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味方がいるから、
愛があるから、
そのためにがんばれる。
2022年はそんな時間です。
味方がいて、
愛があります。
年のはじまりにはまだ、
闘いは始まっていません。
人との関わりは穏やかで
愛だけに満ちていて
自分が何をまもりたいか
なんのためなら頑張れるか
そのことを心から
確かめることができるでしょう。
夏以降、挑戦が始まって
2023年の春まで続きます。
この「チャレンジ」では、
おそらく、
年の前半に信頼関係を築いた
「味方」が大きな意味を持ちます。
孤軍奮闘ではありませんし
自分のためだけの闘いでもありません。
このチャレンジにおける勝利を
あなたは、誰かにそのまま
「捧げたい」と思うかもしれません。
たいてい、人生の喜びは
自分一人だけのもの
にはなりにくいのです。
みんなが喜んでくれて、
寿(ことほ)いでくれて始めて
「本当によかった」
という、嬉しい気持ちが湧きます。
乙女座の人々は特に、
そういうところがあります。
「自分一人分の喜びで
十分満足できる」
という乙女座の人は
少ないだろうと思います。
「この人のために
一生懸命頑張った」
と思っても、
相手の態度や思いによっては
「それでほんとうに
よかったのだろうか?」
と思えるようなこともあります。
一方、相手の喜ぶ姿をみて
「この人のために頑張って
本当によかった!」
と思える場合もあります。
2022年はきっと、
後者の年になると思います。
相手が喜んだり、
感謝したりしてくれるから、
ということ以上に、
自分のやったことが本当に
「その人のため」になった
と実感できるからです。
人間は、
本質的には望ましくないことでも
喜んでしまうことがあるものです。
子供が欲しがるからといって
甘いお菓子だけを与えて
「喜ばせて」いても、
ちっとも本人のためにはなりません。
大人になっても、私たちは
時々、そういう迷路に陥ります。
子供と違って叱ってくれる人がなく、
長い間
「ためにならないことを喜んでいる」
と、気づかない場合もあります。
2022年のあなたは、
本当に「その人のため」に挑戦し、
貢献することができるようです。
とはいえ、これはあなたが
「脇役」のようになるとか、
自己犠牲を払って自分を省みないとか、
そういうことではありません。
むしろ、2022年の乙女座は
かなり「主役」の観があります。
脇役とちがって主役は
あらゆるシーンに影響を及ぼします。
「自分の役目はここだけだ」
というふうに、
境界線を限定することができません。
役割や責任範囲の境目を越え
あらゆることに絡む必要があるのです。
乙女座の人々は、
「自分の役割」を大切にしています。
境界線を越えることで場が混乱したり、
責任が曖昧になることを恐れます。
でも、2022年はいくつかの場面で
「ここまでが自分の役割」
という線引が難しくなるはずです。
そのとき、
ラインの内側にひっこむか
外側にはみ出すか、
選択を迫られます。
2022年のあなたはおそらく、
「あいてのため」を思って、
はみ出すことを選ぶだろうと思います。
「ラインをはみ出す」ことは
混乱を呼ぶ場合もありますが
通常では考えられない、
特別な出会いの糸口となることもあります。
2022年は乙女座の人々にとって
「出会いと関わりの季節」です。
いつもは固く守っている境界線を
ふと、越えてみたところで、
誰かと手を繋いでいるあなたがいるようです。