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任務を知ると、仕事が増えます。
「何をすべきかを知る」ということは、
「その任務が何のためのものかを知る」ことだからです。
たとえば「人を楽しませる」ことが任務の目的だとわかれば、
「どうしたらもっと楽しんでもらえるだろう」という問いが生まれ、
そこに、自分の内側からの答えが出てきます。
すると、仕事が増えることになります。
2017年の終わりごろから、獅子座の人の多くが
「自分の使命とはなんだろう」
「これは本当に自分に合った任務なのか」
「もっと他に、自分に合った役割があるのではないか」
「こんなことをして何になるのだろう」等、
自分の任務や役割について、
様々な疑念を抱いてきたのではないかと思います。
2020年はそうした疑念に、とても豊かなかたちで、
上記のような答えが見つかるようです。
「これこそが自分の任務だ!」と思える役割に出会う人もいれば、
「自分の引き受けていることの意義が、やっとわかった!」
と感じる人もいるでしょう。
自分が普段取り組んでいる活動が、社会にどんな影響を及ぼしているかを知り、
「自分はこの道を進んでいこう」という思いを新たにする人も
おそらく、少なくないだろうと思います。
職業や仕事、他者に対して引き受ける役割などに関して、
私たちはかなり幼いころから、
無意識に「イメージ・観念・価値観」を作り上げます。
たとえば「仕事」を、「職業」のイメージでとらえる人もいれば、
「食べていくためにやること」「どんな仕事をしてでも生き抜こう」
というような意識をもつ人もいます。
「自己実現」「才能の開花」「人生の目標」のようにとらえる人もいれば、
「身近な人を養い育てるためのもの」と考える人もいます。
私たちは、幼いころから見聞や体験のかけらを組み合わせ、
大人になってからの職業観の土台とするようなところがあります。
特に、幼いころ身近にいた大人たちが、どんなことに重きを置き、何を褒め、
何に社会的価値があると考えていたかが、強い影響を及ぼしています。
ですが、そうした「記憶を土台に作られた、社会的役割に関する価値観」は、
自分自身の体験や後天的な人間関係によって、大きく変わることもあります。
2020年、もしかするとあなたの世界で、
職業観や社会的役割への価値観が、ドラマティックに変化するかもしれません。
たとえば、「専業主婦はいやだ」と思っていた人が、
色々な経緯を経て専業主婦になることを自ら選択し、そこに新鮮な喜びや
広大な社会の在り方を発見する、ということもあるでしょう。
あるいはずっと「自分にできることは、これ」と決めてかかっていた人が、
未知の任務を引き受けて、新たな自分を見つけることになるのかもしれません。
いずれにせよこの上半期、獅子座の人々は、
とにかく熱い忙しさとやりがいに満たされるはずです。
頭で考えるより身体が先に動き出すような、アクティブな時間帯です。
・時期について
1月から2月半ばは、新しいアイデアをどんどん出して行ける、とてもクリエイティブな時間です。2019年の中で道筋をつけた創作活動の場などがあれば、そこで「大暴れ」できる感じがあります。さらに、好きなことや遊びなどにも集中的に取り組めます。春以降、どちらかと言えば「やるべきこと」に多くの時間を割くことになりますので、この1月から2月の間は思い切り遊んで充電する、という人も少なくないでしょう。あるいは、春以降の多忙な日々にもしっかり休みやレクリエーションの時間をとれるよう、ここでしっかり1年分の休みの計画を立ててしまう、というのも一案です。
2月半ばから3月は、とにかく忙しくなりそうです。山ほどの任務に追われ、走り回るような日々となるでしょう。特に3月は「どうしてもつかみたいと思えるチャンス」が巡ってくる気配があります。少々無理をしてでも、望みの物をがっちり手にしたいところです。
3月末から6月にかけて、「人間関係」に新しい要素が加わります。びしっと気持ちが引き締まるような相手と出会えるかもしれません。真剣勝負ができる相手、真剣にタッグを組める相手、自分を上に引っ張り上げてくれるような相手に出会う人もいるでしょう。この時期の出会いは、2021年以降のドラマにつながっていきます。
一方、4月から夏にかけては「仲間」に恵まれる時期となっています。気の合う友達や、呼吸の合うチームメイトなどに出会い、目的意識を分かち合えるでしょう。特に5月半ばから6月は、懐かしい仲間に再会できる気配もあります。この上半期は全体に忙しい時期ではあるのですが、助っ人やサポーターと多忙さを分かち合える時期でもあるのです。
・愛について
2019年は獅子座の人々にとって「愛の年」でした。愛を見つけた人もいれば、愛を大きく育てた人もいるでしょう。あるいは「何もなかった」「愛を失った」という人もいるかもしれません。もしそうなら、あなたの新しい愛は2020年の終わりから2021年に見つかるかもしれません。または、2020年中に新しい愛に出会い、2021年にしっかりしたパートナーシップを構築する、というプロセスになるのかもしれません。
少々フライングになりますが、獅子座の2021年は「パートナーシップの年」です。ゆえに、2020年は「その直前の年」ということになります。
たとえば、2019年の「愛の年」に恋人に出会った人が、様々な準備や学習を経たうえで、2021年に結婚する、といった展開は大いに考えらえます。「恋愛」と「結婚」のあいだにあるものを考え、獲得し、あるいは解決していくことが、2020年のテーマと言えるでしょう。
この「2021年、パートナーシップの年」は、実は2020年3月から7月頭に「予告編」のように小さくスタートします。この間の出会いや関係性の変化は、2021年からの壮大なドラマにつながっていく、力強い「芽」です。
この上半期は、自分から積極的に行動を起こしたり、交渉を重ねたり、相手のテリトリーに踏み込んだりする場面が多そうです。小さなことでもうやむやにせず、お互いのコンセンサスを重ねていくことにポイントが置かれます。
フリーの人は、年明けから2月、そして3月から5月に出会いを見つけやすいでしょう。
カップルは年明けから1月半ば、4月から夏にかけて、やさしい愛が育つのを感じられそうです。
・住処、家族、人間関係について
人間関係には長期的な変化が起こりつつあります。特に、3月後半から6月にまたがって、「新旧交代」のような兆しを感じる人も少なくないはずです。
周囲の人々の中であなたと言う存在が重みを増すかもしれません。あるいは、「相手に花を持たせる」「一目置く」「少し距離を置いて見守る」といった、普段とは少し違ったやり方で人と関わり、新しい知見を得られるかもしれません。
身近な人の世話に忙しくなる人も多い時期です。家族のサポートや後輩の指導など、「支えてあげなければならない人」を引き受けて奮闘することになるかもしれません。人を助けてあげようとするとき、多くの人が「大きなお世話かも」「余計なことかも」「偽善的に見られないだろうか」などの躊躇を感じるようです。でも、この時期は勇気を出して「えい!」と前に踏み出した時、驚くほど喜ばれるでしょう。
・仕事、勉強について
仕事は、非常に忙しい時期です。年明けから3月いっぱいは、怒涛のようにやることが多く、てんてこ舞いになるかもしれません。新しい技術や業務知識を身につけるために奮闘する人も少なくないでしょう。「この役割を引き受けるなら、こういうことは知っておかなければならない」という問題意識も高まるはずです。
仕事においてチャンスが巡ってきやすいのは3月から4月頭です。2019年頃から働き方を大きく変えつつある人も少なくないはずですが、あなたの新しい職業観にぴったりフィットするような案件が飛び込んでくるでしょう。
勉強に関しては、実は7月以降の半年間が、強烈な「学びの時間」となっています。ゆえにこの上半期は、「何を学びたいか」を考えたり、年の後半のカリキュラムを練ったりすることになるかもしれません。あるいは、年の後半の留学を控え、その準備に奔走する人もいそうです。
・お金について
1月半ばから2月上旬、そして5月半ばから6月に、お金を巡る環境が大きく動く気配があります。物質的・経済的なサポートを受けやすい時期となっていますし、割のいい仕事も回ってきやすいかもしれません。素敵なギフトを受け取る人もいるはずです。
・健康について
いつにも増して、健康のことが気になるかもしれません。忙しくなる分、コンディションを崩しやすくなりがちです。特に普段からワーカホリックな人は、この時期はその傾向に拍車がかかる可能性があります。「長く走り続けるために休む」という意識をしっかり持つことが大事です。
エクササイズやジム通いなどを始める人もいるでしょう。「肉体改造」は結構うまくいく時期です。ただ、これも「やりすぎ」には十分注意が必要です。