今年の占い

2025年

2025年前半は、「愛と創造の季節」の中にあります。2024年半ばからどっぷり愛を生きてきた人もいれば、新たに愛の対象に巡り会った人もいるでしょう。

この「愛」は、恋愛はもちろん、子供への愛、趣味や好きで取り組んでいる活動への愛、ペットへの愛、自分が育てているものへの愛その他、純粋に自分の喜びのためにやること全般への愛を含みます。昨今人口に膾炙する「推し活」なども、この「愛の季節」のテーマのひとつです。

クリエイティブな活動にも強い追い風が吹きます。ユニークなアイデアを持つ人の多い水瓶座ですが、ここではそのアイデアを思い切り打ち出す機会に恵まれるでしょう。

才能を活かす場があり、見てくれている人がいます。自分の新しい才能を発見する人、誰かに才能を引き出してもらう人もいるかもしれません。

木星が刻む「愛と創造の季節」は6月上旬で一段落しますが、7月7日からは天王星が、同じ「愛と創造」の部屋に巡ってきます。ここから約7年をかけて、一回りスケールの大きな「愛と創造の時間」に入ることになるのです。

天王星は水瓶座を支配する星でもありますから、「自ら愛と創造の世界にダイブする」ような動きとも言えます。才能を活かすこと、愛を注ぐことが、ここから先、あなたの生活の「軸」となります。

2025年6月以降、木星は「ライフスタイル、働き方」の場所に入ります。ここから約1年、暮らし方や働き方を見直す人が多いでしょう。健康上の問題を抱えている人、慢性的な心身の不調に苦しんでいる人は、ここからの1年でその状況が少なからず好転するかもしれません。

自分に合った対処法が見つかるとか、生活習慣の変更によって調子が上向く、働き方を変えて楽になる、等の変化が起こりそうです。

エクササイズを始めたり、時間割を大きく変えたり、行動パターンを変えたり、生活動線を変えたりと、「暮らし」を改造・改善できる時です。

悪癖を絶ちきったり、身体に悪い習慣に気づいて改めたりする人もいるでしょう。とかく情報や知識、意識や思考ばかりにスポットライトが当たる世の中ですが、まずその前に、人間のフィジカルがあります。

心身は一体であり、それをケアすることナシに、何を成し遂げることも難しいのです。大人になればなるほど、ケアしなければならない「他者」が増え、自分のことが後回しになりがちですが、自分の心身をないがしろにした生活を続けていると、いつか全てが破綻します。自分の心身を大切にする方法を、ここで学び直す人も多いだろうと思います。それこそが「責任を持つ」ことに繋がります。

異動や転職、独立などを経て、仕事の内容が変わる時期でもあります。また、周囲の人たちとの役割分担が大きく変わる可能性もあります。家事の分担、ケアの負担、責任の所在など、内容もボリュームも、変化していくはずです。

それに伴い、新たな技術が身につくかもしれません。練習や訓練を経て、「できること」がぐっと増えます。

「生活」はささやかな、小さなことのようで、その蓄積が「人生」になります。「人生」というと、進学や就職や結婚など、目立った大きなイベントだけをイメージしがちですが、実際には無数の日々の生活こそが「人生」の本体です。

生活を変えることは、人生を変えることに繋がります。2025年後半からの1年は、そういう意味で、人生が変わる年です。

2025年は水瓶座の人々にとって、「学び、コミュニケーション、旅」の場所に土星と海王星が足を踏み入れる年です。

ここから2028年頃まで、あるいは2039年頃までをかけて、非常に多くのことを学べるでしょう。時間をかけて知識、教養を身につけられます。知的成長と共に、精神的な成長が起こります。

コミュニケーションのスタイルが大きく変わる時でもあります。子供の話し方と大人の話し方は全く異なりますが、大人になってもさらに、若い時の話し方と、成熟した人の話し方とは違います。学び、成長することによって、話す内容も変わってくるものです。

色々な場所を訪ね、視野を広げられます。大抵の観光旅行は色々な場所を「通り過ぎる」旅ですが、ここから数年のあなたの旅は、同じ場所を何度も尋ねたり、ひとつの場所に長期滞在したりと、その場所と時間をかけてつき合うことになりそうです。決して「通り過ぎる」ことになりません。

2023年頃から、あるいは2012年頃から経済的な不安を抱え続けていた人は、2025年、トンネルの出口が見え始めます。完全にトンネルから脱するのは2026年頭かもしれませんが、2025年の中で、不安や悩みは軽くなってゆくはずです。

経済的な負担が大きかった人、収入にまつわるプレッシャーが強かった人、節約ルールなど日常的にお金に関する厳しい制限に苦しんでいた人も、そうした重荷・縛りから解放されそうです。


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