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引き続き、愛と出会い、関わりの時間の中にあります。
2023年半ばからの「人間関係・パートナーシップの季節」が2024年5月末まで続きます。
この時期の「愛」には、軽々しさや薄っぺらさが一切ありません。すべての関わりが真剣勝負で、未知の世界で、衝撃と刺激に満ちて、長期的な契機を含んでいます。
人は愛すること、他者と関わることによって、変化します。
この変化を「化学反応」と呼ぶ人もいます。
なぜなら、その反応は不可逆で、予測不能で、「1+1=2」のようにはならないからです。
たとえば「この人といると、いつもの自分とは全く違った自分になってしまう!」という体験をしたことがあるでしょうか。
私たちは無意識に、相手の人となりに合わせて自分の態度をつくります。場合によっては、態度だけでなく、考え方や感じ方まで変わってしまうこともあります。
さらに言えば、相手もまた、自分のありように合わせて、少なからず自己を変えています。
互いが互いに影響を与え合い、それぞれ「新しい自分」になるのです。
2024年上半期、そんな「影響の与え合い」「化学反応」の振り幅が、振り切れています。
この時期、自分自身を誰かにどーんとぶつけ、お互いが一変してしまう現象は、たとえば惑星に彗星が衝突して軌道が一変するような、大スケールの出来事となるかもしれません。
この上半期はあくまでいい意味で、人生に「大事件」が起こる気配があるのです。
「変化」は、「破壊と創造」とも言えます。
新しい自分になる時、古い自分が壊れて、新しい自分を創る作業が行われます。
これまで信じていた価値観を捨てて、新しい価値観を自分のものにする、という選択をする時、私たちの心にはなんらかの痛みが走ります。
新しい自分になる時には必ず、古い自分を手放す辛さがあるのです。
この時期にはあなたもおそらく、そんな痛みを感じる場面に立ち至るはずです。
でも、それは決して「悪いこと」ではありません。あくまで、瑞々しい「成長痛」です。
人間関係のつくり方やいとなみ方も、この時期大きく変わる可能性があります。
時間をかけてつくり上げた人間関係のスタイルを、「いったん、脇に置く」ような試みが、功を奏します。新しいやり方を試してみると、思いのほか、それがフィットするのです。
一方で、2024年は不思議な「戻る・変える・回帰する」感覚も強まるでしょう。
文字通りこの時期、地元に戻ったり、実家に帰ったりする人もいるだろうと思います。
あるいは、新たな住処や居場所、家族を得る人もいるはずです。この場合も、全く新しい場所に居を構え、まるで新しい人間関係の中に身を置いているのに、「戻ってきた・やっと帰ってこられた」といった、不思議な懐かしを味わえるでしょう。
このあたりから「居場所を創る」「根を下ろす」作業に着手する人も多いはずですが、大切なのは、周囲との協力です。この時期の居場所は、家屋や土地、環境など、物理的な条件もさることながら、まず「人」によって組み上げられるのです。
たとえばパートナーを探している人も、まるで「居場所」「住処」を探しているような感覚になるかもしれません。愛する人に出会った時、「やっと帰ってこられた!」といった不思議な安堵感が湧いてくるかもしれません。2024年は、人や、場所や、時空や、そのほかなんらかのものに「帰る」ことができる年なのです。
[時期について]
年明けから2月半ばは、とてもアクティブな時間です。何かと出歩く機会が増え、あちこち駆け回るような日々となりそうです。コミュニケーションも熱く盛り上がり、にぎやかです。色々な人に声をかけてもらえますし、議論を闘わせるような場面も。
また、勉強や研究、発信活動など、知的活動に取り組んでいる人は、この年明けに大きな山場を超えていくことになるかもしれません。とても重要な転機が訪れます。
1月下旬から3月中旬は、家族や住処、居場所に労力を注ぐことになります。家族構成の変化や引越など、ハッキリした変化が起こるかもしれません。生活環境がガラッと変わります。家族や身内同士で、思いをぶつけ合って「膿を出す」ようなこともできる時です。
2月下旬から4月は、愛と情熱の季節です。特に3月半ばから4月にかけて、燃えるような愛を生きることになるかもしれません。クリエイティブな活動に取り組んでいる人は、大チャンスを掴めます。特に、2023年頃から自分の好きなことや愛、創造的活動に関して、深い悩みを抱えてきた人は、その悩みにダイレクトに向き合い、状況を一変させることができるかもしれません。閉塞感にヒビを入れられます。
3月半ばから6月頭にかけて、働き方や毎日のルーティーン、周囲の人々との役割分担を大きく見直せます。健康上の問題を抱えている人、生活の乱れや良くない生活習慣に悩んでいる人は、この時期にその状況を根本解決できるかもしれません。4月に自分を見つめ直し、これまでのことを振り返って、5月にドラスティックな改革をする、という展開になる可能性も。
4月下旬から6月頭は、2023年後半からの「人間関係・パートナーシップの季節」がクライマックスを迎えます。ここでパートナーを得る人もいれば、人間関係上の問題が解決し大団円に至る人もいるでしょう。誰かとの一対一の関係の中で、何かしら「運命」を感じるような出来事が起こりそうです。
5月下旬から、「ギフトの時間」に入ります。ここから2025年半ばにかけて、経済活動が大きく進展します。特に、人から受け取れるものがとても多い時期となります。文字通り、素晴らしいギフトを受け取ることになるはずです。
[愛について]
2023年後半から2024年5月末まで、「パートナーシップの季節」となっています。パートナーを探している人は、この間に願いを叶えられるでしょう。
既にパートナーがいる人は、この期間に関係性が大きく変わるはずです。お互いの大切さを見つめ直し、新たな信頼関係を再構築できる時です。倦怠期気味だったのが、ふとした出来事をきっかけに、愛情が活き活きと蘇る、といった展開もありそうです。
「愛情」というものに懐疑的になり、パートナーシップや人間関係を利害や合理性だけで捉えようとしていた人もいそうです。この上半期はそうした冷たい懐疑に、熱い思いが流れ込み、状況が変わる可能性があります。愛を否定してきたのは、自分の愛情の深さ、愛への欲望の深さの裏返しだったのかもしれません。頑なな心をあたたかく融かすような愛のドラマが起こります。少しずつ「心を開く」試みができるようになります。
突発的な出会い、意外な人との出会い、電撃婚なども起こりやすい時です。この時期の愛の関係やパートナーシップには、「意外性」がつきものなのです。予期しなかったこと、想像を遙かに上回るような展開に対し、ある程度心を開く準備をしておくと、対応しやすいかもしれません。
出会いは人を変えます。この時期のあなたの世界では、その振り幅がとても大きくなっています。起こった出来事に対して扉を開くか否か、手を伸ばすかどうかは、あなたの選択に委ねられますが、いつもなら引っ込んでしまうような場面で、なぜかこの時期は「前に出よう」という勇気が湧いてくるかもしれません。
愛に特に強い追い風が吹くのは、3月半ばから5月です。特に3月下旬から4月頭は、特別な出来事が起こりそうです。
[人間関係・家族について]
約12年に1度の「人間関係のターニングポイント」です。5月末までの中で、人間関係の大変動、大改革が起こる可能性があります。何があってもおかしくありません。
一般に、人間関係に変化が起こると「自分が悪かったのだろうか」「何か悪いことが起こっているのでは」と感じてしまう人がいます。でも、少なくともこの時期に限っては、出会いと別れが入り乱れるのは、むしろ自然なことと言えます。人間関係の新陳代謝が起こるのは、あなた自身の成長度合いとも深く関わっています。人の成長に合わせて、人間関係も変化してゆくもので、この時期はちょうどそんな転換点に当たっているのです。
家族に関しては、かなり大きな転機への入り口となっています。2024年から2043年にかけて、地殻変動のような生活環境の変化が起こる期間なのですが、特に1月下旬から3月中旬は、その始まりを告げるような、象徴的な出来事が起こりやすいでしょう。
「居場所はこうあるべき」「こんな暮らしがしたい」「今の生活には満足できない」といった、住処への深い情熱が湧き始めます。理想が高くなったり、不満が募ったり、突然いつもとは違ったことが起こったりしたら、それはここから2043年頃までに起こる一連のプロセスの「前兆」です。
たとえば、これまで家族や居場所に無頓着だった人が、急にそうしたものへの欲望を燃やし始めることになるかもしれません。「一生賃貸でいい」と思っていた人が持ち家を意識し始めたり、「一人暮らしが気楽」と信じていた人が急に家族を持ちたくなったりする可能性もあります。この時期、そうした情熱に火がついた場合、紆余曲折を経て、2043年までにはその欲望を叶えることができるはずです。
あるいは逆に、家に縛られるような状況、家族と癒着した状況から、これ以降、脱出しようとする人もいるでしょう。独立に向けて動き出す人がいるはずです。
[仕事・勉強・お金について]
仕事においては「ニーズに応える」ことがとても重要です。「自分がやりたいことを、先頭に立ってグイグイ進める」というよりは、「周囲のニーズに応える」「相方・協力者と呼吸を合わせる」「守るべきものは何かを考えて動く」ような場面が多そうです。
誰かとタッグを組んで活動することになります。また、交渉や相談などの場面も多くなりそうです。仕事において「誰と組むか」「誰と話すか」が非常に重要になります。根回しや水面下での打診などが大きな意味を持ちます。
とはいえ、2月下旬から4月は、自分のアイデアを打ち出したり、前に出たり、思い切って自己主張したりすることが求められます。これまで「自分を抑える」場面が多かった人ほど、この時期はガンガン打って出て、結果を出せます。また、自ら前に出て動くことで、自分でも自分の才能に気づかされる、といったことが増えそうです。
4月は普段の働き方を見直すことができます。特に、無理を重ねていたり、ストレスフルな日々を送っていたり、疲労が溜まっていたりする人は、この時期に粘り強く調整し、負担の多い状況を変えられます。体調を崩したら、しっかり休養をとりたいところです。焦って先を急いでも、この時期は意味がありません。
2008年頃から学んできたこと、研究してきたことがある人は、そろそろ「修了」「卒業」「次のステージへ」の出口が見えてきているかもしれません。あるいは「集大成」的なものに取り組んでいたり、「修学旅行」のような旅行を計画したりしている人もいるでしょう。過去15年ほどのプロセスを一段落させ、新しい世界に踏み出していく、その境目の時間が2024年です。特に年明けから2月半ばにかけて、それを象徴するような熱い学びのドラマが展開しそうです。
お金については、1月中はかなり嬉しいことが起こりそうです。さらに5月末からは大きな「経済関係の季節」に入ります。ここから2025年半ばにかけて、経済活動のスケールが一回り大きくなるでしょう。価値あるものを受け継ぐ人もいれば、他者の財を管理する役割を引き受ける人、融資を受けたり投資をしたりする人もいるはずです。他者・外界との関わりの中で、大きく経済を動かすような活動に取り組めます。
5月末以降は、人からのオファーや提案、お勧めなどが増えます。外部から打診されたものを吟味する力が求められます。何事も「真贋を見分ける」ことは簡単ではありませんが、時には失敗もしながら、大いに目が鍛えられる季節となりそうです。