水瓶座の今年の占い

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ゲームや映画や漫画、ドラマなどの中で
「主人公が冒険をするなかで、強くなっていく」
という物語は枚挙に暇がありません。
最初は弱々しく頼りなかった主人公が、
様々なトラブルや戦いを切り抜けるなかで、
次第に成長し、実力を身につけていきます。
物語の始まりにおいて、
主人公の多くは臆病で、自分に自信がありません。
初めて遭遇する戦いにおいては、おっかなびっくりもいいところで、
しばしば失敗もやらかします。
でも、その中で彼等が知っていくのは、
「世界はけっこう、怖くない」ということです。

2014年前半、水瓶座の人は冒険の旅に出ます。
既に出ている人もいるかもしれませんし、
これから出る、という人もいるでしょう。
年明けの段階でまだその計画がないという人も、
年の中ほどで計画が立ち上がるのではないかと思います。
この「冒険の旅」は、出張や留学など、
物理的な「旅」の可能性ももちろんありますが、
そうではなく、学校に通ったり誰かに師事したり、
新しい専門分野に飛び込んだりといった、
知的な意味での「冒険」となる可能性もあります。
この「冒険」には「戦い」がくっついていて、あなたは随所で誰かと、
あるいは自分自身との戦いを繰り広げます。
その果てに、確かな実力と人間的な強さを身につけることになるのです。

映画やドラマの中では、「冒険」で身につけた力は、
冒険から帰ったあとの主人公の人生を大きく変えることになります。
冒険の中で培った力は、
冒険の中だけでしか通用しないようなものではなく、
そのあとのベタな生活の中でも、ちゃんと機能するのです。
2014年の水瓶座の人の「冒険」にも、そんなところがあります。
前半の旅で培う力は、
あなたがこの先、日々担っていく「役割」「責務」を
確実にやり抜くための力なのです。

身をもって世界に踏み出していく前、
世界はひどく大きく、広く、不可解に思えます。
でも、一旦自分のありのままの姿で「外に出て」しまうと、
世界は意外に「与しやすい」ことが解ります。
冒険の旅を進める中で、あなたがまず体得するのは、
「この世界で出会う敵は、案外、倒せる」
ということだと思います。
これは、事前にどんなに下調べをしても、
わかることではありません。
実際に出て行ってみないと、
「案外、倒せる」という手応えは、決して得られないのです。
そして、この「案外、倒せる」という経験の積み重ねが、
あなたの「新しい役割」を形成していくことになります。

具体的には、この時期転職する人もいれば、
新しい任務を自ら起ち上げる人もいると思います。
活躍の場を探して旅をし、
2014年の中で見事に「舞台」を見いだす人もいると思います。
2013年後半から既に、そうした模索の旅は続いていて、
既に新しい役割ができあがり賭けているという人も少なくないはずです。
2014年は、自ら探し当て、
あるいは作り上げた役割を自分のものとして完成させ、
さらに後半に、
それを「他者に認めさせていく」プロセスへと
入って行くことになるのです。

2014年の夏以降、多くの人が新しい出会いに恵まれるでしょう。
あるいは、パートナーを得る人も少なくないはずです。
結婚など、プライベートにパートナーを得る可能性もありますし、
共同でビジネスを起ち上げるなど、
あらゆる意味での「パートナーシップ」を作り出せる時期となるのです。
この季節は、2015年前半まで続いていきます。

この「出会い」の季節は、
「社会的に認められる」ことにも繋がっています。
新しい肩書きを得たり、社会的立場を確立したりする人もいるでしょう。
世の中や他者から、個人としての名前以外の、
もう一つの「呼び名」を与えられ、
そこから新しい行動を起こすことになるわけです。
だれもが、その社会的立場によって「知られる」部分があります。
職業や勤め先がそれに当たる場合もありますし、
子供の親であることや、住んでいる土地で知られる場合もありますが、
そうした「もう一つの呼び名」を得ることで、
人間関係そのものに新しい光が射し込みます。
たとえば、私などは新しい本を作るとき、
新しい編集者さんと出会い、新しい読者と出会うことになります。
新しい活動は、新しい人間関係に直結します。
既にある関係においても、
肩書きが変われば、関係性が変わる場合があります。
今まで出会ったことのないような世界にすむ人々と知り合ったり、
今まで経験したことのない「関わり」の中に
身を置くことになったりするかもしれません。