
石井ゆかりが2025年下半期の牡羊座の運勢を読み解きます。時期や愛、人間関係、仕事、お金などについて大ボリュームでお届け。2025年下半期のお守りとして、ぜひ参考にしてください。
2025.6.1


守られながら進む
子どもが保育園に通い始める時、いわゆる「お試し保育」という期間が設けられることがあります。
最初は保護者と一緒に保育園で過ごしたり、短い時間だけ滞在してすぐに家に帰ったり、といった、緩和的な状況を作るのです。
保育園という新環境に、段階的に、自然に馴染むための配慮です。
子どもは守られながら、少しずつ新世界を経験し、やがてその世界に慣れ親しみます。
子どもでなくとも、新しい環境に身を置く時は、不安です。
未知の世界を前にすれば誰もが、まず、強い警戒心を抱きます。
その世界が「怖くない」とわかってきて初めて、新しいことを学ぶ余裕が生まれます。
ですが、そもそもその世界が「怖くない」とわかるためには、多少なりとも、新しい世界について学ばなければならないのです。
警戒は、拒否に通じます。
怖いな、と思ったものをじっくり見つめて観察し、理解しようとする、などということは、子どもでも大人でも、至難の業です。
もとい、無邪気で無防備な子どもに比べて、ある程度経験を積み、知恵のついた大人の方が、様々なものを警戒します。
ゆえに大人の方が、新環境に馴染むのに時間がかかることもあるわけです。
2025年下半期の星回りは、どこか「お試し保育」のような雰囲気があります。
すなわち「守られた状態で、新しいことに徐々に馴染む」ような時間帯なのです。
2025年3月頃から、牡羊座の人々はかなり「新しい環境」に足を踏み入れています。
社会的立場が変わった人もいれば、アイデンティティの激変を経験しつつある人、人間関係や活動の形態が様変わりし始めている人もいるでしょう。
そんな中、この下半期のあなたは不思議と「守られて」います。
大切な人のケアに恵まれ、安心できる場所を確保し、周囲の人たちに深く理解され、サポートを受けられているのではないでしょうか。
あるいはもっと他の「心の置き場所」を得て、そこに戻っていつでもチャージできる状態にあるのかもしれません。
もし、あなたがそうした「守られる」環境を持っていないなら、この下半期から2026年上半期にかけて、そうした環境を作っていくことになります。
「お試し保育」は、子どもによってその期間が変わることもあります。
すぐに保育園に慣れて、通常の通園ができるようになる子もいれば、数週間の「お試し」を経て初めて、ひとりで保育園に残れるようになる子もいます。
「いつ平気になるか」「いつ不安が消えるか」は、自分にも他人にもわかりません。
でも、そのプロセスは意識の水面下で、着実に進みます。
この時期は特に、そのプロセスが「守られながら」進むところが特徴的です。
普段「守られる」「頼る」「待ってもらう」「一休みする」ことが苦手な人は、ここで、そうしたことの「訓練」もできるかもしれません。
[時期について]
7月7日、天王星が「コミュニケーション、基礎的な学び、旅」のハウスへ。ここから約7年をかけた新しい学び、価値観のアップデートの時代に入る。次々に移動を重ねる、遍歴の旅に出る人も。
特にここから11月上旬にまたがって、非常に新しい経験ができそう。発信活動をしたり、新しい技術分野について学んだり、なんらかのジャンルに強烈に興味を抱いて猛然と学んだりすることになるかも。
7月半ばから8月上旬、「愛と創造」のハウスで水星が逆行。愛が蘇る。愛のために立ち止まる。昔の趣味がリバイバルする。
クリエイティブな仕事をしている人は、立ち止まってじっくり取り組むことになるかも。言語化の努力。説明責任を果たせる。
9月1日、土星が「自分のハウス」から「過去のハウス」へいったん戻る。5月末から新しい重圧や緊張感、孤独感の中でピリピリして、少し疲れ気味だった人は、このあたりで解放感を得られる。ここから年明け2月半ばにかけて、一度荷物を下ろして深呼吸できる時間へ。肩慣らしをし、整理もできる。
9月から11月頭は、少し内向的な面が強まるかも。「自分の世界」を鍛え上げる時。家のこと、身内のことに力を注げる。過去を振り返る時間を多く持てる。新しいものよりは慣れたもの、馴染んだものに触れる時間が増える。今の自分を作っている様々なものに向き合える。
9月上旬、古傷が癒えるかも。意外な形で「悩みの種」が消える。誰かが救いの手を差し伸べてくれる。昔馴染みと再会できる。かつての縁が復活する。
9月下旬、予想外の経緯で新しい役割を得る。突発的に転職する人も。特別なオファーを受ける。招かれる。面白いポジションに立つことになる。
10月22日、海王星が「自分」のハウスから「過去」のハウスに戻る。3月末頃から原因不明の不思議な現象が起こり続けていたなら、その現象がいったん収束する。夢の中にいるような感じだった人、損得抜きで何かに打ち込んでいた人は、夢から覚めるように少し冷静になれるかも。
ここから2026年1月末にかけて、心の整理と振り返りができる。
10月末から年明け、旅する機会が増える。出張、留学、遠征、旅行など、様々な目的を胸に遠出することになりそう。懐かしい場所を再訪する人、同じ場所に何度も出向く人も。このあたりから「二拠点生活」を始める人もいるかも。
11月8日、天王星が「コミュニケーション、基礎的な学び、旅」のハウスから「お金、所有」のハウスにいったん戻る。ここから年明け4月にかけて、過去の経済活動を振り返る時間へ。ものやお金を思い切って整理できる。新しい旅に向けて、身軽になる。
11月から2026年春にかけて、身の回りの風景が一変する。自分を取り巻く現状、身の回りのことにしっかり向き合える。守るべきもの、持っているもの、背負っているものへの眼差しが大きく変わる時。補助ロケットのようなものを切り離す準備をする人も。
11月中旬から月末、「ギフト、受け取るもの」のハウスと「冒険と学び」のハウスにまたがって、水星が逆行する。預けていたものが戻ってきたり、懐かしい場所を再訪したりすることになるかも。距離や時間をかけて、交流が復活する。
12月半ばから1月、仕事や対外的な活動における勝負の時間へ。ガンガン挑戦して、多くを得られる。忙しくなる。大きなプロジェクトに取り組むことになる。
[愛について]
8月末から9月、10月半ばから11月頭に、愛のドラマが大きく進展しそうです。出会いを探している人はこのあたりで、積極的に行動してみたいところです。
すでにいるパートナーとの関係も、この時期熱く盛り上がるでしょう。
自分自身のことについて、これまでにない迷いや悩みを抱える時期なので、愛する人との対話はとても大切です。支えてもらい、応援してもらうことが必要になります。パートナーに対しても弱みを見せることを嫌う傾向のある牡羊座の人々ですが、この時期は思い切って悩みをきちんと伝える努力ができます。
コミュニケーションスタイルや価値観が変わる時でもあります。愛の世界で、今まで格好つけるためにやってきたことを「解除」できるかもしれません。より本質的な話をし、深い自己開示を行うことで、愛する人との関係も深まりを見せます。
[人間関係・家族について]
この下半期は「家族の時間」です。家族と過ごす時間がいつもよりずっと長くなります。新しい家庭を持つ人、家族が増える人もいるでしょう。家族のためにできることがたくさんあります。
家庭内での立場が大きく変わる人も多そうです。守られる立場から守る立場へと立ち位置が変化し、視野が劇的に広がります。頼ったり頼られたりする、その「深さ」が増します。
「自分は自分、人は人」という意識が強い人も、この時期はなにかと自他の境界線が曖昧になるかもしれません。相手の世界にぐっと踏み込まざるを得ない場面もあれば、相手が自分のテリトリーに深く入り込んでくる場面もあるでしょう。「助け合い」はこの時期、非常に大きなテーマです。
[仕事・勉強・お金について]
外に出て華やかに活躍するよりは、「内側を固める」「足元を固める」時期と言えます。よりのびのびと活動するための環境を整え、周囲との協力体制を確立する流れの中にあります。
また、言わば「昇進する」ようなタイミングでもあります。担うものが大きくなり、責任が重みを増します。
あるいは、これまではチームで活動していたのが、ここからはひとりで独立して動くことになる、といった展開もあるかもしれません。
活動の単位、活動の形が劇的に変化する可能性があります。「今まで通り」にこだわらず、柔軟に新しい形を受け入れていきたい時です。
勉強については、新しい学びが始まる時です。ここから向こう7年ほどの中で、非常に新規性の高い分野についての知識を身につけられます。勉強の仕方が大きく変わる気配もあります。変わった学び方を試してみる場面もあるでしょう。
2018年頃から経済的に不安定だった人は、そろそろ安定軌道が見えてきそうです。ただ、この下半期は2018年頃からの経済活動を一度しっかり見つめ直し、残すものと手放すものを整理する必要があるかもしれません。場合によっては、過去のスタイルに戻す部分もありそうです。
野心や未来への大きな夢を抱いている人は、その夢のために経済活動を刷新することになるかもしれません。たとえば「数年後に独自のビジネスを起ち上げるために、資金をため始める」「より自由に動くために、キャッシュフローのありようを変える」などの試みをする人も多そうです。

