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環境が変化しそうです。
引っ越しする人も少なくないと思います。
2009年は、あなたがいる「場所」が様変わりします。
あなたがそれを能動的に変えるのですが
あなたにとっては、周囲が勝手に変化しているように思えるかもしれません。
あなたは、その環境の変化を選択することによって
何かを変えようとしているようです。
「何か」とは、他人からは容易に見ることができないことかもしれません。
たとえば、長いこと抱えている問題を解決したり、
強い悲しみや心細さを解消したりするために、
それにふさわしい「場」を作ることになるようなのです。
あるいは、自分を大きく成長させたり、
自分の中にある才能や可能性を引っ張り出すために
ある作業場に入っていく、という印象もあります。
要するに、あなたはその場所で
個人的に是非ともやりたいことがあるのだと思います。
風邪を引いたとき、部屋を暖房で暖めるように
あなたは今のあなたが是非とも必要としている何かを
その場所に、整えることになります。
この「必要」は、目に見えないものではないかと思います。
少なくとも、2009年のスタート時点では
まだ、目に見えてはいないかもしれないと思います。
でもそれはだんだん、
ハッキリした形で見えるようになります。
それが「見える」のもまた、あなたの環境においてです。
あなたの部屋を映画のスクリーンのようにして
あなたの内面から、何かが映し出されます。
年の半ば、あなたの環境は
不安定にめまぐるしく変化を続けるかもしれません。
それはそのまま、あなたの内面に起こっていることを
何らかの形で象徴しているのです。
2009年のあなたの環境を「部屋」と呼んでみると、
この部屋には、一種の魔法がかかっています。
部屋は家具などの物理的条件と、
そこに住んだり訪れたりする人々でできあがっています。
これらを包み込むような、
ある不思議な力が働いているようなのです。
この不思議な力は、
物理的条件や人間的条件を動かし、
あなたの内面を成長させようとします。
過去数年にわたり、
あなたは自分が長らく寄りかかってきた何かを
強引に取り外す試みを続けてきたように思います。
個人として立つというのはどういうことか、を
様々な手段で探してきたはずです。
このプロセスでは、痛みも伴ったと思います。
それらの痛みについても、
洞察の星座である蠍座は、深く考えてきたと思います。
ただ、やはり、自分で自分のことを考えるのには
限界があるのです。
2009年は、自分以外の力を
自分の一部のようにして使える年です。
その力が、あなたの痛みや傷を治癒する手助けをしてくれます。
そして、今まで寄りかかってきたものから本当にはなれて、
更にその向こうで、本当に他者と手を繋ぐ方法に
導いてくれるだろうと思います。
