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複雑にこんがらがった細い鎖を、丹念に解していくようなことができます。全部を一気に解決しようとするのではなく、小さな部分、端っこから、少しずつ歩を進めます。物事を小さなユニットに切り分けて、できることから手をつけていくと、いつの間にか魔法のように、するりとほどけます。
「ひとつひとつ進めていく」ステップが面倒くさく感じられるのは、そのステップが限りなく多く思われるからです。でも、少なくとも今は、最初の数ステップを過ぎたところで、何らかの不思議な展開が起こり、一気に最後まで「ワープ」できる気配があります。手をつけてみると起こる、予想外の進展が期待できる時です。