2024年
年の前半は2023年後半に引き続き「働き方改革、暮らし方改革」の時間となっています。ライフスタイルを大きく変える人が多いでしょう。特に、2024年前半は突発的・想定外の変化が起こるタイミングとなっています。たとえば、これまで運動に全く関心がなかった人が、突然熱心にジムに通い始める、といったことになりやすいのです。新習慣を始める人もいれば、悪癖を絶ちきる人もいるでしょう。そのきっかけが、かなりびっくりするような形で訪れるのかもしれません。
2023年後半から転職活動を続けている人もいそうです。その場合、5月末まで、または遅くとも7月中旬までには結果を出せそうです。自分に合わない環境に身を置いている人、無理やガマンを続けてきている人は、このタイミングで思い切って「場を変える」選択ができるかもしれません。
家族や身近な人のためにしているケアの内容を、ガラッと変える人もいるでしょう。たとえば、子供のためにお弁当をつくり続けてきた人が、「もうあなたがたも大きくなったのだから、これからは自分で弁当をつくるか、外で食べる算段をしなさい」と、手を離す選択をする、といったことが考えられます。
あるいは逆に、忙しさで手一杯になっている家族のために「この部分は、私がサポートするから」と、役割分担を変える選択をする人もいるかもしれません。自分のニーズや周囲のニーズの変化に気づき、長い間の習慣を大きく変更することができる時なのです。これによって、心身のコンディションがぐっと上向くかもしれません。
5月末以降は、「パートナーシップと人間関係の時間」となります。2025年半ばにかけて、公私ともに素晴らしい出会いがあるでしょう。パートナーとの関係はとても建設的、生産的なものになります。人間関係全般に「恵まれる」時で、人との関わりを通して大きく成長できます。
また、「人の懐に飛び込む」ような、思い切った試みをする人も少なくないはずです。人との距離感が普段と全く違ったものになります。一時的に「自分のやり方」を棚に上げ、敢えて他者のやり方にならってみる、といったこともできそうです。弟子入りするとか、誰かに密着するなどの経験を通して、世界が広がるかもしれません。
2008年頃から熱い経済活動に没頭してきた人もいるでしょう。お金やモノに対する強い執着、拘りを生きてきた人が多いのではないかと思いますが、その物質的生活に向かう熱量が、2024年で「一段落」します。ここで「手に入れる」プロセスが着地点に辿り着くのかもしれません。あるいは、ここまでの激しい開拓のプロセスの果てに、安定的・継続的な経済的サイクルを確立できるのかもしれません。