
石井ゆかりが2014年下半期の山羊座の運勢を読み解きます。時期や愛、人間関係、仕事、お金などについて大ボリュームでお届け。2014年下半期のお守りとして、ぜひ参考にしてください。
2014.7.1


お土産やお祝いごと、記念品やバースデーギフトなど、
私たちは日ごろ、様々な「贈りもの」をやりとりします。
でも、ときどき、
あまり嬉しくないものを頂いてしまうことあがります。
相手が心を込めて贈ってくれたプレゼントと
全く同じものをすでに持っているとか、
大嫌いなものを「これ好きだったよね!」と
満面の笑顔で渡されたりすることもあります。
相手がその贈り物に込めた「気持ち」を思えば
「これはもう持っています」「これ、実は嫌いなのです」
と言うことは、非常に難しいことだと思います。
逆に、自分が心を込めて用意したプレゼントを
相手が「これ、嫌いなんだ」と言ったら、
ガッカリして、深く傷つくこともあります。
せっかく用意したのに、という怒りを感じたり
「相手が自分のことを嫌いなのでは?」という
疑念が生じることもあると思います。
だからといって、いちいち「あなたは何が欲しいですか」と
聞いて回ることもできません。
リクエストしたものとわかった上で受けとるギフトは
味気なく感じられることもあるでしょう。
自分の好みや生き方を相手に知ってもらい、
その上で、ギフトをもらうこと。
相手の生き方や嗜好を少しでも理解して、
相手の喜びそうなものを贈ること。
簡単なようでいて、実際、とても大変なことです。
もっと言えば「リスクをともなう」ことでもあります。
単なる「もの」によって、
心が傷つけられたり、傷つけたりする危険があるのです。
相手を喜ばせたい、相手から喜ばせてもらいたい。
私たちの心には、そういう望みが常に潜んでいます。
でも、それを叶えるには、
どうにかして「相手の世界」へと踏み込む必要があります。
人は誰もが、自分の傷つきやすく繊細な心を、
丈夫な鎧で守っています。
この鎧はとたえば「タテマエ」とか「遠慮」とか「しがらみ」とか
「礼儀」「マナー」「常識」「上下関係」など色々あります。
こうした鎧を脱ぎ捨て、相手の心に少しでも触れ、
相手を心から喜ばせるためには、どうすればいいのでしょうか。
さらに、自分が心から喜べることが何かを知ってもらうには
どうしたらいいのでしょうか。
ときには、自覚していない欲求を相手が察知して
それに応えてくれることだってあります。
「サプライズ」が成功するとき、
贈る側も贈られる側も、深い感動に包まれます。
この時期、山羊座の人は、この「喜びに触れる」土台を
周囲の人々とのあいだで、創り上げていくことになると思います。
そこでは、マニュアル通りのコミュニケーションは
ほとんど役に立たないと思います。
マナーブックや礼法事典には、相手に欲しいものを伝える方法や、
相手の欲しいものを探せる方法は、書いてありません。
書かれているのはせいぜい「失礼のないもの」程度です。
失礼がなくても、欲しくないものというのはあります。
ここで山羊座の人が追求するのは、
相手の本当の気持ちと、自分の本当の気持ち、
それを、なんとかして交流させることなのです。
時期的なことを少し申しますと、
7月は「人のためにしてあげられること」が多そうです。
サポートやアドバイスを求められ、
人の役に立てる場面が増えるでしょう。
それによって、人間関係そのものが変化し
あなたへの評価や信頼も高まりそうです。
8月は、エネルギッシュに多方面に向けて、
「働きかける」ことになるかもしれません。
自分がしたいことや学びたいことのために、
集団やグループ、ネットワーク等に参加する人もいるでしょう。
「みんなで集まってやるプロジェクト」
に情熱を注ぐことになるかもしれません。
9月から10月は、大きな成果を出すことと、
隠れた問題を解決することとが、同時並行的に進みます。
公私ともにかなり忙しい時期ですが、
あくまで「誰かのため」に汗を流すことによって、
貴重なものを得られるでしょう。
11月は、自分から動き出せるタイミングです。
情熱が燃え、何かを変えたいという気持ちが湧き、
自分から先頭に立って行動を起こせます。
あなたの「ワガママ」が、周囲の人を引っ張る原動力となります。
周囲の人はあなたの決断や願望を指針として動こうとして
あなたのアクションを待っているかもしれません。
12月は比較的穏やかですが、
爽やかな賑やかさのあるときです。
経済的な変動が大きい時期でもありますが
主に、あなたが「勝負に出る」ゆえの変動であるはずです。
月末には、「風が変わる」かもしれません。
過去2年ほど、ひたむきに見つめ続けたある方向性から
ふわりと解放されるようなタイミングです。
愛情関係については、とても「濃い」時期です。
2013年後半から2014年前半にかけて、
パートナーシップを着々と育ててきた人も
少なくないだろうと思います。
「まだ誰もいない」という人も、
「他者」を見つめる目や関わり方が、
過去1年で大きく変化したのではないでしょうか。
2014年後半から2015年前半にかけては、
自他の境界線を「超える」時期となっています。
自分と他者のあいだには境界線があって、
私たちはそれを色々な形で守っていますが、
恋愛やパートナーシップのようにごく親密な関係においては
その境界線を踏み越えて、相手の「中」に入る
という作業がときどき、必要になるように思います。
性交はその物理的な側面ですが、
精神的にも、相手の内側のことを考え、感じ取る
ということが求められる場面があるわけです。
もとより、他人を完全に理解するなど不可能です。
それでも、愛情関係においては、
相手について自分だからこそ理解できること
を追求しなければ、何も始まりません。
2014年後半から2015年前半にかけ、
あなたと「誰か」の関係は、そうした意味で
とても濃密に、深遠になっていきます。
恋愛を外から見ていても、こうしたことはほとんどわかりません。
あなたと相手のあいだだけに通用する言葉が
たくさん生まれるようなタイミングです。
愛に特に追い風が吹くのは、9月と12月です。
ワガママや貪欲は「悪」とされがちですし
欲しいものが手に入らない欠乏は「弱み」の一つですから
多くの人が、それを否定したり隠したりします。
ですが「悪いところをすべて切り離せば良い人間関係が築ける」
かというと、決してそうではありません。
むしろ「悪い」と見なされる部分を全部排して生きられるなら
人間関係など、そもそも必要ないのではないでしょうか。
あなたが誰かと関わる理由はむしろ、
相手にして欲しいことや、相手にしてあげたいこと、
そして相手があなたにしれくれることの中にあるはずです。
そのことを、最も身近な、確かな形で
ひとつひとつ、見つけていくことができるだろうと思います。

