2015年天秤座の上半期の占い

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「全体のイメージ」
お兄さんやお姉さんの影響で、趣味を持ったり、仲間が増えたりした、という経験を持つ人は、少なくないようです。残念ながら上の兄弟姉妹がいない場合でも、たとえば、従姉妹や親戚、友達の兄弟姉妹などがきっかけとなって、ある世界への扉を開くことはよくあります。大人になってからも、やはり「身近な人が遠い世界へ導いてくれる」経験は貴重です。
この時期、ごく身近な人が、あなたをかなり遠くまで連れて行ってくれるかもしれません。新しい人間関係の中に差し招いてくれたり、新しい可能性を示してくれたりするのかもしれません。

あるいは「身近な人」ではなく、あなた自身の成長と経験が、あなたを新しい場所へ連れて行く可能性もあります。たとえば、外国語を勉強したら、その言語を使う人々と関わってみたくなります。ある分野に詳しくなれば、その分野の専門家と話をしてみたくなります。人は成長すると、その成長に合った「人々の輪」に入りたくなるものなのだろうと思うのです。
この時期、あなたはまるで新しい言語を習得するかのように、何かを身につけることになると思います。そして、それを使うために、まだ見ぬネットワークへと入ってゆくことになるかもしれません。あるいは逆に、あなたの元に仲間が自然と集まってくる可能性もあります。
ここでのあなたを取り巻く「新たな人々」は、がっしりした組織のようなものではなく、ふわりとした、あくまで個人的な関わりです。上下関係も利害関係にも囚われない、ごく自由な人間関係の中で、あなたは自分のゆるやかな居場所を見つけることになるのだろうと思うのです。

親友を見つける人もいるでしょうし、長く離れていた友達と再会する人もいるでしょう。あるいは、今まではビジネス上のつきあいとか、単なるクラスメートだったりした関係が、もっと深く強い関わりへと、すうっと移行する可能性もあります。
あなたが真剣に取り組んでいる勉強や、抱えている問題意識などが、そうした関係の変化を引き寄せます。悩みを相談したり、わからないことについて教えを請うたりしているうちに、人との関係が強く太くなっていきます。
この時期は、一見「わかりにくいこと」「わかりにくい人」のほうが、結果的にあなたの心に寄り深く入ってくることになるはずです。今のあなたは、簡単にできることにはあまり、魅力を感じないだろうと思うのです。

人生の中で生まれる人間関係には、面倒なものもたくさんあります。「しがらみ」や「勧誘」、真に個人対個人の関わりを目的とするもの以外の、危険なトラップが様々に仕掛けられている世の中です。そうした危険な繋がりは、一見非常に魅力的に輝いて見えます。そのような危険な魅力の裏にあるものを見抜くのは、かなり難しい技といわねばなりません。
この時期、あなたは人との関わりにおいて「真贋を見抜く」ことを迫られるかもしれません。コミュニケーションのなかにある「本物」と「そうでないもの」を見分け、自分が本当に関わるべき相手をしっかり選び取らねばならない場面もあるかもしれません。

パートナーシップや家族との関係においても、ゴマカシや甘えをしっかり見抜き、関わりをあるべき形に再構築するプロセスが発生するかもしれません。腰を据えた真剣なコミュニケーションが、それを可能にします。今まで何となく避けてきた対話を、今ここで出来るようになるのは、前述のようなあなたの「成長」があるからなのだろうと思います。

また、2012年頃から経済的に「懸命に畑を開拓」してきた人は、この上半期あたりから「作物を収穫」できるようになります。これまで経済面での不安を抱えていた人にとっては、不安のトンネルの出口が見えてくる、嬉しいタイミングです。

「仕事や勉強など、外向きな活動への取り組み」
新しい夢が生まれるかもしれません。これだ!と思える進路を見つけたり、追い求めるべき理想を見つけたりできるときなのです。または、仲間の存在が、あなたを新しい夢に導いてくれる可能性もあります。
目先の利益だけを追い求めたり、「できそうなこと」の中に小さく収まってしまうような時期ではないと思います。「かなり勉強しないとトライ出来ないかもしれないけど、やってみよう」と思えるようなテーマこそが、今、あなたが選ぶべきテーマなのだと思います。

チャンスに恵まれる時期でもあります。「このタイミングでこんなサポートをうけられるなんて!」と驚く人もいるでしょう。不思議なくらい、やりたいことと欲しいものが噛み合うかもしれません。
そうした「恵み」の一方で、「地道な努力」も不可欠です。とはいえ、日々コツコツ積み重ねることが、しっかり未来に結びついている手応えを感じられます。「何のために頑張っているのかわからない」といった徒労感は一切無いはずです。簡単に手に入るものは、簡単に消えてしまいます。この時期は特に、じっくり時間をかけて学ぶ姿勢が大事です。

仲間と一緒に学んで伸びる人もいるでしょう。一人の時間はもちろん大切ですが、切磋琢磨する相手を必要とする場面もありそうです。共同研究や共同事業に取り組む人も少なくないはずです。

転職がかなったり、やりがいのあるポジションに立てたりしそうな時期は、1月半ばから2月中旬、そして3月後半です。また、大きめのチャンスやミッションが巡ってきそうなのは、5月から6月頭、6月末から8月頭です。
勉強に打ち込めそうなのは4月半ばから5月頭、5月半ばから6月です。この間、5月下旬から6月上旬は一時的に「復習」「見直し」が必要になるかもしれません。先を急ぐより、過去を振り返ってしっかり地固めしたいタイミングです。

「やりたいことが見つからないけれど、みつけたい!という場合」
いろいろな人に会いに行くとよいかもしれません。サークル活動に参加したり、仲間と飲み会を企画するなど、普段会わないような人々と、あくまで一個人として接する機会を作ると、今までにない世界が見えてきそうです。
自分個人の夢を探すのではなく、「理想的な社会とはどんなものか」という視野に立ち、ボランティアや社会的活動に関心を持てそうな時期でもあります。「世のため人のため」に道を探すのも手です。

また、難しい専門書に取り組んだり、ハードルの高そうな勉強をスタートさせてみるのも妙味があります。時間をかけてじっくり勉強したい、と思えるテーマを探すと、おもいのほかのめり込める可能性があります。あるいは、かつて取り組んだけれども挫折した勉強を再開してみるのも面白いかもしれません。

「人間関係について」
2月下旬から3月、そして4月上旬に、インパクトの強い動きが起こります。
遡れば2011年頃から、人間関係の根本的な再構築に取り組んできている人も少なくないかと思うのですが、その大改革のピークが3月中ほどから4月頭に置かれています。
これまでずっと働きかけ続けてきた相手との関係が、いきなり「バージョンアップ」されたり、関係性がガラリと変化したりするかもしれません。
また、あなたを縛るような関係に苦しんでいたのであれば、そうした人間関係から、あくまで自分の意志で、自由になることもできるときです。

4月上旬は、少々ミラクルな出来事が起こるかもしれません。私たちは「友達」「会社仲間」「先輩と後輩」「取引先」など、人間関係を様々な名称で捉えていますが、そうした名称がこれまでの経緯を経て、ぱっと変わるかもしれません。あるいは、ここでとてもドラマティックな人間関係の「再生」を経験する人もいるかもしれません。

「恋愛や愛情について」
年明けから1月いっぱい、とてもキラキラした雰囲気に包まれています。恋愛において嬉しいことが多いでしょう。
また、1月下旬から2月上旬には、「失われたと思った愛が息を吹き返す」ようなことも起こるかもしれません。復活したものが新しい生命力を得るかどうかは、どのくらい過去を掘り下げるか、にかかっているようです。更に言えば、愛情の深さや心のときめき以上に、どのくらい「人間として」認めあえるか、という点にもポイントが置かれています。この上半期のあなたの「人への眼差し」は、鋭く深くなっています。人間洞察の力がそのまま、愛情関係にも活かされるはずです。

2月から3月にかけては、パートナーシップが大きく動く時です。
出会いを探している人はチャンスが期待できますし、愛情関係が将来的な約束へと結びついて行く可能性もあります。どこかぼやけていた情熱に「カツ」が入り、気持ちが再燃するような出来事が起こるかもしれません。
パートナーとのあいだでかねてから懸案のあった人は、その話に決着をつけることもできるでしょう。お互いの思いを正直にぶつけ合い、膠着状態を打開できます。
いずれの場合にも、あなたが勇気を出して相手の懐へと飛び込んでいくような決意を必要とするかもしれません。「転機」を掴むために、いったん相手にすべて預けてしまうような選択をする人も少なくないでしょう。なにごとにも思考を巡らす天秤座の人にとって、目をつぶって「えいや!」とぶつかるようなかたちは、あまり望ましいものではないかもしれませんが、恋愛はそのすべてのプロセスを自分で掌握できるようなものではありません。「自分の力ではどうにもならない、運命のもう一つのハンドル」を、相手に任せてみるような判断が、この時期のあなたに愛の新しい世界を見せてくれるようです。

4月上旬、愛に「ミラクル」が起こるかもしれません。この「ミラクル」は、全く新規のドラマというよりは、既に時間をかけて積み重ねて来た関係に魔法がかかるような出来事だろうと思います。

子育て中の人は、1月から2月上旬にポイントが置かれています。この間、いつもより少々手間暇のかかる事が起こるかもしれませんが、ムリに前に進もうとするより、どっかり腰を下ろし、立ち止まってしまうような方針を採る方が、結果的に良い流れを招くようです。コミュニケーション不足から誤解や行き違いも生じ安い時期ですので、特に1月末から2月頭は、早合点にご注意を。

「大まかな流れ、タイミング」
1月はとても楽しい雰囲気に包まれています。遊びに行ったり、嬉しいことが起こったりと、キラキラの雰囲気に包まれています。1月下旬から2月上旬は、愛が「再燃」したり、かつて楽しんだことがもう一度ここで「マイブーム」になったりするかもしれません。

1月半ばから2月はとても忙しい時期です。この時期にポジションが変わったり、日ごろ担っていることのナカミが変わったりするかもしれません。
生活のリズムを変えたいと思っている人には、この時期はチャンスです。根本的にルーティンを整理したり、日々使っているアイテムを刷新したりできそうです。

2月下旬から3月いっぱい、人間関係が華やかに盛り上がります。出会いも多いでしょうし、既に関わっている人々との距離感や関係性が、ドラマティックに変化していきます。場合によっては「電撃的」なドラマも起こるかもしれません。相手の懐を借りるようなつもりでぶつかっていくと、大きく成長できそうです。

4月から5月半ばは、人から受けとるものが多いでしょう。シェアしてもらったものをどう活かすか、手腕が問われるかもしれません。
5月半ばから6月にかけて、遠い場所に「再訪」する人も多そうです。そこで出会った人が仲間になってくれたり、古い交友関係が復活したりする気配もあります。また、この時期は「昔とった杵柄」のように、かつて磨いた腕を活かすチャンスがめぐってくるかもしれません。

6月以降、ストレートに「嬉しい!」と思えることが増えそうです。大きすぎるように思われた夢に現実感が出てきたり、素晴らしい友情に恵まれたりするかもしれません。この雰囲気は10月頭まで続いていきます。目線を高くし、時間を大きなスケールで捉えたい時期です。