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新しい出会いはたいてい、「自分」を教えてくれます。
相手の才能と自分の才能を比較すると「ここが違う」「ここが足りない」というふうに、質や量の差があぶり出されますし、予想した反応とは全然違う反応が返ってくることで、視野が広がったりすることもあります。
この時期、素晴らしい相手に出会うことで、自分の内なる強さや弱さをありありと実感させられるとともに、さらに新しい力を相手の手によって「引き出される」ことになるはずなのです。
たとえば、「この人のためにあらゆる犠牲を払って行動しよう」と決めてそのように動いたとき、自分の中から思いがけない発想やパワーが湧いてくることがあります。
あるいは、全く不得意だと思っていた分野に「その人のためだからやむを得ず」手を出してみたら意外な適性が解ったりすることもあります。
さらに、相手のために「つきあいで動いている」つもりでいたら、結果的にとても貴重な経験を積むことができたりする場合もあります。
この時期はそんなふうに、「誰かのため」とか「他者のため」というかたちで動いたことが、次第に目に見えない力となってあなたの中に積み重なったり、あるいは強化されたりしていく気配があるのです。
2012年にも、新しい出会いを得た人が多いと思いますが、この「出会い」が強調された季節は、2013年6月末まで続いています。
つまり、この上半期全体が「出会いと関わりの季節」となっているわけです。
この時期、人生のパートナーを得る人も少なくないと思います。
結婚相手のみならず、ビジネスパートナーや協力者など、「ともに歩んでいきたい」と思える相手にであえるような、豊かな季節なのです。
そこでは、あなたの強みをアピールすることよりも、むしろ自分の問題点や弱みを意識していることの方がずっと役に立ちます。
パートナーシップでは、強みを認め合うことは勿論大切ですが、それ以上に、お互いの弱みを理解し合っていることが、不思議な力に変わるのです。
時期的なことを少し申しますと、まず1月は、フットワークの良い、外に出て行く季節となっています。
細かくあちこち出向いたり、あるいはメールや電話などをこまめにやりとりすることで、自然に行動範囲が広がりますし、携わっていることのスケールも、広がりを見せるでしょう。
経済的にも、さわやかで前向きな風が吹く季節です。
2月になると、あなたの「居場所」にちょっと変わった変化が起こるかもしれません。
この時期は、何よりも人の「気持ち」を大事にすることが求められます。
合理性や客観性を元に物事を切り裂くことなく、「融合」を目標にして動く時、本当の心の結びつきを生み出すことができます。
喜怒哀楽の表現を丁寧に、大切に扱うことが必要です。
3月はとても「弾けた」季節です。
愛と楽しさに溢れる、躍動感のある時期ですし、子供を得たり、恋人を得たりと、具体的な「愛の対象」に出会う人も少なくないでしょう。
好きなことにとことん打ち込むことによって「何かが変わる」時期と言えます。
4月から5月にかけては、過去に結ばれた絆がもう一度復活するような出来事が起こるかもしれません。
あるいは、以前の出来事がパズルのピースのように結びついて、現在の新しいチャンスが「産み落とされる」ような出来事が起こる可能性もあります。
誰かの強い働きかけによって、あなたがそうした「縁」に反応していくような展開となりそうです。
6月は、2012年後半から2013年前半に渡る「出会いの季節」の集大成のような時期となっています。
この時期、誰かと大切な約束を結んだり、あるいは重要な契約が成立したりする可能性もあります。
愛情関係については、「パートナーシップ」という観点において、とても前向きな動きが起こりやすい時期です。
フリーの人はお見合いや少しオフィシャルな紹介から恋が始まるかもしれませんし、カップルは正式な形で結ばれるような時期となっています。
既にパートナーがいる人も、お互いの関係をぐんぐん大きく育てることができます。
また、3月には少々パンチの効いた愛の出来事が起こる可能性があります。
フリーの人は電撃的な展開の可能性がありますし、カップルも一見トラブルとおぼしきことのなかから、絆を強化するようなプロセスが進むかもしれません。
愛に追い風が吹くのは3月下旬から4月中旬、5月中旬から6月頭です。
