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2013年上半期、乙女座を取り巻く世界はとてもストレートで、ある意味「解りやすい」感じがします。
2012年後半から一生懸命目指してきた目標に向かって進む時期と言えますし、2012年後半に得た立場に「ふさわしい自分」になるために、着々と努力を重ねていける時期、とも言えます。
つまり、大きい目標や果たすべき役割が具体的にはっきり見えていて、それに向かってコツコツと努力を積み重ねていける時期なのです。
否、「コツコツと努力」という表現が持っている、単調で地味な雰囲気はちっともなく、ぐんぐん挑戦を重ねていく年若いヒーローのような雄姿がそこにあります。
決して消えない情熱を、心に熱く燃やしつづけることができる時期なのです。
おそらく、この時期あなたが目指していることは、あなたの周囲の誰もが大きく頷いてくれるような「チャンス」であるはずですし、あなた自身も確信を持ってこのチャンスをものにしようと努力しているはずです。
そこには、経験者としての傲慢さや大人的なこなれ方はなく、初々しい新人のような、初めてなにかにトライする子供のような、純粋無垢の謙虚さがあります。だからこそ、そこに大量の知識や力が、滞ること無くざぶざぶと流れ込んで行くのです。
「訓練中の人」にとって、現場で結果を出すことは遙か先の話ですが、この時期の乙女座の人は、自分で自分を訓練しながら、同時並行的に大きな結果を出していける状態になっています。
チャンスを掴み、チャンスを生きる。
そんな意識を日々、胸にたしかめながら、飛躍的に成長していける時期だと思います。
時期的なことを少し申しますと、まず1月、かなり忙しい時期となりそうです。
この時期は特に、ルーティンワークや日々の習慣を見直す時期となっています。
今の生活のリズムが「自分に合わない」と感じている人にとっては、環境や生活のあり方を変えるチャンスです。
異動や転職を決意し、実行に移す人も少なくないでしょう。
2月は人間関係が不思議な熱を帯びます。
今まで出会ったことの無いような、特別なタイプの人と関わるようになったり、あるいは、かねてからの知人との関係がぐっと強まったりするかもしれません。
この時期、発展的で面白い出会いや、深い共感を持てる関わりが生まれる一方で、あなたを騙そうとする人や、ややこしい行き違いに行き当たる可能性もあります。
人を多面的に捉えようとすること、自分の内なる願望や怖れを人に投影していないかどうか確かめることは、とても大切です。
また、本当に大切にすべき相手とそうでない相手とを、ここで選別する人もいるはずです。いずれにせよ、自分の目と知性を信じて行動すべきだと思います。
3月は、自分自身についてというよりは、身近に関わる人に変化が起こりやすいタイミングです。パートナーの経済状態が変化したり、誰かの人生の変化にどっぷりつきあったりすることになるかもしれません。
非常に官能的な季節ともなっていますが、うっかり弾みでやってしまったことが後で大問題に発展する可能性も低くありませんので、自分の情熱の「芯」や責任の所在を確かめてから、行動を起こす方が良さそうです。
4月から5月は遠出する人が多いかもしれません。
あるいは、何か新しく専門知識を強化するような活動をスタートさせる人も少なくないでしょう。
人から学ぶ事が多いでしょうし、また、人に教えてあげることで自分も大いに学べる、ということもあるはずです。
自分の考えや経験を広く発信する様な活動にも、結びつきやすいタイミングです。
6月は、2012年から取り組んできた大きなテーマを「仕上げる」時期となっています。
形にする、提出する、というような機会を通して、過去1年ほどの自分の頑張りを実感することになるかもしれません。
愛情関係については、なにかと「機会」が多い時期だと思います。
出会いの機会、カップルは大切なことをやりとりする機会、一緒に行動する機会、話し合いを持つ機会、などなど、具体的な愛に関連する行動や活動を展開するタイミングがめぐってくるわけです。
独りよがりで無いアクションを起こし、さらに相手からのアクションに反応しながら、物語を展開させていく、という実感が強いかもしれません。
恋愛に追い風が吹くのは、1月から2月頭、2月下旬から3月中旬、4月半ばから5月上旬です。