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あなたの一番の「宝物」はなんでしょうか。
子どもやパートナーなど、
「人」を思い浮かべる人もいるかもしれません。
ですが「人」は、
「所有する」ことはできません。
あくまで「所有している宝物」を、
考えてみて頂きたいのです。
これは、形あるものに留まりません。
たとえば技術や知識、マナーや所作、
雰囲気や「華がある人」というときの「華」のようなものまで、
自分で身につけ、
あるいは、所有しているもの、というのがあります。
人に見せて自慢できるようなもの、
いざというとき武器になるもの、
いつもお守りのように心にぎゅっと抱いているもの。
あなたにとって、そんな
「大切な宝物」は、どんなものでしょうか。
2019年、あなたの世界に、
「新しい宝物」が増えます。
その宝物は、
あなたの役に立ってくれるでしょうし、
あなたを元気づけ、
あなたを守ってくれるはずです。
もっと言えば、あなた以外の周囲の人たちをも
その宝物が潤してくれるかもしれません。
具体的にはまず、
経済力の上昇を経験する人が多いでしょう。
収入が増えたり、資産が増えたり、
よい買い物をしたりする人がいるはずです。
さらに「手に職をつける」ようなことも可能です。
生活力が増して、
安心して暮らせるようになる人もいるでしょう。
自ら新しい収入の途を切りひらき、
今までとは違ったゆたかさを経験できるかもしれません。
欲深さを戒め、清貧を貴ぶ文化は、
世界的にも、ごく一般的であるように思います。
足るを知る、あるものでガマンする、
貪欲は罪である、
といった価値観は、
幼い頃からの「しつけ」のなかに
深く刻み込まれています。
それゆえか、多くの人が
「これがいい」ではなく「これでいい」という考え方に
美徳を感じる傾向があるようです。
ですが「これでいい」に慣れすぎてしまうと
私たちは、美やゆたかさに対する感受性を少しずつ、失い、
「満足」というのがどういう感覚なのか、
分からなくなってしまうところがあるのではないでしょうか。
2019年、蠍座の人々は
これまで「これでいい」ですませてきたものを
「これがいい」とおもえるものに
置き換えていくことになるかもしれません。
そのきっかけは、もしかすると
誰かとの出会いなのかもしれません。
「これがいい」という方針でものを選び、
「これがいい」と思える生活をしている人に出会って、
「自分にも、もっと違った生活ができるかも」
というインスピレーションを得るのです。
これは、贅沢になるということではなく、
むしろ、この発見によって、
よりシンプルでローコストな生活が実現する可能性もあります。
こだわらなかったがゆえに、散漫だった経済活動が
こだわりによってびしっと引きしまる
というわけです。
少々極端な例ですが、たとえば
「心から美味しいと大満足できるものでなければ、
ぜったい口にしないぞ!」
と決めてしまったとしたら、
多分、痩せるのではないかと思います。
満足すること、充実すること。
誰もが心の中に空洞や渇きを抱えているとして
それを何によって充たすか
という命題の前に、苦悶しています。
孤独を食べもので埋める人もいれば
劣等感を買い物で埋める人もいます。
こうした、
喉の渇きを鎮めるために塩水を飲み続けるような行為は
決して、私たちの心を満たしはしません。
どうしたら本当に心が満たされるのか
というテーマに、
2019年のあなたは、
いくつかの答えを出すことができるでしょう。