蠍座の今年の占い

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蠍座の2022年は
「愛と創造の年」です。
人間の「愛」は、
恋愛はもちろん、
色々な対象に向けられます。
自分の心に湧き上がる、
何かを熱烈に大切だと思う気持ち。
2022年はその純粋な思いを
どこまでも生きられる年です。

「創造性、才能、個性」も、
この時期のテーマの一つです。
愛と同じくこれらも、
自分の内側から湧き上がる力です。
誰かに命令されても
指導されても、これらを
「身につける」ことはできません。
学習や訓練、経験を通して
それらを発掘したり、
鍛えたりすることはできますが
外から植え付けたり、
後から追加したりすることは多分、
できないものだろうと思います。

「これを好きになれ!」
と命令されても、
本当に「好き」にはなれません。
「こういう個性を持て!」
と言われても、
それは個性になりません。
自分の好きなものが解らない
個性がなんなのか解らない
という人は少なくありませんが
それでも、
好きなものや、愛や、個性は
最終的には、
自分の中にしか見つかりません。
見つけるためのヒントやきっかけは
外界に見つかることもあれば
誰かから授かることもありますが、
結局は自分の中に
何かが光り、きらめくのを
見つけ出すしかないのです。

とはいえ、愛や才能は
「外部」と強くつながっています。
誰かに深く愛されることで
愛に「目覚める」ケースはあります。
また、誰かが自分の才能を
「見いだしてくれる」
場合もあります。
自分では
「こんなことは、
だれにでもできる」
と思っていても、
他の人の目には、
「素晴らしい才能だ」
と映るかもしれません。

才能を発揮できている時は
たいてい、夢中になっていて
集中していて、
そして、苦労はしても
どこかに喜びがあるものです。
力を発揮する楽しみ、
個性を打ち出す喜びが、
「これが自分の力だ」
という手応えになり
「もっとやってみたい」
という意欲を沸き立たせます。

私たちの心には
幼い頃から学び取ってきた
「規範意識」がしみついています。
「規範意識」には
箸の持ち方や靴の揃え方のような
「良いしつけ」もあれば、
「女/男はこうあるべき」といった、
歪んだ価値観も組み込まれています。
2020年頃から、
あなたのなかの規範意識に
強い疑問符を投げかけてくれる人が
視野に入っているようです。
その人とのやりとりは、
2022年、さらに活性化します。
あなた自身のなかの縛り、
規範意識という重石に2021年、
大きなひびが入りました。
さらにその人との関わりを通して
重石をバラバラにして
さらさらの砂にしていく、
そんなプロセスが進んで行くのが
2022年です。
少々フライングですが
2023年には、
重石は跡形もなく消えるはずです。

2022年、
誰かに個性を認められる人もいれば
自分の歓びや手応えを通して
「これだ!」という才能に
気づかされる人もいるでしょう。
大好きなものに打ち込んでいたら
それが仕事になるかもしれません。
今まで背を向けていた
「好きなこと」に、
純粋な気持ちで挑戦し、
諦めていた夢をとりもどす、
そんな体験もできるかもしれません。