今年の占い

2022年

2022年のテーマの一つに「救い」があります。
2022年の木星と海王星から見た牡羊座の「救い」とはなにか、ということを考えたとき、不思議なことが浮かび上がりました。

「救い」は「危難から逃れる」「希望や明るさを感じさせ、気持ちをホッとさせる」などを意味します。苦しみから逃れさせてもらえるのが「救い」ならば、牡羊座の「苦しみ」とはなんでしょうか。牡羊座は闘いの星座であり、意欲と情熱の星座、始まりの星座です。ならば、闘えないこと、闘うべき相手がわからないこと、意欲が湧かないこと、何も始められないこと、闘いに負けること、などが「苦しみ」となるはずです。実際、ある牡羊座の方は「やりたいことがなにもみつからないのが一番辛い」と語るのを聞いたことがあります。

2022年の魚座木星・海王星という「救い」の配置は、牡羊座の人々から見て、どちらかと言えば「闘わないという選択」「負けることを選び取る」ことを指し示しています。「闘えない」という苦しみに対し「闘わない」ことが救いになる。そんなことがあるものでしょうか。魚座木星・海王星の世界観の中では、「闘う・戦う」ことは、無効化されます。魚座と結びつけられることのあるイエス・キリストは「右の頬を殴られたら左の頬を差し出せ」と語ったとされます。牡羊座的「闘い」の中で、この教えは「救い」となるのでしょうか。

どんなに激しい闘いに身を投じている時にも、おそらく、その闘いには「外部」があります。つまり、「闘わない」という選択肢は、いつも存在し続けているのです。であれば、牡羊座の人々が闘いを選択するときは、いつも「闘う理由」がその胸に存在しているのです。理由がなければ、闘うことにはならないのです。なぜなら、「闘わない」という魚座的選択肢は、いつもあなたの側にあるからです。

また、どんなに激しく闘っていても、もしあなたがのぞむなら、その闘いはやめることができます。「やめることもできるけれど、あえて自ら選択して闘っている」のが、あなたの闘いです。あなたの闘いには、出口もあれば、扉もあるのです。

もし2022年のどこかで、あなたが苦しみを感じたなら、「闘わなくてもいい世界があるし、それを選ぶことはできる」と考えてみてください。闘っている最中に行き詰まりを感じたら、「闘いをやめることもできる」ことを思い出してみてください。もしかするとそのことが、あなたの闘いにおいて、大きな救いとなる可能性があります。その「救い」は、あなたのエネルギーの炎を消してしまうのではなく、むしろ、その炎の輝きの強さを再確認させてくれるはずだからです。