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2013年上半期、天秤座の人は「ハングリー精神」をもって果敢に挑戦し、あるいは冒険していくことになりそうです。
生ぬるい安定志向や現状維持の発想を嫌い、あえて「徒手空拳」で行けるところまで行ってみよう！という思いが涌いてくるのです。
「大人」になってしまうと、なかなかこうした行動方針はとれないものですが、この時期の天秤座の人の心の奥底には、ある種の危機感が潜んでいて、その危機感がもとになって、あえて若々しい「ハングリー精神」が涌いてきているのではないかと思うのです。
天秤座は「風の星座」ですが、この「風」は、「時代の風」をも意味します。
時代の変化を敏感に感じとるセンサーを、風の星座の人は備えているわけですが、そのセンサーがあなたに「今手の中にあるものを根拠に動いても、この先はむしろ、危険かもしれない」と教えてくれるようなのです。
人は「過去」に寄って立ちます。
自分が生きてきた道のりがそのまま、自分の支えになったり、実力となっていたり、プライドを形成していたりします。
でも、この時期は敢えて、そうした自分の「過去」や、肩書きや実績に囚われないで進むことが必要になりそうです。
そうした、真に自由な気持ちで、まだ見ぬ世界に足を踏み入れてみることが、ある局面で、是非とも必要になるのです。
この上半期に体験した、そんな若々しい冒険や挑戦が、2013年の下半期すぐに「チャンス」へと結びついていくはずです。
もとより、社会的立場や評価といったものは、欲しいと思った瞬間に手に入るものでもなければ、単純作業を積み重ねて行った先に得られるものでもありません。
もちろん、これまで培ったあなたの実力や経験は大いに役に立つでしょうし、むしろ、冒険の場でこそ、その価値を新たにするだろうと思います。
ただ、この時期は肩書きや経験に「決して頼らない」と心に決めているあなたが、いるのだろうと思うのです。
留学や長期出張など、2012年に飛び込んだ世界で更に自分を鍛えている人も多いでしょう。
あるいは、この時期に物理的に「飛び立つ」人もいるはずです。
時期的なことを少し申しますと、まず1月、情熱が盛んに燃えてくる時期です。
ある面で「初心に返る」ようなこともあるかもしれません。
初々しい、世界に初めて出会う時の子供のような気持ちを思いだし、「もう一度これを１からやってみようか」と思えるようなテーマに出くわすかもしれません。
あるいは、心から好きになれるものに巡りあい、それにパワーをガンガン注いで行くことになるのかもしれません。
2月は自分の力に不安を抱くこともあるかもしれませんが、それこそが「強化への道」のきっかけです。
課題意識を持ち、それに向かって直向きに「日常」を整備して進むうちに、すぐに光が見えてくるでしょう。
3月は、ちょっと衝撃的な出会いがおこるかもしれません。
あるいは、誰かとの関係が劇的に変化したり、この時期、関わる相手との間に起こる出来事によって、あなた自身の人生にターニングポイントが訪れる可能性もあります。
自分一人では引き起こせない「変化」を、誰かの手と自分の手の組み合わせによって、引き起こすことができそうなタイミングです。
4月から5月は、「自分の力」と「他者から受けとっている力」を整理するような時期となっています。
これをきちんと切り分けた上で、さらに「受けとれるもの」が見えてきそうです。
経済的な変動の気配もありますが、この変化はかなり予想外のものとなるかもしれません。
6月、遠出する人が多いでしょう。
自分の進むべき方向性を確かめるために旅をする、という人もいるだろうと思います。
あるいは、ここまで１年ほど頑張って身につけてきた専門的な実力を、さらにぐいっと強化するために、必死に勉強に打ち込む人もいるかもしれません。
この時期に自分の学んできたことの「集大成」のような結果を出す人も少なくないでしょう。
愛情関係については、3月から4月にかけて、かなりインパクトの強い出来事が起こるかもしれません。
ドラマティックな出会いや、突然恋に落ちるような展開もあるでしょうし、ずっと問題を抱えつつズルズル続けて来た関係に、きちんと結論を出す人もいるかもしれません。
大切な約束をこの時期、交わす人もいると思いますが、そこでは真剣な話し合いや、正直な対話がなければ、のちのちしこりになる可能性もあります。
天秤座の人は、相手の気持ちを気遣ったり、あるいは自分の誇りを守ったりするために、ストレートな本音をぶつけずに済ませてしまうことも多いようです。
でも、この時期は不器用なほどの「むきだしの対話」があってはじめて、本当に大切な関係が進展を見るだろうという感じがあります。
愛に強い追い風が吹くのは2月、3月中旬から4月前半、5月中旬から6月頭です。
