2013年双子座の上半期の占い

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たとえば「神様から愛されている人」と言ったとき、どんなイメージが浮かぶでしょうか。
美しさや賢さ、運の良さなど、何もかもを備えている人がいれば、「あの人は神様から優遇されているに違いない」という感じがします。
でも、もしそんなふうにいろいろなものに「恵まれて」いる人がいたとしても、その人が朝起きたとき、その日何をする予定も無く、何をしたいとも思えないとしたら、それはあまりイイ感じがしません。
一方、美や賢さや運にそれほど「恵まれている!」とは思えなくても、自分がやるべき事が心にちゃんと決まっていて、それがその人の周囲にも受け入れられていて、毎朝起きると「今日はこれをやるぞ」というふうに、目標が決まっている人は、よりいっそう「神様から愛されている人」というフレーズにふさわしいような気がします。
現実的に「恵まれている」ということは、その人の持ち物や外的なスペックではなく、生活がいかに活性化しているか、で決まるのではないかと思うのです。

かつて個人占いをしていたとき、しばしば「自分がこの世に生まれた意味を知りたい」という質問を受けました。「この世に生まれた意味」というのは即ち、「自分はこの世界において、日々『何をすべきか』」という事なのだろうと思います。
「神様から与えられた」と思えるほど自分にフィットする仕事を「天職」と言ったりするわけですが、これは「日々、自分がすべきことが毎日、解っている」「毎日『これをやろう』という意欲を持てる」ということに当たります。
2013年の双子座の人は、そんな「自分がやるべきこと」を自分の側から、徹底的に見つけていくことになります。
というのも、あなた自身の生き方や価値観、実力などが、2012年後半からどんどん様変わりしているため、その変化に見合う「日常」や「義務」を、新たに構築しなければならないようなのです。
今までよりも重い責任を背負って努力したり、あるいは、今の環境が自分に合っていないことを実感して環境を変えたりと、様々な「条件の選択」が行われていくでしょう。
そこには、あなた自身のあり方の変化が色濃く刻まれているはずです。

時期的なことを少し申しますと、まず1月は遠方まで出かけていく人が多そうです。
かなり長い距離を超えて旅をしたり、出張に出たりすることになるかもしれません。
旅先で価値あるものを見つけたり、誰かから大いにサポートを受けたりすることになる気配もあります。
また、自分の専門性を高めたり「強み」を強化したりするべく、全力で深い勉強に打ち込む人も多いでしょう。
2月はかなりスケールの大きな目標に出会えるかもしれません。
ちょっと不思議なチャンスや、スケールが大きすぎて曖昧に思えるような話も、少し進んでみると次第にその全容が分かってきます。
ただ、この時期は情熱が空回りすると「騙されやすい」雰囲気もあります。
信頼性には十分注意し、シビアな眼差しと自由な感性との両方を殺さないようにしたいときです。
3月は意外なところから未来への道が拓ける気配があります。
縁が縁をよぶ、というような、関わりの妙を感じるときかもしれません。
何らかの「集まり」に加わる人もいそうです。
4月から5月は、冒頭から述べた「やるべきこと」に強いスポットライトが当たります。この時期から、新しく「日々担うこと」を引き受け始める人もいるでしょう。
また、この時期は強い「出会い」の気配も生じています。
6月は非常に忙しい時期となっています。
自分から望んで引き起こすこと、新しく始めることが目白押しです。
過去1年の中で変化した自分だからこそできることに、ここからチャレンジしていくことになるでしょう。

愛情関係については、2012年までに感じていた「重み」から解放され、爽やかに動いていけるようになりそうです。
この上半期には強い「縁」を感じる様な出会いや、パートナーとの関係がドラマティックに深まっていく場面がめぐってくる気配もあります。
恋愛に強い追い風が吹くのは、2月と、5月中旬から6月頭です。