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2016年秋から「愛の季節」の中にいる双子座の人々ですが、この「愛の季節」は今年の10月上旬まで続いていきます。すでに大きな愛を得て育てている最中の人も多いはずですし「まだ何もない」という人も、夏から秋にかけてすばらしい愛のドラマを経験することになるだろうと思います。「愛」とは非常に意味の広い言葉で、恋愛はもちろん、子育てやクリエイティブな活動への愛、趣味やペット、道具やある種の分野などおよそあらゆるものへの「愛」が存在しますが星占いで言う「愛」は、そのすべてを包括しています。「愛」は、他人から命令されて抱けるようなものではありません。自分の内側から湧き出てくる衝動や感情が、その主成分です。そしてさらに、恋愛や子育てでは、自分の思いと戦いながら、愛する対象のために生きようとする「努力」が必要となります。好きなことに打ち込んでいて幸せなはずのアーティストたちも、多くの苦悩や迷いを抱え、汗や涙を流します。「愛」は、自分の心から生まれるものでありながら、自分の心との戦いを促してくる、ごく不思議な心の動きであるようです。「愛の季節」を生きている双子座の人の多くが、この時期、愛がもたらす歓喜や充実を深く味わう一方で、愛のための「自分との闘い」を、かなりストイックに経験しているはずです。それはもちろん「愛」である以上、他人から強制されるようなものではなく、あくまで自分の意志で選び取った道であり、この激しい「自分との闘い」で勝利を重ねるうちに、あなたと愛の対象とのあいだに、この先長い時間にわたって、切っても切れないつながりができあがります。
10月半ばに入ると、今度は「他者との調整」「役割と生活の創造」の時間がやってきます。この10月から2018年にかけて、あなたは新たな役割や「職務」を得て、生活全体のサイクルが様変わりしていくでしょう。人のニーズに応えることと、自分自身の心身のニーズに応えることとを、日常生活の中できちんと折りあわせ、歯車が噛み合うように調整することができます。さらに、2015年頃から人間関係の中で強いプレッシャーや孤独感を感じていた人は今年の12月下旬、その重たく冷たい感覚から解放されるようです。この時期全体が愛に包まれていますが、中でも特に愛の追い風が吹くのは、7月、そして10月から12月上旬です。
・時期について
7月
とても楽しい時期です。キラキラした光に包まれるような、嬉しいことが多いでしょう。あなたの才能や魅力にスポットライトが当たり、人から声をかけられたり、褒められたりする機会も増えます。月の前半は経済面で少し大きめの動きが起こるかもしれません。特に「好きなことをやるための資金」について、普段とは違ったアクションを起こす人もいるようです。月の後半はフットワークが求められます。どんどん外に出て、情報だけでは満足せず「その場所」に行くことで得るものが多そうです。
8月
どの星座の人にとっても大きめの転機が巡ってきやすい時ですが、双子座の人にとっては特に「思いがけない旅・ドラマティックな冒険」の気配が濃厚です。目に見えないガイド役に連れ出されるように、面白い旅に出る人が少なくないでしょう。経済面で嬉しいことが多い時期です。ここまで少々混乱気味だったお財布の中も、徐々に安定して、更に少し膨らんでくるようです。13日以降、居場所や家族に関して、少し腰を据えて向き合う必要が出てくるかもしれません。先を急がず、「時間をかける事」自体の意義を大切に。
9月
8月に浮かび上がった家の中や身近な人との関係に関する問題に、本格的に「向き合う」時間となりそうです。引っ越しや模様替え、リフォームなど、物理的な環境変化も起こりやすいときです。とはいえ、コミュニケーションには明るさがあり、色々嬉しいメッセージも舞い込むなど、基本的には楽しい時期と感じられるはずです。身近な人とも、普段話せないようなことをしっかり語り合えるでしょう。
10月
この下半期の山場のひとつです。2016年秋からの「愛の季節」が一段落し、今度は「責任、健康、生活、就労条件」をしっかり構築するための一年に入っていきます。ここまでの一年で愛を見つけた人は、ここから「愛のために何をするべきか」を見つめていくことになるでしょう。「愛の巣」を作る作業にも力がこもりそうです。
11月
まず月初、やりたいことをとことん「やりきる」ようなタイミングとなっています。好きなこと、心が熱くなることにきちんと打ち込んでおくことが必要になるようです。月の半ば以降は、「やりたいこと」と「やるべきこと」を整理していく作業が発生するかもしれません。やりたいことをやるためにやるべきことがあり、やるべきことの中にやりたいことを注ぎ込んでいく、といった「環流」を生み出すことも、ここでの一つのテーマです。
12月
この下半期のもう一つの山場、土星の移動があります。2015年頃から人間関係に悩んできた人、緊張感をもって人と関わってきた人にとって、この12月は「解放の節目」となるでしょう。ここまでのあなたの「関わりに関する努力」は、決してムダではなく、あなたを精神的にも社会的にも、大きく成長させたはずです。とはいえ、この修行のような期間が収束し、深い安堵を感じる人も少なくないはずです。過去2年半ほどの中であなたが苦労して作った人脈や信頼関係がどんな意味を持っているのか、ここでしっかり確かめることもできるようです。懐かしい人に会う機会も増えるでしょう。月の後半、新たな役割を得て、その役割を果たすために何を学ぶべきか、徐々にリストを作っていくような時期となっています。
・愛について
2016年秋から2017年10月上旬まで、約12年に一度の「愛の季節」の中にいる双子座の人々です。すでにパートナーを得た人、結婚したり子どもを授かったりした人も多いでしょう。まだ何も始まっていないという人も、この下半期の中で「何か」が起こる可能性は続いています。10月以降も、愛の部屋はなかなかの活況を呈しています。愛と情熱の星が相次いで愛の部屋である5室に入り、過去一年ほどの中で木星が耕してくれた愛の世界に、大いに光や肥料を注いで、芽が育つのを促してくれるようです。さらに、12月には「失った愛が甦る」ような出来事も起こるかもしれません。再会や関係の「再構築」を促す風が吹いてきそうです。
・住処・家族について
7月末から10月にかけて、居場所は様々に動きそうです。特に8月後半から9月にかけて、住処や生活をあらゆる意味で見直し、きちんと整備することにパワーを注ぐ人が少なくないでしょう。また、ここでの「見直し」の結果、10月くらいまでの中で引っ越しなど、ドラスティックな「居場所改革」をする人もいるかもしれません。家族との関わり方が9月から10月の中で、大きく変わりそうです。
・仕事、勉強について
10月から2018年にかけて、拡大と成長の星・木星は、あなたの「役割・就労条件・生活習慣」を扱う場所に入っていきます。10月からの一年は、「働き方改革」のような時間となるかもしれません。あるいは、転職や独立などを通して、より今の自分に合った働き方を獲得していく人もいるでしょう。この時期の「働き方改革」は、単に仕事の範囲に留まらず、生活全体を見直す、という意味を含んでいます。たとえば、家族を持ったら、一人でいるときとはまったく別の「タスク」が発生します。それに伴って、日々の仕事や生活の中の役割をうまくコーディネートし、マネジメントしなければならなくなります。この時期は、自分の生活全体をマネジメントしなおすことが必要になるかもしれません。そのプロセスを通して、「自分にとって、働くとはどういうことか」「何を目的に働くのか」といった根本的な価値観を、新たに心の中に育てることができそうです。
12月はかなり忙しい時期となっています。新しいポジションに抜擢されるなど、具体的な役割変化が起こるかもしれません。
勉強や研究活動、取材活動などに関しては7月下旬から9月にかけて、面白い動きがありそうです。今までとは少し違った方面に興味が出てきたり、誰かに誘われて少し「脱線」したところに、新しい学びのフィールドを見つけたり出来るかもしれません。あるいは、ずっと探していた「答え」に、運命的に出会える可能性も。
・お金について
7月から8月、大きめの動きが起こりそうです。臨時収入があったり、大きな買い物に臨んだりする人が多いでしょう。8月は、お金に関する新しい考え方に出会える気配もあります。
・健康について
10月から2018年という約一年の主要テーマの一つが「健康」です。慢性的な健康問題を抱えている人には、根本解決のチャンスが巡ってくるかもしれません。人間関係のストレスから体調を崩していた人は、この年末以降、その状態から解放されるでしょう。もっと自分を大切にすることができるようになるはずです。12月、健康に関する前向きな改革に取り組めそうです。生活改善や悪習慣からの脱出なども容易にできそうです。