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2022年半ば以降、「大活躍の時間」を過ごしてきているあなたがいるはずです。この「大活躍の時間」は、あなたの社会的立場や背負う責任が大きく変化し、ステータスが変わったことと、強く結びついていただろうと思います。肩書きが変わった人、日々の活動における周囲との関係性が変わった人、活動の場が一変した人もいるでしょう。そんな変化の中でアクティブに動き回り、大きな成果を挙げるために水面下でも必死に闘っていたあなたがいるだろうと思います。この大活躍、この闘いは、2023年上半期に「大団円」を迎えます。
これまで挑戦し、闘い、頑張って来た分だけ、多くを得られるのがこの上半期の半ば以降です。経済的な不安や問題を抱えていた人も、この上半期以降、状況が好転するはずです。お金の流れにかかっていた制限が取り払われ、豊かな流れが生じます。もしかすると、2021年には「水車小屋」のようなものを制作していた人も多いのかもしれません。制作中は水車の恩恵にあずかることはできませんが、できあがってしまえば水の力を借りて、より多くの収益を得られます。2020年頃から作り続けてきた生産のための機械を2023年は「使い始める年」となるのかもしれません。
人間はたくさんのものを人から「引き継いで」生きています。
特に引き継いだものなどない、という人も、自分の取り組んでいる活動や仕事を全てゼロから考えた、というわけではないだろうと思います。私たちの生きる社会というもの自体が、先人たちの築き上げたものの延長線上にあります。言語やあらゆるものの名前もそうです。日々の家事や仕事にも、先人たちの経験と知識が詰まっています。私たちは意識するとしないに関わらず、他者から受け取ったものを「自分のもの」として生きています。
言語や普段の生活の習慣、環境など、それほど意識せず受け取っているものがある一方で、誰かの役目を受け継ぐとか、遺産を受け取るとか、誰かから仕事を依頼されるなど、自分固有の体験として「受け取る」ものもあります。もしかすると2021年頃には、蟹座の人々は非常に活発にそうしたものを受け取っていたかもしれません。ですが2022年になると、一変して「他者から受け取れるもの」が少なくなったように感じられたのではないかと思うのです。であれば、2023年上半期は、より大きなものを、時間をかけて受け取る時間に入るタイミングと言えます。これまで制限されていたギフトが、どーんと贈られ始めるのです。あるいは、非常に大きなものを、分割して少しずつ受け取ってゆく、という経験をする人もいるでしょう。たとえば、豊かな技能を備えた師匠からその技を受け継ぐとなれば、修行にはかなりの時間がかかるはずです。この上半期、たとえばそんな活動がスタートするのかもしれません。
2021年頃から少しずつ学び続けて来たことがある人は、その学びを本格化させることになるかもしれません。趣味でやっていたことに本腰を入れたり、厳しい師のいる場に身を置いたりすることになるのかもしれません。あるいは、新たな社会的立場が確立したことで、「今までの知識ではとても追いつけない」という危機感が高まる可能性もあります。いろいろな場所に出向き、知見を増やす必要を感じる人もいるでしょう。ここでの「学び」は、若者の学びではなく、大人としての学びです。責任を果たすための学び、ひとつの世界を俯瞰しながら細部に丁寧に入り込む学び、自分より若い人々や後輩にいずれ託すことになる知を作る学びです。誰かに教える立場に立つことで、精力的に学ばなければならなくなる人もいるでしょう。教えることは、最高の学びの機会です。「先生」は一番勉強する人なのです。
たとえば「友達と勉強する」時、少し教え合うような場面はあっても、自分の勉強はあくまで自分自身の、ひとりだけのものです。一緒に勉強している友達がどんなに多くを学んでも、それが自分の頭に自然はいるわけではありません。この5月以降、あなたには学びの仲間ができますし、旅の仲間にも出会えます。でも、あなた自身の学びと旅は、あなたひとりのものです。誰かのあとについていくようなものでも、誰かがシェアしてくれるようなことでもありません。一人で道をゆくけれど、人と関わりながらゆく。この5月以降はそんな風景があなたの周りに広がるようです。
[時期について]
年明けは「過去」との繋がりが強まります。懐かしい人との再会、懐かしい場所への再訪などが重なりそうです。自分の中に眠っていた記憶や思いをガンガン掘り起こし、心を再活性させるような作業ができそうです。
1月下旬から2月は徐々に「これから」のことへと意識が向かいます。遠方から素敵なお誘いが来たり、学んできたことを高く評価されたりするかもしれません。
3月は星座を問わず転機となりやすいタイミングです。特に蟹座の人々にとっては、経済活動における不安が消えていき、より広い世界で自由に活動しようという思いが湧いてくる節目と言えます。経済的な制限、他人の都合に支配されていた部分が「解除」され、自分の都合を通しやすくなるのです。
3月は、コツコツ学び始める時でもあります。学校など学びの場に「入学」するような道を選ぶ人も多そうです。「師」に出会う人も。
3月末から6月頭はとてもアクティブな時間となっています。非常に忙しいでしょうし、自分からガンガン挑戦して新たな道を開拓できます。なんらかの「勝負」を挑む人が多そうです。チャレンジ精神に火がつきます。
5月半ば以降、交友関係が拡がる、とても賑やかな時間が巡ってきます。新たな仲間を得る人、友達が増える人もいるでしょう。
さらに「夢」を見つける人も多いはずです。やってみたいこと、目指したいこと、「自分にはこれだ!」と思えるようなテーマに出会い、情熱が燃え上がります。ここから一年の中で見つけた夢は、実現可能性が高くなっています。
5月下旬からは経済活動が一気に盛り上がります。ここから10月上旬までの中で、収入が増えたり、大きな買い物に成功したりする時間となっています。とても豊かな時間帯です。
[愛について]
もし、あなたが2008年頃から恋愛やパートナーシップについて継続的に悩んでいることがあったなら、この2023年3月を境に、その悩みが解消に向かうかもしれません。
たとえば、パートナーの束縛に悩んでいたり、パートナーが抱えている問題を解決するために奮闘を続けたり、多大な労力を払い、自己を犠牲にしてサポートしてきたり、といった状況にあった人もいるでしょう。過剰に恋愛やパートナーに振り回され、半ば支配されていた人もいるかもしれません。あるいは、パートナーシップに対して注ぐエネルギーが過剰だった人もいるだろうと思います。さらには、何度も似たようなパターンをくり返しながら、愛の渇望に身を焼いてきた人もいるかもしれません。このような状態にあった人は、2023年3月、不思議な解放の光を感じられるはずです。
これは、関係が壊れるとか終わるとかいうことではありません。むしろ、2008年頃からの一連の体験を通して、パートナーや恋人との関係が「破壊と再生」を遂げてきたはずなのです。すでに再生し、再構築された関係が安定的に営まれていく、そのレールに乗れるのがこの3月なのです。
3月末から5月中旬、誰かに注ぎ続けてきたパワーを、自分の手に「取り戻す」ような実感を得る人もいるでしょう。何かと後回しになっていた「自分のこと」を久しぶりに優先できるかもしれません。誰かの力を借りなければうまくできない、と思っていたことを、自分だけでできると気づかされるのかもしれません。今まで「これは愛だ」と感じていた感情が、実はそうでなかったと解る人もいるかもしれませんし、あるいは逆に「これは愛ではない」と思っていた思いが、実は深い愛だったと理解できるようになる人もいそうです。
愛を探してきたのになかなか見つからなかったという人、2008年以降に愛を失ったという人も、2023年3月を境に、状況が変わり始めます。愛に関する強い拘りや疑念が不思議な形で「解除」され、もっと愛の方へと心を開いてみたい、という思いが湧き上がるでしょう。
フリーの人もカップルも、この3月、象徴的に「力の反転」が起こり、愛にまつわる風景が変わり始めるはずです。
5月前半、愛について驚きを伴う進展が起こるかもしれません。それを皮切りに、5月半ばから愛に緩やかな追い風が吹き始め、これが2024年5月まで続きます。交友関係が大きく拡がる時期なのですが、特に愛を探している人は、そこから愛が芽生えそうです。
さらに、この上半期愛に追い風が吹きそうなのは、1月頭、5月から6月頭です。
[人間関係・家族について]
2008年頃から人間関係において失ったもの、見えなくなっていたものが、3月を境に、徐々に見え始めるかもしれません。遠ざかっていた人との繋がりが復活したり、逆に常に一緒にいた相手と距離が生まれたりするかもしれません。ある種の「縛り・支配的な状況」が緩み、より自由に、伸びやかに人と関われるようになるのです。
その皮切りである3月末から5月中旬は、あなたの方から何かと衝突したくなるかもしれません。議論やケンカをふっかけたくなったり、これまでガマンしてきた思いをぶつけたくなったりするかもしれません。これは言わば、ある種の支配関係からの脱出の試みです。子供が大人になるにあたって「反抗期」が起こりますが、この春から初夏のあなたも、ちょっとした「反抗期」を経験し、そこから新しい成長のルートに乗るのかもしれません。
家族に関しては、5月半ばまでひたむきに取り組むべきテーマがありそうです。家族に対して責任を持ち、家族を抱擁し支えるような立場に立つ人が多いでしょう。この状況は2022年5月から続いていますが、5月半ばにはこの「寄り添い、見守る」プロセスが一段落しそうです。
[仕事・勉強・お金について]
・仕事について
2022年5月から2023年5月17日まで、「大活躍・大成功の時間」の中にあります。ガンガン挑戦し、バリバリ働いて、大きな結果を出せそうです。社会的立場が一気に重みを増す時期でもあり、昇進や抜擢、引き抜き、独立など、活動のステージが一変する人も少なくないでしょう。取り組んでいる活動が「ブレイク」し、劇的に忙しくなる人もいるはずです。5月半ばまで、文字通り「駆け抜ける」ように夢中で活動する人が多そうです。
一方、年明けから3月までは「仕込みの時間」の雰囲気もあります。忙しさは5月で終わるのではなく、3月までに下準備を終えて、4月から5月半ばに強いスポットライトを浴び、準備してきたことを一気に「放出」「リリース」する、というような流れも考えられます。つまり、この上半期全体を通して、かなり大きなプロジェクトが展開していく可能性が高いのです。
熱い多忙期が続き、休養をとりにくかったり、自分自身のケアが後回しになったりしがちかもしれません。でも、5月までずっと多忙期なので、こまめに休み、セルフケアの時間を無理にでもとることが、とても重要なのです。途中で倒れてしまうには勿体ない活躍期ですので、「走り続ける」ことを最優先にし、「駆け抜ける」最中にも計画的に休憩所・補給所を確保しておきたいところです。
特に忙しくなるのが2月下旬から4月中旬です。この時期にあらゆる企画のキモとなるような活動がぎゅっと詰まっています。息切れしないよう、コンディションを整えながら、果敢に挑戦したい時です。
・勉強について
2021年頃から興味を持って気軽に、少しずつ勉強してきたことを、この2023年3月以降、ガッチリ本腰を入れて取り組むことになるかもしれません。ここから2026年にかけて、言わば「学校に通う」ような時間となっているのです。
コツコツ時間をかけて勉強し、そのことによって知的にも精神的にも、飛躍的に成長できます。難しいこと、少し背伸びをしなければならないようなことを学びたくなるかもしれません。厳しい先生に鍛えてもらう人もいるでしょう。この時期の勉強は決して簡単ではありません。非常に高い専門性を身につけるために学ぶ人もいれば、大きな責任を果たすために学ぶ人もいるはずです。非常に高いもの、大きなものを目指して学べる時なのです。
特に1月末から3月、学びに対する姿勢を大きく変えることになるかもしれません。たとえば勉強机を新調し、教科書を買い込み、時間割を設定する、といった具体的なアクションで「スイッチを入れる」人も多そうです。
・お金について
5月下旬から、経済的に熱い追い風が吹き始めます。そして10月上旬まで、お金に関してはとにかく嬉しいことが多いでしょう。臨時収入があったり、収入がアップしたり、素敵な買い物ができたりと、明るい動きが重なります。欲しいものを手に入れるためにひたむきに努力し、見事ゲットする人もいるはずです。
一方、この時期は散財しがちになる傾向もあります。見栄のためとか、「なんとなく」でお金を使い続けると、せっかくの豊かさがただの「緩さ」になってしまう危険も。自分の望みや満足について真剣に考え、真に人生を充たすものは何か、という観点で経済活動を整理しなおすことが大切です。
3月末以降、長期的に「他者から多くを受け取る」時間に入ります。扱うお金のケタが大きくなったり、他者との経済的な結びつきが強まったりするかもしれません。ただ、この段階ではまだ「予兆」的な動きのみで、流れが本格化していくのは2024年終わり頃からとなりそうです。