2011年乙女座の上半期の占い

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2011年上半期、乙女座は大きな解放感を味わうことになります。
誰かとの関係において、ずっと押さえつけてきたり、「こうしなければ」と思い込み続けてきたり、あるいは背負い込みすぎていたりしてきたことから、解き放たれるからです。おそらく、理屈で考えすぎたり、本質とは違うことを意識しすぎていたり、相手がしなければならないはずのことを自分がしてしまっていたり、逆に、自分がすべきことを相手の義務だとごかいしてしまっていたりしていたのかもしれません。そんな、どうしても噛み合わないままに格闘してきていたことが、努力の甲斐あって最終的に解決をみるのです。

過去数年のあいだ、誰かとの関係が徹底的に壊れてしまったり、あるいは不可解な関係の中で深く悩んでいたりした人も多かったかもしれません。そうした「どうしていいのか解らない問題」が、ここで収束します。その代わりに、もっと精神的に深く解り合える不思議な体験が、この辺りからあなたの世界に流れ込んでくると思います。

2011年上半期は、誰かから受けとるものの多い時期です。
それも、相手が「これ、もういらないからあげる」というような余分なものや不要品ではなく、「私がずっと心血注いで創り上げてきたものだけど、これをこれからはあなたに託すね」といって渡されるような、そんな「受領」なのです。あなたはそれを受けとって、自分のものにする、というよりは、受けとったものにあなたの力で新しい命を注ぎ込む、という作業をしなければならないでしょう。それはあなたに取って、素晴らしいチャンスでもあり、果報でもあると思います。

「受けとるもの」は、財産とか道具など、形あるものである可能性もありますし、仕事や人間関係、経験や知、まごころなど、形のないものである可能性もあります。ですが、それは決してはかないふわふわしたとらえどころのないものではなく、ちゃんと「実体あるもの」です。価値も、重みもあるはずです。このプロセスのポイントとなるタイミングは1月下旬と3月です。

愛情関係については、これまでどうしても打開できなかった問題のあるパターンを乗り越えることが出来ます。2010年に誰かと出会った人は、それを軌道に乗せていくことができるはずですし、フリーの人にも、優しい出会いが多くなっていくでしょう。カップルにとっては、お互いの人間性を交換し合うような、とても濃密なタイミングとなっています。 性的なことに重心を置きすぎると、心が非常に孤独になってしまいます。自分の心や愛を、変なリアリズムにとらわれて冷笑的に扱ったりしてしまうと、傷ついてはいけない部分が傷ついてしまいます。自分の事も相手のことも、全力で、全体として大切にする姿勢があれば、与え合うことでお互いにもっと豊かになれる時期です。