するための
まっすぐなルートになっているようなのです。

2020年は、魚座の人々にとって「友情と未来の希望の年」です。
上半期は人に会えず、仲間同士集まることもできず、多くの人が、未来への不安に苛まれていました。
本稿を書いている5月末、「緊急事態宣言」はどうにか解除され、ひと息付ける状態になりましたが、
まだ大勢で集まることは難しく、「第二波」の可能性も示唆されています。
こんな状況下で「友情と未来の希望」をどう探せるのか、と、途方に暮れる思いがあるかもしれません。
それでも、制限があったからこそ、友達とは何か、未来の希望とは何か、仲間とはどんな存在かを、
改めて考えた人が多かったのではないかと思うのです。
集まれない状況になってはじめて「集まる」ことの本質がわかる。そんな経験ができたとしたら、
2020年下半期から、あなたは敢然と、未来に向かう新しい活動を始めるのだろうと思います。
スケールの大きなプランが起ち上がり、それに賛同する仲間に恵まれ、新しい対話が始まります。
そして、そのプランを可能にするための「経済活動」も盛り上がっていくのです。
たとえばこの上半期は「給付金」や「助成金」、「クラウドファウンディング」等々、
多くの人がいつもとは違った経済の流れを経験しました。この傾向は後半にも続いていくようです。
特に魚座の人々は、経済活動における新境地を開拓しつつあるのではないかと思います。
「なるほど、こういう方法があったのか」「こういう窓口が存在したのか」という発見が、
あなたをより大きな活動へと突き動かしていくでしょう。
2020年下半期、「未来のためにお金を集め、使う」という人もいれば、
「未来に欲しいもののために、奔走する」という人もいるだろうと思います。
どちらも、未来への前向きな願いと、いい意味での「欲」のためのアクションです。

2020年12月、星座を問わず大きなターニングポイントが巡ってきます。
魚座の人々にとっては、心の奥底にある澄んだ、とても深い湖に潜っていくような時間の始まりです。
水底にあるのは、あなたがかつて持っていた素晴らしい宝石か、あるいは、
ずっと前からあなたのものと定められていた、秘密の薬箱であるようです。

・時期について

4月から8月頭にかけて、「居場所」に美しい光が射し込んでいます。家族や身近な人との時間がとても楽しく感じられるでしょう。生活をより美しく豊かなものに変えていける時期です。

8月から9月頭は、愛の強い追い風が吹く時期となっています。また、非常にクリエイティブな時間でもあります。才能を発揮する場に恵まれますし、特別な人に認めてもらえそうです。

8月下旬から10月は出会いの多い時期です。人との関わりの「深み」が増しますし、遠くにいる人や憧れの人からも、声をかけてもらえる場面がありそうです。また、誰かが「帰ってくる」気配もあります。

11月から12月前半は、知的活動に勢いが出てきます。勉強はとても楽しく感じられるでしょう。コミュニケーションも盛り上がります。

12月は星座を問わず、人生の転機となりやすいタイミングです。魚座の人々にとっては特に、誰かを助けたり、過去に取り組んだことに再チャレンジしたりする時間となるかもしれません。心の奥底にある扉を開くような、神秘的な出来事が起こる可能性も。

[テーマ別ひとことコメント]

・愛について

世の中には、ささやかな愛もあれば、大スケールの愛もあります。
この下半期、魚座の愛はとても大きなスケールで展開するようです。
個人としてのじわっとした「愛情」にとどまらず、愛する人の未来を見つめるような、多くの人の幸福を包み込むような、そんな大きな愛を実感できそうなのです。
こうした「愛のスケールの大きさ」は、個人の恋愛にも強い影響を及ぼすでしょう。
たとえば、2020年上半期、なかなか会えなかったある恋人同士が、久しぶりにデートしたそうです。そのとき、一人はマスクをしていましたが、他方はしていませんでした。マスクをしている方は「自分が感染している可能性がある」と考え、距離をとって話し合おうとしましたが、他方は情愛を抑えきれず、相手を抱きしめようとしました。感情が「熱い」のは、後者のほうかもしれません。でも、愛が「大きい」のは、前者の方だろうと思います。前者は単に「理性的に振る舞った」のではなく、本気で相手の健康や人生のことを考えたのです。大きな愛は、本気で相手の未来にコミットしようとするのです。
2020年下半期、魚座の人々の愛は、そうしたスケールの大きさの中にあります。
出会いを探している人も、「スケールの大きな愛」の価値観を共有できる相手を探していくことになるはずです。未来を共有できる相手と出会える可能性が高い時期です。
愛に追い風が吹きそうなのは8月から9月、10月です。出会いは、交友関係の広がりの中で生まれやすいはずです。いろいろな人と、まずは「関わって」みたいときです。

・住み処、家族、人間関係について

4月から8月頭にかけて、「居場所」にスポットライトが当たっていました。特に4月から5月は日本でも「Stay Home」が叫ばれた時期と重なりましたが、魚座の人々は「居場所」や「家族」のすばらしさを再発見したのではないかと思います。普段お世話になっている地域の人々とも、新しい心の交流を持てたかもしれません。この流れは8月頭まで続いていきます。身近な人との関わりに、フレッシュな愛が溢れる時期です。
さらに11月後半から12月前半にかけて、「居場所」に新風が吹きこむタイミングとなりそうです。

人間関係については、大きな広がりがある時期です。仲間が増えますし、人のネットワークが大きく広がって、かつてなくいろいろな人と語り合うことができるでしょう。人の「輪」の中に自分を置き、その「輪」自体をどんどん殖やしていくような動きが生じています。
チームで動くこと、みんなで協力し合うこと、人を動かすことの面白さを実感できる時期となります。一対一での関わりというよりは、「みんなで」というイメージで行動する場面が多いでしょう。
更にその中から、親友やパートナーが出てくる気配もあります。

・仕事・勉強について

「これまでずっと、上司や先輩に教えられたとおり仕事をしていたけれど、状況ががらっと変わって、自分のアイデアで自由に仕事を創造していくようになった」といった変化が起こりやすい時です。
2020年上半期は大きな社会変動が起こり、働き方ががらっと変わった人が少なくありません。その変化の体験をもとに、魚座の人々は下半期、「より自由で、将来性のある働き方」を自ら模索していくことになるようです。
ガチガチのヒエラルキーや上下関係、伝統的な社内文化などに固められた状態にいた人は、その世界から脱出できるでしょう。既に脱出を終えて、この下半期は新天地で大いに翼を拡げている、という人も少なくないはずです。
上下関係よりはフラットな仲間、利害関係よりは協力関係を拡げていけます。これまでとはまったく違った戦い方を試していく人が多そうですが、不思議と経済的な利益は、以前より増える傾向があります。時代の新しい流れを捉えて、先手を打てるタイミングです。
11月下旬から2021年年明けは、チャンスを掴みやすい時期です。

勉強については、2019年から「独学」や、「同じ興味関心を持つ人が集まる、自由な場での学び」を模索している人が多いはずです。その展開はこの下半期も続いていきます。また、この時期は社会的な視野を広げることが、学びに繋がっているようです。
9月末から12月前半は、様々な学びのリソースに出会えそうです。恩師に再会して、心境が大きく変わる人もいるかもしれません。一度学んだことの学び直し、「復習」にも適した時期です。

・お金について

冒頭に述べたとおり、経済活動は熱く活性化しています。下半期いっぱいを通して、何かを手に入れるために大奮闘し、勝利を収めることができるでしょう。
特に年の前半に失うものが多かった人、ガマンを強いられた人、打撃を被った人は、この下半期でしっかり「取り返す」ことができるはずです。
9月中旬から11月前半は少し「検証・見直し」が必要になるかもしれませんが、11月後半から年明けにかけて、駆け抜けるようにアクションを展開し、目指すものを手に入れられるはずです。

この下半期のお金に関するキーワードは「挑戦、勝負、開拓、勇気」などです。情熱を持って真剣勝負すれば、きっと願いが叶うはずです。
ただ、ギャンブルなどに「情熱」が向かってしまうと、トラブルが大きくなる可能性があります。ビジネスの上でも射幸心を煽られての失敗はあり得ますので、「勝負のための勝負」になっていないかどうか、時々冷静になってみることも大事だと思います。
また、他人と自分の経済状況を比較して「勝った・負けた」を気にしすぎるのも危険かもしれません。常に「自分が本当に欲しいものはなんなのか」を、心に問うことで、無用の脱線を回避できます。
自分の選んだ道が正しいのかどうか、不安になったときは、この下半期は仲間や先輩に相談してみるのも一案です。