2020年蟹座の下半期の占い

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他者との関わりをつむぎながら、果敢に闘う。

たとえば馬上に旗を掲げて、甲冑をきらめかせて進む勇者のような、力強い光景が浮かびます。
2020年下半期の蟹座の人々は、なにか大きな目標を掲げ、大胆かつ勇敢に挑戦することになるのです。
嵐のような多忙さに巻き込まれる人もいるでしょう。
大きすぎる使命に、強いプレッシャーを感じる人もいるかもしれません。
あまりにもいろいろなことが重なって、
リアルタイムでは何が起こっているのか、よくわからないかもしれません。
ですがいずれにせよ、最終的には大満足の「勝利」を手にできるはずです。

何を求めて闘うか、誰と闘うのか、何を持って勝利とするのかは、おそらく、
あなた自身が決めることなのだろうと思います。
この時期の「勝負・チャレンジ」は、けっして、人に強制されて臨むようなものではありません。
あくまであなた自身が、自分の意志で選び取るのでなければ、
勝負で「相手をしてくれる存在」も、納得してくれないでしょう。
この時期、もし激しく衝突する相手がいたとしても、その人は本質的な「敵」ではありません。
むしろ、胸を貸してくれる「師」のような、練習試合の対戦相手のような、そんな存在だろうと思います。
その人は、あなたが相手を「超えていく」ことを、一番喜んでくれるはずです。
あるいは、この先あなたとともに闘う、終生のパートナー、戦友となってくれるのかもしれません。

2020年下半期は、星座を問わずなんらかの「闘い」がテーマとなる時期です。
特に蟹座のあなたにとっては、「キャリア・社会的立場・人生の目標」という分野で、
非常に純粋な「闘い」が展開します。
キャリアの上で新境地を切りひらくために突き進む人もいれば、
気持ちよく働ける場を作るために、そのハードルとなる関係者と「対決」していく人もいるでしょう。
前例のないことに挑戦する人、手強いライバルと競り合う人、
消極的で「できない理由」ばかり探していた自分と闘い、先に進む行動を起こす人、
ひとつしかない旗を誰よりも先につかみ取るため、全力で勝負する人もいるかもしれません。
その「闘い」のプロセスはすべて、あなた一人だけの手に収まるテーマではなく、
パートナーや関わっている人々全てと、調整したり、協力したり、向き合ったりしながら展開します。
2020年下半期の蟹座の、もう一つのテーマが「他者との関わり」だからです。

そんな「闘い」の果ての2020年12月、これまで敵対していたように見えた人々全てが、
あなたの力強い味方になっていることに気づくでしょう。
そしてここから、不思議な「ご褒美」のようなものを受け取れる時間の中に入ります。
あなたががんばってきたこと、苦労したことに、多くの人が色々な形で賞賛をおくってくれるはずです。

・時期について

6月頃から物事を見直したり、振り返ったりする作業が展開しています。8月頭までには、ずっと棚上げしていた問題に手を付けて、スッキリできそうです。

8月から9月頭は、とてもキラキラした楽しい時期となっています。注目されたり、声をかけられたりする場面が増えるでしょう。

9月から10月頭は経済面で上昇気流に恵まれます。欲しいものが手に入りそうです。年の前半に経済的な問題に見舞われた人も、このあたりで立て直すきっかけを掴めるかもしれません。

10月から11月、懐かしい人との交流が生まれそうです。故郷や地元との結びつきが強まりそうです。記憶の中から「奇貨」が見つかる気配も。

11月は好きなことに打ち込める時期でもあります。仕事や対外的な活動において、趣味や特技が役に立つようなこともあるかもしれません。自分独自のアイデアを活かしやすい時期です。

12月は星座を問わず人生の転機となるタイミングです。蟹座の人々は特に、誰かから貴重な役割や財を「託される」ような展開になるかもしれません。あるいは、重要な「ギフト」を受けとって、そこから新しい物語の幕が上がるのかもしれません。

[テーマ別ひとことコメント]

・愛について

2020年は蟹座の人々にとって「パートナーシップの年」で、パートナーや愛を探している人には、出会いをみつけやすいタイミングとなっています。年の前半は外に出て人に会うこと自体が難しかったわけですが、そんな中でかつてとはちがう「出会いの手段」を見いだし、活路を開いた人も少なくないようです。この「パートナーシップの年」は、下半期も続いていきます。
パートナーを本気で探したい人は、このことを目標として高く掲げ、全力で進める時間です。「片手間」にしてしまうと、中途半端な結果になりかねません。というのも、この時期は「何で忙しくするか」をある程度以上に選択できるからです。

カップルはお互いの関係をより深く、丈夫なものに育てていける時期となっています。そもそもゆがんだ関係の中で迷路に入っていた人は、その迷路をはっきりと抜け出すことができるでしょう。今まで目を背けていたものに光を当て、相手と向き合う以上に、自分自身と向き合うことができるようです。パートナーシップは不思議なもので、相手と向き合おうとすればするほど自分の姿が見えてきますし、自分を見つめ直そうとすればするほど、相手の姿がよく見えるようになります。もしそういう現象が起こらないなら、「見つめている方向が逆」なのかもしれません。2020年後半、しっかりとお互いの姿が見えるようにしておくことで、2021年以降の「共有」のプロセスがよりスムーズに展開します。

愛に強い追い風が吹くのは8月から9月頭、11月から12月前半です。

・住み処、家族、人間関係について

人間関係が「これでもか!」というほど活性化しています。色々な面で人との繋がりを感じられますし、やりとりも多くなるでしょう。また、表面的にはあまりよく見えないような深い感情に触れ、「こんな思いを持ってくれていたのか!」と驚かされる場面も多いかもしれません。
パートナーを得る人、新しい家族を得る人もいそうです。また、家族やごく身近な人々と、「一対一の関わり」「一個人としての関わり」を持つ場面が増えそうです。これまで、単に「両親」としか認識していなかったけれど、それぞれが個性を持った一人の人間、ひとつの人生として客観的に見えてきたとき、話すことや関わりかたが変わってくる、といったことも起こるかもしれません。
家族との関係がより活発に、あたたかなものになるのは9月、10月末から11月です。

・仕事・勉強について

とにかく忙しくなります。「出来そうなことを出来る範囲でやる」ような時期ではなく、より大きな目標に必死でチャレンジし、見事勝利を収める、といった展開に向く時期です。蟹座の人々は基本的には攻撃よりも守備の方が得意なのですが、人生の中で時折、周囲がびっくりするような攻撃力を発揮する事があります。2020年下半期は、その「攻撃力」があらわになり、物を言う時間となるはずです。

学びについても、目標が高ければ高いほど意欲が増すでしょう。「ちゃんと勉強してから、行動を起こす」のではなく、「行動しながら学ぶ」というスピード感が感じられます。特に8月後半から9月中旬、10月に、勉強が捗るでしょう。

仕事も勉強も、この下半期は「誰と一緒にやるか」がとても重要です。やる気を削ぐような人とは距離をおくことができます。一方、力あるパートナーに導かれて新境地を開く人が少なくないでしょう。

・お金について

12月が一つの転機となる可能性があります。ここからパートナーとの経済関係が変わったり、経済活動の「行動範囲」が一回り大きくなったりするのかもしれません。
たとえば、パートナーが事業を始めて経済活動のありかたが変わる、といった変化の可能性があります。或いはあなた自身のビジネスにおいて、今までは無借金経営だったのが、ここから融資を受けて事業を拡大する、といったことが起こるのかもしれません。あるいは、日々扱うお金の額の「ケタが増える」ような変化が起こる可能性もあります。いずれにせよ、何らかの形で、経済活動における社会的責任が重みを増すのです。
ゆえに、関係者とのコミュニケーションのありかたが、とても重要になります。「お金のことを話す」のは、相手との距離感が近ければ近いほど難しい、という傾向もあるものです。ゆえに「そういう話もできる関係」をこの下半期に作っておくことがポイントとなりそうです。
他に、経済面で追い風が吹きそうなのは、7月下旬から10月頭です。