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2011年後半から、
牡牛座の世界では「自分」が問われ続けていると思います。
自分は何がしたいのか
自分は何が好きなのか
自分はどうなりたいのか
自分とは、何なのか。
色々な出来事が起こる中で
半ば強制的にそれに応えさせられている
という気がする人もいると思います。
あるいはまだ、「自分」のことだ
というところまで行き着かずに
ただ、向こうから嵐のように巡ってくるインパクトの強い出来事の中で
どっちをむけばいいのか、途方に暮れている人もいるかもしれません。
でも、きっと2012年の前半に
上記の自問自答にたどり着き
そこで、いくつかの答えを出していくことになるはずなのです。
すなわち
「自分はどうなりたいのか」
「自分は何を愛するのか」
「何が自分と関係があるもので、何が自分とは関係のないものなのか」
という、そのことです。
人間は不思議な生き物で、
誰かに「これは全ての人と関係があります!」と言われると
「そうなんだ!」と、それを信じてしまうところがあるのです。
でも、全ての人と関係があるものなんか
ほんとうに、あるのでしょうか。
自分とは本来、あまり関わりのない物について
「あれは、自分にも当てはまるはずだ!」と信じて
そこで苦しんでしまっている人が
とても多いような気もするのです。
水の生き物は水に生き、
空の生き物は空に生きます。
灼熱の生き物もいれば、
氷の世界で生きるものもいます。
自分が何の生き物なのか、を知るのは、
なかなか難しいことです。
「自分」の心の中をいくらみつめても、
それは、わからないからです。
もしかすると、
魚は空気に触れたときに初めて
「ああ、苦しい、ってことは、自分は水の生き物なんだ」
と悟るのかもしれません。
人間もそんな所があります。
異質なものにふれて、苦しみを自覚して始めて
「ああ、ここは自分の場所じゃない、あっちが自分の場所だ」
と、納得することが出来たりするわけです。
2011年後半から2012年前半にかけて
牡牛座の世界では、そんな
「自分がどういう生き物か、悟る」ようなプロセスが
進行していくのではないかと思います。
前述の通り、これは2011年の後半に
既に始まっているプロセスです。
2012年の前半、あなたはそれを勢いよく、
一段落する段階まで、進めていくことになります。
そして、夏を境に、
こんどはまた別のやり方で
「自分はどういう生き物なのか」を
確認し、更に理解を膨らませ、
セルフイメージをもっと具体的で大地に根をはるようなたしかなものに
つくりなしていくことになるのです。
社会人になってまだ日が浅い新人にとって
自分のプレゼンテーションが認められるかどうか、は
とても大きな目標です。
でも、仕事をもう少し広い視野で捉えると、
その企画が実現したとき、ちゃんと成功するかどうか?
という問題の方が、より本質的です。
更に言えば、
その企画が成功したとき、社会や時代において、どんな意味を持つのか?
というもっとスケールの大きい問いもあるはずです。
経営者と新人では、そんなふうに、問題意識の段階が異なっています。
2012年の前半くらいまでは
牡牛座の世界は
「プレゼンテーションをどう成功させるか?」
というあたりに焦点が集まっています。
自分がどう生きるのか、ということを
自分という円の中心から考えていくようなイメージです。
これが、2012年の後半になると、
「仮にプレゼンが通ったとして、企画は成功するのか?」
というところから
企画やプレゼンを作って行く観点が生まれます。
さらにいえば、
「企画を成功させて、時代にどんなインパクトを与えたいか?」
というところから
自分のアイデアをスタートさせ、同時に、それをゴールとするのかもしれません。
自分の現在地とゴールを把握するために用いる地図が
2012年のスタートラインでは、せいぜい20キロ四方のスケールだとするなら
2012年の終わり頃には、
国全体や、世界地図に近いものになっているのかもしれません。
でも、目的は同じなのです。
つまり
「自分は、どういう生き物なのか?」
という、そのことです。