2024年蟹座の上半期の占い

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偶然と謎に満ちた世界に、意気揚々と出かけてゆく。

外へ、外へ。もっと広い世界へ。

2024年上半期のあなたは、「ここではない、どこか」を目指して、どんどん行動範囲を広げていくことになります。

自分から新しい場所を目指す人もいれば、人から誘われ、導かれてゆく人もいるでしょう。

基本的には慣れた、安全な場所でぬくぬくしているのが好きな蟹座の人々なのですが、その人生の中では時々、誰もがびっくりするような大冒険に出かけることになっています。

この時期はあなたが持って生まれたのに普段は隠している、あの爆発的な冒険心、勇気、チャレンジ精神、フロンティア・スピリットが、全面に押し出されて輝くのです。

この時期のあなたは、目の前の小さな利害や損得には、あまり興味が湧かないはずです。

遠い未来、広い世界を見渡し、「何の役に立つのか、すぐにはわからないようなこと」に、全力を注ぐことになるのです。

遠い未来のために種まきをしたり、完成するかどうかわからないような大作をつくり始めたり、社会運動やボランティア活動など、遠くにいる誰かのための活動に参加したり、あるいはもっと別の、大き過ぎるほどの夢を追いかけたりするのかもしれません。

この記事は「上半期」という半年の期間について書いていますが、今のあなたにはそれが「一瞬」のように感じられるでしょう。今のあなたの思い描いていることを捉えるには、「上半期」のような短い物差しは、短過ぎるはずなのです。

これまでのあなたがもし、特定の誰かとの人間関係に縛り付けられ、新しい出会いから遠ざかっていたなら、2024年上半期はその縛りが緩められ、新たな人間関係の方へと自ら、動き出せます。

これまでのあなたがもし、目の前のタスクに追い詰められ、遠い未来のことなど考えられないような状態だったなら、タスクの重圧から解放され、夢を描く余裕が出てきます。

友や仲間、夢との出会いはこの時期、電撃的なものになります。

固定観念を覆され、古い規範意識を破壊されて、「もっと違う生き方があるのだ!」という発見が、あなたを稲妻のように貫くかもしれません。

人生も世界も、謎に満ちています。

ですが人間は年を重ねるほど、多くの経験を重ね、知識を増やし、そうして集めた知見だけでひとつの世界を創って、そこに閉じこもろうとします。

「知っている世界」に安住し、新しいことに触れても、「知っている世界」の枠組みに押し込めるようにして、謎に背を向けたくなるのです。

ですがもし、意識して目と心を開けば、いくつになっても世界は新鮮な謎に溢れていて、その気になればすぐにでも、冒険や挑戦ができます。

この上半期、あなたが闘うとすれば、自分の中の「めんどうくさい」という思いなのかもしれません。新しいもの、未知の世界の方へと進むのは、確かに「めんどうくさい」ことなのです。怖くもあり、ガッカリさせられるリスクを含んでもいます。

でも、その「めんどうくささ」や「失望のリスク」を敢えて引き受けて外に出る時、想像以上の風景がそこに広がります。そして、出かけていった先で、あなたを待っている誰かに出会えます。初めて訪れた場所なのに、あなた専用の椅子が用意されています。そこには、少し懐かしい雰囲気も漂っているはずです。

[時期について]

年明けから2月半ばは、人間関係が盛り上がります。人と会う機会が増えそうですし、多くの刺激を受け取れるでしょう。人と話すことによって自分がわかってくる、という流れも生じます。この時期出会う人々は、あなたが2008年頃から取り組んできたことの意義を、鏡のようなやり方で、あなたに教えてくれるはずです。

1月下旬から3月中旬は、経済活動が大きく動きます。人から受け取れるものが多い時ですし、面白いオファーや提案、出動要請が重なりそうです。かなり新しいこと、未経験のことを「今のあなたなら!」と頼み込まれるような場面も。信頼関係のある相手からの話なら、乗ってみるのも一案です。

2月下旬から4月は、遠出の機会が増えそうです。特に3月半ばから4月上旬は、とても楽しい冒険旅行ができるでしょう。この時期に大移動をする人も。勉強や研究、発信活動など、知的活動に取り組んでいる人は、強い追い風を感じられます。特に、今まで頑張って来たことがある人は、その活動がガツンと前に転がる、チャンスの時です。

3月中旬から6月頭は、とても忙しくなりそうです。特に3月から4月は今までやってきたことを振り返ったり、やり直したりする場面が多いかもしれません。立ち止まったり、後戻りしたりする展開も、この時期は学びに溢れています。ただ先を急いでいた時にはわからなかったことが、鮮やかに見えてきます。

5月から6月頭は大活躍の時間となっています。かなり大きなミッションに取り組むことになりそうです。

4月下旬から6月頭は「人に恵まれる」時でもあります。色々な人が声をかけてくれて、そこから新しいことが始まりそうです。2023年後半からつくってきたネットワークがここで、しっかりと定着するかもしれません。

5月下旬以降、「救いの時間」に入ります。第三者には見えないところで、長く抱え続けて来た問題、悩み、重荷がある人は、ここからそれらが解決のレールに乗ります。助けてくれる人が現れたり、状況が変わって背負っていたものを手放せるようになったりするのかもしれません。

[愛について]

年明けから2月前半にかけて、パートナーシップに強いスポットライトが当たる時期となっています。パートナーがいる人は、かなり密度の濃いやりとりをすることになるでしょう。二人で協力して取り組むべきテーマが浮上するのかもしれません。あるいは、タッグを組んで闘い、大きな成果をあげられるのかもしれません。

この時期はケンカや衝突も起こりやすい傾向がありますが、感情を抑え込んだり、ただ丸く収めようとしたりする方針は、あまりフィットしないかもしれません。むしろ、勇気を出してまっすぐに向き合うことで、より強い信頼関係を鍛え上げられます。ある程度衝突があっても、2月半ばには仲直りできるはずです。

また、2月から3月は非常に官能的な時期です。年明けの衝突がより親密な関係への手掛かりとなる、といったこともあるのかもしれません。

ここ数年、パートナーとの紐帯が強くなり過ぎて、自分の活動に制約が加わりがちだった人、パートナーにまつわる役割や任務が重く、自由に動けなかった人もいるかもしれません。2024年はそのような「縛り」が緩み、年末までに完全に解除される節目です。徐々に自由度が増し、「お互いにのびのびと動けるようになる」のを実感できるかもしれません。

愛を探している人は、1月から2月前半、3月半ばから4月頭、6月半ばから7月半ばにかけて、チャンスを掴みやすい時期となっています。交友関係の広がりの中に、出会いが見つかります。イベントやサークル活動に参加するなど、「人の輪」に身を置くことが出会いへの近道となるようです。

自分の世界に閉じこもらず、新しい場所に出かけて行く勇気を持つことが重要です。出不精な人も多い蟹座の人々ですが、この上半期は意識的に「外界」を目指すことが必要となります。

また、2008年頃から不思議な人間関係のパターンに囚われ、身動きがとれない状態だった人は、そろそろそこから抜け出せるようです。恋愛以外の人間関係に縛られていたために、パートナーを探すアクションを起こせなかった、という人は、この上半期は言わば、金縛りが解けるようなタイミングとなるはずです。

[人間関係・家族について]

2023年後半から「人に恵まれる・仲間ができる・友に恵まれる」時間の中にあります。人脈が一気に広がり、多くの人と出会って、色々なチャンスをもらえるでしょう。サポートしてもらったり、応援してもらったりと、何かと「良くしてもらう」場面が増えそうです。遠慮なく好意を受け取ることが大切です。

「愛」の項目でも触れましたが、2008年頃から特定の人間関係に縛られるような状態にあった人は、2024年を境にその「縛り」がほどかれます。より自由に活動できるようになるはずですし、「自分を取り戻す」「我に返る」ような気持ちになる人もいるでしょう。

3月末頃、居場所や家族について重要な変化が起こりそうです。新しい居場所を見つける人もいれば、古い居場所を手放す選択をする人もいるでしょう。運命を感じるような展開もあるかもしれません。初めて訪れた場所なのに懐かしい感じがするとか、初めて会った人なのに最初から「家族だ」と思えるなど、何かしら過去と未来が混線し、そこに新しい縁が結ばれるような出来事が起こるかもしれません。

全体に、外に出て活動することに軸足が置かれているので、家族との関係がおろそかになりがちかもしれません。3月から5月頃は、家に帰る暇もないような状況になる人もいそうです。こういう時こそ、コミュニケーションをしっかりとり、意識的に少しでも、家族のための時間を確保することが大切です。感謝の言葉、ほめ言葉には、とても威力があります。

[仕事・勉強・お金について]

この上半期を通して「夢を追う」時です。目の前のミッションより、より遠い未来を見つめて、自由なビジョンを描けます。すぐには結果が出ないような活動にも取り組んでみて、未来へのレールを敷けるかもしれません。大スケールで物事を考えられます。

また、ともに夢を追う仲間に恵まれる時期でもあります。たとえば、新しい仲間に出会って、その人たちと一緒に新しい夢を追いかけることになる、といった展開もあり得ます。

3月中旬から6月上旬にかけて、仕事は非常に忙しくなります。

4月は混乱や停滞があるかもしれませんが、それ自体に大きな意義があります。立ち止まり、振り返って、そこでやり遂げられることがあるはずです。

5月から6月上旬は熱い活躍の季節です。大チャレンジができます。ここでの「チャレンジ」はもしかすると、4月の停滞や混乱の中から生まれたチャンスを掴む形で展開するのかもしれません。

2023年から地道な勉強を続けている人が少なくないはずです。この上半期も、その地道な努力が続いていきます。「継続は力なり」を少しずつ実感できるでしょう。特に2月から4月にかけて、地道な努力のプロセスにスポットライトが当たり、褒められたり、引き上げてもらえたりするかもしれません。知的活動において高い評価を受けられます。集中的に学び、資格を取得するなどのことも、この時期なら容易にやり遂げられそうです。

「地道な勉強の時間」は2026年頭まで続く、長丁場のプロセスです。倦まずたゆまず続けて行くことが、何よりも大切です。

お金に関しては、2024年から大きな時間に入ります。経済活動が外側へと一回り大きくなる時期なのです。ここから2043年頃にかけて、外部・他者から非常に大きな財を受け取ることになるでしょう。

お金について学ぶ人も多そうです。家計ならば家計簿で大丈夫ですが、大きなお金を扱う時には、より高度な会計知識が必要になります。また、これ以降他者との関わりの中で経済活動が拡大していくので、知識を増やすことは後々、役に立つはずです。