同じ星座であれば、同じ占いなのに、
実際に起こっていることがちがうのはどう考えればいいのか?
というご質問をしばしばいただきます。
ストレートに考えるなら
どちらかの方には占いが当たっていて、
どちらかには当たっていない、ということなのかもしれません。
でも、もしそうでないとしたら、
どういうふうに捉えうるのか。
これは、私の考えなのですが
自分に今何が起こっているか、ということは
主観でしか捉えられない部分があると思います。
第三者の目には
「今のあの人は上昇気流に乗っていて、すごく調子が良さそうだな!」
と見えたとしても、
当人の心の中は
「苦しくてもう限界、いつまでこんなふうなんだろう」
と、暗いトンネルの中にある場合もあります。
また、雨がふったときに
「雨だ、いやだなあ」と思う人もいれば
「雨だ!ラッキー!」と思う人もいます(花粉症とか、体育が嫌いとか、色々)。
なので、占いの「真意」は、
自分が自分の記事を読んだときにしかわからない
のではないかと思うのです。
恋人や家族など、大事な人の占いの記事を読みたくなることもありますが、
本人が読んだ時に読み取るものと、
本人以外の人が読み取るものとのあいだには、
大きな隔たりがあります。
同じ本を読んでも人によってちがう感想を抱くものですが、
占いはそれにさらに
「自分の主観にひきつけて読む」
という作業を伴うので、
本人以外の人が読んでも、あまり意味がないというか、
当たったかどうかは、ほぼ、わからない、
と言えるようにも思われます。
なので、大事な人の星座の占いを読んで、
「出会いって書いてある!恋人が出来るのでは。。」
などと不安になる、というのは
ほとんど当たらないだろうと思います。
本人が読まなければ、ほんとの意味はわからないし、
当たったかどうかも、わからないわけです。
私は、そんなふうに考えています。