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2022年半ばからの「愛と創造の時間」が2023年5月半ばまで続いています。2022年後半「特に愛のドラマも、創造的な活動も、何もなかったな」という人にも、2023年に入ると一気に、胸が高鳴るような熱い出来事が怒濤のように押し寄せるかもしれません。この時期は特に、「共演者」と言いたいような人物が存在しています。大恋愛に飛び込んでいくような場合はもちろん、恋の相手がいるはずですし、クリエイティブな活動でも、たとえばハッパをかけてくれる人、一緒に闘ってくれる人、ライバルや刺激をくれる人物などがあなたの前に、一対一で立っていてくれるだろうと思うのです。「この人のために!」という思いでチャレンジする人もいれば、「その人」に導かれ、引っぱられるような形で頑張る人もいるかもしれません。いずれにせよ、「その人」とあなたの間に情熱の渦が環流していて、その流れが人生を押し進める原動力となっているはずなのです。
2022年8月下旬以降、誰かと「対決」し続けてきた人もいるだろうと思います。タフな交渉を重ねたり、裁判で争ったり、説得を続けたり、相談し合ったり、試合をしたり、競争したり、等々、文字通りの「一対一の勝負」が起こりやすい時期にあったのです。この「対決」「勝負」は、3月いっぱいで収束します。基本的にはあなたの勝利で終わるはずですが、相手にも得るものがあるだろうと思います。あなたの愛情や優しさ、人としての強さなどが、打ち負かした相手に尚「何か価値あるものを残そう」という思いに繋がるのだろうと思います。ただ相手を打ち倒せば良いというのではなく、その後、建設的な関係を作り、長く関わっていこう、という思いがあなたの中にあるように見えます。もし、ずっと関わっていくことが困難だったとしても、お互いに「この勝負を闘って、良かった、意義があった」と思える着地点を探そうとするあなたがいるように見えます。その思いは叶えられるでしょうし、もし叶わなかったとしても、きっと何かしら、他に良い波及効果を生み出すことになります。闘いの中で、あなたは自分の最も美しい部分を出せる人なのです。その「最も美しい部分」は必ず、相手か、または近くにいる他の誰かに、強い影響を及ぼします。
2020年頃から苦労して、時間をかけてコツコツ学んできたことがある人は、このあたりでその成果が現れるかもしれません。たとえば資格取得に成功する人、仕事において大きくステップアップする人、教わる側から教える側へと転換する人もいるでしょう。さらに、「苦労して教科書にあることを覚える、理解する」段階から、「貪欲に研究する、まだ解っていないことを探究する」段階へと移っていく人もいるかもしれません。知識や情報が「苦労して身につけねばならないこと」から「情熱を注いで、貪欲に吸収すること」へと変わるのです。あるフィールドについてある程度の知識が身につくと、そのフィールドでできることが増え、意欲が増します。ルールが解らないゲームは楽しくありませんが、そこから努力してルールを覚え、闘い方を学んだあとは、ゲームを心から楽しめるようになります。それに似て、過去3年ほどの中で苦労して学んだことが、今度は心を捉えるような楽しみ、野心の対象へと変わっていくのです。
3月以降、あなたは「居場所を作る」時間に入ります。石をひとつずつ積み上げて大きなお城を建設するような、時間をかけたビッグプロジェクトです。一般に、新しい場所を作るというのは、どんな場合でも時間がかかります。物理的に建物を作るのもそうですし、その場所に人が集まり、集まることが定着するまでに、絶対的な時間を要します。さらに、たとえばともに暮らし始めた人々が、「家族」として心から和み、安心して過ごせるようになるのもまた、時間がかかるものです。ある場所に移り住んで底に根を下ろすには、1年や2年ではきかない時間が必要です。さらに、小さかった子供が大きくなれば、その成長にあわせて、家族関係や役割分担は変化するものです。そうした変化が安定し、定着するのにも、時間が要るのです。ここからあなたが取り組むのは、たとえばそんなことなのかもしれません。そうしたプロセスでは、ただ時間さえ経てばいいというものではなく、小さな問題や変化にちょこちょこと対応し、ひとつひとつささやかな成果を積み重ね、一歩進んで二歩下がるような場面を乗り越えていく必要も出てきます。そんな、いつ終わるともしれないプロセスを通り抜けて、「ここは確かに、自分の居場所だ」と自信を持って言えるようになるのが、2026年頃なのではないかと思います。
この時期のあなたは特に、居場所に「理想」を求める気持ちが強くなります。理想の居場所、理想の住処、理想の家庭、理想の人生を追い求め、それゆえに、不安が強まったり、疑念が湧いたりすることもあるかもしれません。でも、そうした不安や疑念は、理想と同じく、おそらく幻想に過ぎません。大切なのはあなたの心、そしてあなたの大切な人たちの心です。心もまた、一朝一夕には変わらないし、成長もしないものではありますがそれでも、ここから2026年までの中で「建設される」ものは、あなたの居場所以上に、あなたと周囲の「心」なのだと思います。
[時期について]
年明けは星座を問わず、スロースタートです。お金やモノに関するチェック、見直しの作業をじっくり行う人もいるでしょう。手元にあるものの整理、在庫整理、棚卸しのような作業を通して、これからやるべきことが自然に見えてきそうです。また、関係者やパートナー、家族間での経済的な確認、調整も必要になるかもしれません。日々の活動におけるお金の流れ、お金の管理について、きちんと話しておくべきことがあるようです。
1月から2月は身近な人とのコミュニケーションに愛が溢れ、普段よりもずっと深い話ができるでしょう。お金の話だけでなく、自分が抱えている思いを伝え、相手が思っていることを聞き取って、心と心を結びなおせます。
1月下旬以降はスピード感が出てきます。自分からどんどん発信し、働きかけて、物事を動かせます。とはいえこの時期はどちらかと言えばプライベートや自分の普段のテリトリー、ホームグラウンドでの活動がメインとなるかもしれません。
3月は星座を問わず、転機を迎える人が多いタイミングです。射手座の人々にとっては特に、居場所や家族に関することで大きめの動きが起こるかもしれません。たとえば、自分が家族の「大黒柱」的な立場に立つことになったり、身近な人のために重要な役割を果たすことが決まったりするかもしれません。家族の誰かが人生の転機を迎え、そのサポートのために生活のあり方が一変する、といった展開も考えられます。人に対して「引き受けるもの」が増える時と言えます。
一方、3月末は「戦いの終わり」のタイミングでもあります。2022年8月下旬から誰かと一対一の対決を続けて来た人、タフな交渉を重ねてきた人は、このあたりで話の着地点を見いだせるでしょう。ずっとケンカして来た相手と仲直りする人もいれば、厄介な人が「退場」してくれるような変化が起こる可能性もあります。
4月中旬から5月頭は、人に恵まれるとても楽しい時期です。これまでぶつかっていた相手と、一転して大の仲良しになる!といった展開もあるかもしれません。
4月から6月上旬は、暮らし方や働き方を見直せそうです。就労条件の変更を求めたり、日々の時間割を変えたりすることで、心身のコンディションがぐっと上向くかもしれません。周囲と相談しながら少しずつ、暮らし方、働き方を改善できます。
さらに5月半ばから2024年5月にかけて、新しい働き方、暮らし方を創造できる時間に入ります。新たな任務を得る人、生活のあり方がガラッと変わる人もいるでしょう。慢性的な健康上の問題を抱えている人は、この時期にその問題の解決策に出会えるかもしれません。
5月下旬以降、10月上旬にかけて「冒険と学び」が盛り上がります。旅に出る機会が増えますし、学ぶこと、知的活動がとても楽しくなります。愛のために遠出する人もいそうです。
発信活動には勢いが出ます。目上の人との関わりが活性化します。「師」と呼べる相手に出会えるかもしれません。
[愛について]
2022年5月から2023年5月半ばまで、約12年に1度の「熱い愛の時間」が続いています。愛を探している人は「当たって砕けろ」の精神で、どんどん動いてみたいところです。きっと願いが叶うはずです。
カップルも、情熱をぶつけ合うようなドラマティックな時間を楽しめるでしょう。ストレートな愛情表現で、距離が縮まります。
3月までは多少ケンカがちになるかもしれませんが、あくまで大事なのは、「ケンカに勝つこと」ではなく「愛」だということが解っていれば、大きな問題にはならないはずです。むしろ、ストレートな思いをぶつけ合い、言いたいことはハッキリ言うことで、お互いの気持ちがぐっと近づく可能性もあります。「親しき仲にも礼儀あり」を念頭に置けば、無駄なケンカにはなりません。
一方、去年の8月下旬からパートナーや恋人とのトラブルに悩んでいた人は、3月末までには、そのトラブルが解決するでしょう。混乱を抜け出した先に、優しい愛の時間が待っている気配もあります。これまでとは全く違った方向に愛を探しに出かける人もいるかもしれません。
特に6月末から10月上旬は、バックグラウンドの違う相手との愛、旅先での愛、遠くから来た人との愛、遠距離恋愛などに縁がある時期となっています。この上半期を境に、愛へのアプローチの方向性をハッキリと切り替える人もいるだろうと思います。
[人間関係・家族について]
2022年8月下旬から2023年3月にかけて、人間関係には「熱がこもった」状態になっています。カッカと熱い状況なので、積極的・情熱的な関わりに恵まれる一方で、衝突や摩擦、競争、闘争なども多そうです。「面倒なことは嫌だ」と向き合うことを避けていると、かえってややこしいことになる気配も。正面から思い切ってぶつかっていくことで、状況はむしろ好転します。真剣勝負、真正面からの対決を続けていくことが、最終的には相手への誠意として伝わっていくでしょう。
3月末を過ぎると、「対決」「勝負」モードから抜け出し、ホッとひと息つけそうです。ケンアクだった相手が自然と「退場」してくれるような展開も考えられます。その後は、むしろ人間関係に愛が満ちて来るでしょう。
家族に関しては、あなたの責任が重みを増すようです。守られる側から守る側へ、サポート役から大黒柱へ、といった、役割の変化が起こるかもしれません。また、たとえば実家を出て自分で家庭を作る、といった選択をする人もいそうです。結婚や出産も「家族への責任が増す」選択です。この時期はそういったことが起こりやすくなっています。「おめでとう!」と祝福されるようなことでも、当事者はマリッジブルーやマタニティブルーのような問題を抱えることもあります。ですが、これは長い目で見れば決して「悪いこと」ではありません。一時的な心の動きとして当然の現象であり、乗り越えていけるものです。この時期、そういう意味で、自分の願いや幸福を叶えるために、何か大きなものを「引き受ける」ことになりそうです。
子育てや子供を持つことに関しては、2022年5月から2023年5月半ばまで、幸福の星に照らされた状態になっています。慢性的な問題が解決に向かったり、強い希望を感じられるような出来事が起こったりするでしょう。自分自身の心の成長が、状況の好転・進展に繋がります。
[仕事・勉強・お金について]
・仕事について
5月半ばからの1年は、非常に忙しい時間です。タスクが山積みになったり、いくつもの役割を並行して引き受けて、半ばワーカホリックになる人も少なくないでしょう。周囲から自分へのニーズを深く理解できると同時に、自分だからできる役割、任務を自ら探し当てることができます。「これこそが自分の役割だ!」と思えるものに出会う人が多いでしょう。人の役に立ちたい、みんなのためにできることは何か、という観点から、日々の任務を再構築できます。
5月以降の1年は非常に忙しくはあるのですが、どちらかと言えば目立たない場所で汗をかくことになるかもしれません。人に花を持たせたり、誰かを輝かせるために必死になったりする時期と言えます。ただ、こうした努力は決して無駄にはなりません。むしろ、実力、底力、スキルが一気に伸びる、「経験値が二倍」の嬉しい時間と言えます。
2018年頃から「自由な働き方」を模索してきた人が多いはずです。この「自由な働き方」へのアプローチに、決定的な進展が起こるのが2023年5月半ばから2024年5月の時間帯です。過去数年の試行錯誤の、最終的な「答え」に近いものが、この5月からの1年の中で見つかるはずなのです。特に、これまで「引き算の発想」が中心となっていた人は、2023年5月以降、足し算やかけ算の発想を加えられそうです。増やすこと、膨らますこと、伸ばすことなどを視野に入れた時、新たな「自由」が見えてくるかもしれません。
時期的には、3月半ばから6月頭までの中で、役割や日々の働き方に、一気に変化が起こるでしょう。ただ、この時期の「変化」は直線的に進展するわけではなく、行きつ戻りつがあるようです。一度決めたことを変更したり、過去にやったことをやりなおしたりする中で、新しい働き方が徐々に決まっていくことになります。6月以降は一気に前に突き進めます。
・勉強について
2020年頃から勉強にまつわるプレッシャー、ストレスを強く感じていたかもしれません。学ばなければ、という思いがあるのになかなか時間が作れなかったり、学べば学ぶほど自分の不勉強に気づかされて自信喪失したり、勉強しても結果に結びつかなかったり、と言った問題を抱えてきた人もいるのではないかと思います。
こうした「やっているのに、なかなか先に進んでいる感じがしない」という状況が終わるのが、2023年3月です。ストレスやプレッシャーから抜け出し、「これまでコツコツ頑張って来たのは、正解だった!」と実感できる出来事がどんどん起こるでしょう。
たとえば、発信活動を続けてきたのになかなか広まらない、といった悩みを抱えていた人も、3月以降は「これまで細々とやってきたことが、いきなりブレイクする」ような展開になるかもしれません。
3月以降はストレスが消えるだけでなく、学ぶことに熱中できるようになるかもしれません。情熱がふつふつと湧いてきて、学ぶことが喜びや欲望を満たす行為となります。知識欲、知的好奇心と情熱が結びつき、新たな活動を始める人も少なくないはずです。
・お金について
2008年頃から、経済的に大きな山を越えてきた人が少なくないでしょう。たとえば一時的に大成功したあとで、一転して全てを失い、またゼロから築き上げて今、かなり安定した経済力を手にした、という人もいるのではないかと思います。あるいはそうした「喪失」体験はなかったとしても、情熱的に経済活動に打ち込み、没頭して、自分でも驚くほどの成果を上げた人が少なくないはずなのです。
この、2008年からの「経済的な野心」の時間が2023年3月、収束の時間に入ります。完全に一段落するのは2024年11月なので、この3月から「これまでの経済活動のまとめ、集大成」のようなことを意識することになるだろうと思います。今までやってきたことが自分にとってどんな意味を持つのか、これからの安定的な経済活動にどう繋がていけるのか、そのことをじっくり考えながら、未来のレールを整備できる時間に入ります。
特に年明けから2月上旬は、お金のこと、モノのことについてしっかり振り返り、整理できるタイミングです。お金について、過去を振り返りつつ未来を見通せる、大事な節目の始まりです。