石井ゆかりの今年の星占い

牡牛座の2013年|石井ゆかりの12星座占い

石井ゆかりが2013年の牡牛座の運勢を読み解きます。1年間のテーマや時期についてなどたっぷりの内容でお届け。2013年のお守りとして、ぜひ参考にしてください。

2013.1.1

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牡牛座
Taurus

総論

お祖母さんが愛用していた革のバッグを
「もうあなたも大きくなったからね」
と、受け継いで、喜んで使っていたところ、
ある人から
「あっ、それは有名なブランドの、貴重な型のものじゃない?」
と指摘され、調べてみたところそれは本当に貴重なものだったとわかる、
というような話をたまに耳にします。
自分が持っているものの価値や、それがたどってきた物語を
まったく知らないままでいる、ということは、よくあることです。

長年連れ添ってきたつれあいに、誕生日プレゼントを買おうとしたけれど
相手が何をもらったら喜ぶのか、見当もつかない
という人がいます。
これもまた、
ずっと近くにあった存在のことを、ほとんど知らずにいる
という現象です。

私たちは、未知の世界や遠くにあるものに憧れ、それを知ろうとします。
深遠な学問や複雑な専門分野に踏み込んで、苦労をして知識を拡げていきます。
その一方で
「当然知っていても良さそうなこと」について
まるで知らずに暮らしていることが、往々にしてあります。
好きな人がすきなもののこと。
庭に咲く花の名前。
生まれる前から家の書棚にある本。
住んでいる場所の地名の由来。
知ろうと思えばすぐに解るようなことを、
視界に入っていないかのように、ほっぽらかしにしてあります。
そこに、ときたま「客人」が訪ねて来て
「これは素晴らしい本ですね」とか
「ここは由緒ある場所なんですよ、それが知名に表れています」
などといわれたりすると
突然、自分がいる世界の価値や意味、物語に気づき、
猛然と調べ物を始めたりするわけです。

ありふれた下らないもの、それをやったって何になるわけでもないようなこと。
そうしたもののなかに、宇宙のような広がりを発見し、
その宇宙に、宇宙船を仕立てて乗り込むように旅するとき、
私たちは新しい言語と、新しい自分の物語を発見します。
その新しい言葉を元に、他者と語り合ったとき、
さらに、外側に向かって大きな世界が開けていきます。
「幸福の青い鳥」の物語は、今の私たちに非常に示唆的です。
インターネットが普及し、様々な端末を携えて
私たちの目は「外へ、外へ」と向かいますが、
青い鳥が自由に飛べる広い空は
私たちの身体だけが知る「いま、ここ」にある世界に
ひそかに、隠されているのではないでしょうか。


2013年、あなたは「知ろうとすれば、すぐにわかること」の世界を
ぐんぐん旅し、その世界の広さに驚かされることになります。
そうしていると、不思議なことに
あなたの周りにいる人や、あなたと出会う人々が
あなたに対して、それと同じことをしてくれるのです。
つまり、あなたについて、彼らが
「知ろうとすれば、すぐにわかること」を
知ろうとしてくれるのです。
解り合える関わり、自分を知ってくれている人々。
そうした人々との自然な交流が生まれます。

「あの人は私のことを解ってくれている」という表現は
たいてい「自分の全てを丸ごと理解し承認してくれる」というような意味で用いられます。
でも、人と人とがどんなに密接に関わったとしても
「相手の全てを理解して承認する」
というようなことは、たぶん、不可能だろうと思います。
人の内面や歴史は、それぞれが一つの宇宙のような広がりを持っていて
自分でも、自分についてわからないことはたくさんあるわけです。
人は、「相知る」ときに、
かならず、部分的に「相知って」います。
そうした、自分のある部分をよく知ってくれている人、というのが
世界にちらばっていて、
そういう散らばり自体もまた、自分の人生そのもの、といえるかもしれません。
2013年は、誰か1人に全面的に理解してもらう、という幻想から離れ、
お互いに
「あなたのこういう所を知っている」「あなたのこの面とつきあっている」
と思えるような関わりを、拡げていけるだろうと思います。
相手について「まだ知らない部分」ではなく
「すでに知っている部分」「知ろうとすればすぐ解る部分」を共有し、
そこに橋を架けていくのです。
あなたの周りに、そういう橋が何本も架かり、
あなたの人生の物語が、何頁も何頁も、濃く書き込まれていくことになるでしょう。
そうするうちに、そのうちのいくつかの橋が、
時間の積み重なりの中で太く強くなり、
やがて、かけがえのない特別な橋に変わっていくかもしれません。

時期について

時期的なことを少し申しますと、
まず、1月はかなりパワフルな「勝負どころ」となっています。
年明けから大きなチャンスがめぐってきたり、
挑戦したいテーマに出会えたりするかもしれません。
一気に1,2ヶ月で結果を出していきたいような、
短期決戦の趣です。
ハードワークをこなす人もいるだろうと思います。
この時期は、「すでに知っている事をこなす」というより
「勉強と実践を並行して進める」ような雰囲気が漂っています。
知ったばかりのことを実地で試しながら進む、
冒険の雰囲気が濃厚です。
2月は未来について真剣に考える時期に当たっています。
「考える」というと、なんとなくじっとしているような感じがしますが
この時期は、行動することと考える事が直結しています。
自由度を高めて道を探す、というイメージの時期です。
仲間も集まってくると思いますし、
人が集まっているところに自分から「参加する」ような場面もありそうです。
人の集まりの中で刺激を受けて、
未来に進むべき道を発見する人もいるでしょう。
この時期に考える「未来」は非常に長いスパンで、
スケールの大きな姿をしています。
2月後半から3月前半にかけて、
過去に失った夢が蘇るような体験をする人もいるかもしれません。
3月後半から4月は、繰り返されたパターンを打破するような、
過去の自分の失敗をここで打ち破って取り戻すような、
そんな動きが起こるかもしれません。
誰しも、過去に後悔や反省を抱えているものですが
新しい勇気によって、
そうした悲しい経験を「繰り返さない」ということを
現実の行動によって、自ら体現できるのではないかと思うのです。
ただ反省して決意するだけではなく、
過去の出来事を現在の自分の手で「反転」させられるような
そんな場面がめぐってきそうです。
4月の後半から5月は、あなたが「主役」のような時期となります。
お誕生月に合わせるように、
幾つもの星があなたの所に集まってきて、
あなたとなにごとかを「出会わせる」ような雰囲気があります。
ごく個人的なことを変えて見たら
ここから先の未来が驚くほど変わる!
というような展開が生じるかもしれません。
自分から望んで「闘い」を挑むような時期でもあります。
6月は経済的な変化が起こるかもしれません。
自分の手で何かを掴みたいという意識が強まるでしょう。
さらに、「外に出よう」という思いもわいてきます。
人と語り合いたくなったり、
人の話を聞きたくなったりするタイミングです。
7月は、さらにそうした「外に出る」動きに拍車がかかります。
かつて親しくしていた人と連絡を取り直したり、
長い手紙を書いたりと、
あなたの周りに新鮮な「風」が渦巻くでしょう。
家の中に喜びが大きいときでもあります。
嬉しい来客の予感もあります。
8月は、思い切って遠出する人が多いかもしれません。
「こういう理由があるからここから先には進めない」
と思い定めていた境界線を、
「ひとつ、越えてみようか」
という勇気がわいてきます。
自分で自分の中に無意識に作っていた壁を乗り越えて、
「その向こう側」に足をのばしてみるような時期です。
9月から10月は環境に変化が起こるかもしれません。
引越や模様替えなど、「いつもの景色」をかえる時期です。
あるいは、身近な人が人生の転機にさしかかり、
それによってあなた自身の生活の形が少なからず、変わるのかもしれません。
この時期は、嬉しい出会いの気配もあります。
さらに、10月には、「傷が癒える」ような出来事も起こりそうです。
11月は、愛情や知性によって、
自分の中にあって自分を制限していた固定概念を打ち破り、
自由になることができるタイミングです。
一見、あなたを縛るように見える力が、実は
あなたを解放する方向に作用しているのが、面白い所です。
12月には、新しい「仕事」が始まるかもしれません。
この「仕事」は非常に広義のもので、
「子供は遊ぶのが仕事」「赤ん坊は眠るのが仕事」
のような「仕事」の用い方に近いものだとおもいます。
ここから翌年の夏まで、
自分がやらなければならないことがはっきりと具体的に見えてきます。
大きな闘いの中で
「自分の持ち場はここだ」
と意識する様なタイミングです。

愛について

愛情関係については、
とても真剣な時期となっています。
パートナーシップに関する責任を自覚する人もいるでしょうし、
自分より力を持った相手、年が上の相手などを前にして、
それにふさわしい自分となるべく、
自分で自分を精力的に「教育」しようとする人もいるかもしれません。
恋愛は人を成長させる、といわれますし、
子育ても、親のほうが育てられるようなものだという話もあります。
「成長」と「愛」は、切っても切れない関係にあるものなのかもしれません。
2013年の牡牛座の愛も、ちょうどそんな具合になっています。
学び、吸収すること、他者や世界を理解しようとする態度がそのまま、
一対一の人間関係に結びついているのです。
この時期、大切な約束を結ぶ人も少なくないと思いますが
そこには、ふわふわした愛の夢ではなく
相互のシビアな理解、現実的な「人を見通す眼差し」が
びしっと作用しているのだろうと思います。
愛に追い風が吹くのは、
4月から5月、7月下旬から8月半ば、
10月後半から11月です。
特に、4月下旬から5月上旬は、とてもはなやかな季節です。

おわりに

かたりあうこと、わかりあうこと。
自分を知って欲しい、と誰もが思う一方で、
相手のことを知りたい、という欲求は、
なかなか涌きにくいものです。
でも、相手をよく知りもしないのに好きになる、ということは難しいわけで、
やはり、「知ろうとする」ことから、「好きになってもらう」ことがスタートするのは
たしかなことです。
「出会いがない」と嘆く人も世の中にはたくさんいて、
確かに、人と出会いにくい環境に置かれている人も多々、あるわけですが、
その一方で、全ての出会いは「見いだされるのを待っている」ところも
あるのではないかと思うのです。
好きになってから知ろうとするのではなく、
「人間」というものに関心を抱き、
ちょっと知ろうと思えばすぐに知ることができることを、知ること。
このことが、2013年の牡牛座の世界を
とても豊かな、「結びつき」にみちたものに変えていくのだろうと思います。

2013
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