石井ゆかりの今年の星占い

双子座の2015年|石井ゆかりの12星座占い

石井ゆかりが2015年の双子座の運勢を読み解きます。1年間のテーマや時期についてなどたっぷりの内容でお届け。2015年のお守りとして、ぜひ参考にしてください。

2015.1.1

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双子座
Gemini

総論

ある作品を作ろうとしたとき、
たいていは、まず、頭の中で構想を練ります。
素晴らしい作品のイメージが浮かび、
それを元に、いざ、創作に入ります。
しかし、最初にそこにたちあらわれるものは、
頭の中にあったのとは全く別の、
いかにも陳腐で味気ない、ありふれた物にしかなりません。
こんなはずじゃないのに、と少し頑張って見ても
ちっともイメージに合うようなものができないので
半分も行かないうちに、
創作をやめてしまいたくなります。
もういいや、とほっぽり出して、
もっと別のことを始めたくなったりします。
でも、そのとき、ふと、思いとどまるのです。
「とにかく、陳腐でもいいから、ひとつ、形にしてみよう」。
こうして出来上がったものが、
新しい世界へ進むための、輝かしい「第一歩」となります。

2015年、双子座の人々は、
苦労して集めてきた粘土で、壺を作りはじめます。
グニャグニャして形のないものに、
はっきりしたアウトラインを与えていくのは
楽しくも面白い作業です。
ですが、その一方で
頭の中にある「傑作」のイメージは
上記のように、なかなか、現実のものとなりません。
思い描いたとおりに作っているはずなのに
なんだか、へんてこなものができあがったりします。
それでも、2015年のあなたは、
決して放りだしてしまうことなく、
苦心してその理想を形にするべく、
日々、もにょもにょした粘土に形を与え続けるのです。
するとそこに、いつのまにか、
新しい人生の入り口が立ち上がります。

これは勿論、比喩です。
2015年、双子座の人々は、
「材料を集めてくる」段階から、
「その材料で現実的な形を生み出す」段階へと
シフトしていくことになると思うのです。
たとえば、
「学んだことを、実際にやってみる」
「レシピを読んで、実際に料理を作ってみる」
「修得した語学で、その言葉を母国語とする人と関わりを持つ」
または「結婚して、家庭をつくる」人もいるかもしれません。
材料や知識、イメージ、人とのコミュニケーションなどは、
その段階では、ハッキリした形を成していません。
それらを用いて、ある現実的な「形」を作りはじめるとき、
材料集めの時点では全く見えていなかったことが
どんどん浮かび上がってきます。

心の中にあったイメージを現実化すること。
構想を元に、行動を起こすこと。
2015年、歩を進めれば進めるほど
「現実化する」「具体化する」というテーマが重みを増します。
人生に「動」と「静」、「緩」と「急」があるとするなら、
2015年は「静」から「動」へ、「緩」から「急」への転換点です。
人生の曲がり角を曲がる、
その具体的なアクションを起こすことになるのです。
言わば「心の世界」から「外の世界」へと
勢いよく出て行くようなタイミングなのです。

自分の「世界観」や、日々暮らしている世界の中に、
2015年は「他者」が入り込んできます。
これは、ちゃんと正面玄関から訪ねて来てくれるので、
けっして「侵入」ではありません。
あなた自身が呼び寄せるような場合もあると思います。
その人はあなたに、
「もっと大きな世界を作ることができる」ことを教えてくれます。
もっと大きな家、もっと大きな価値観、もっと大きな知恵、
もっと大きな人間関係、もっと大きな作品、
もっと大きな、時間をかけて育てるべき樹木のようななにごとか。
その人が教えてくれるのは、
あなたが生み出せる世界の大きさや、
あなたの「居場所」に関する可能性です。
最初は「厄介なお客さんだなあ」と思えても、
時間が経つにつれ、相手が大事なことを教えてくれていることが
だんだんと解ってくるだろうと思うのです。
もとい、あなたは元々、非常に理解力の高い人なので、
相手が訪れて第一声を発した瞬間に
そこに生まれるテーマがなんなのか、
すぐに見抜いてしまうかもしれません。

時間をかけて丁寧に作った関わりは、
その後も長い時間を耐えて人を支えます。
最初「苦手だな」と思った人物と、
努力を重ねて解り合えたときには、
簡単に親しくなった相手に対するよりも
強い結び付きを感じるものです。
この時期、あなたはいくつかの貴重な人間関係を得ると思いますが、
それらは、複雑に絡み合って丈夫に鍛えられた、
フェルトの布のようなイメージを持っていると思います。
最初は綿埃のように頼りない糸にしか見えなかったものが、
やがて複雑に絡み合って、一枚の確かな「場」に変わるのです。
一次元のようであったか細い糸が
いつか、厚ぼったくあなたを守る二次元の広がりへと育っていきます。

この経験は、単に「丈夫な関わりを作る」だけではなく、
あなたの「人との関わりかた」「他者への眼差し」
「人間関係における価値観」などを、
根底から変える力を持っています。
人間観や人を見抜く眼差しが今、
大きく伸びようとしているのです。
あなたを導く人、あなたの内なるものを見ぬく人、
鏡のようにあなたの今の姿を映し出す人、
あなたの前後に横たわる「時間」を教えてくれる人、
世にある異なった価値観や世界観の存在を見せてくれる人。
そうした人々に出会い、
あくまで一対一の結び付きを生きることを通して、
新しい場所に「連れて行ってもらえる」のではないかと思います。

 2015年の前半は、
新しいものや面白いもの、未知なる世界、未来の可能性などを求めて、
冒険の旅をどんどん進んで行くような勢いに包まれています。
ですが、2015年の中ほどを過ぎると、次第に
「足元にあるもの」「目の前にあるもの」
「通り過ぎてはいけないもの」に意識が向かい、
徐々に外に向かうスピードを緩めることになるでしょう。
2015年後半から2016年前半にかけて、
引越をしたり、家を建てたり、家族を得たりする人も少なくないはずです。
また、長らくお世話になっていた環境から、
晴れて自立する人もいるだろうと思います。
「居場所」「住処」が変化する時、
あなたの心の中の風景も、勢いよく変化していきます。
それは、これまでに見聞きし、経験したものを、
一つの大鍋に全部入れ込んで、
ぐつぐつ煮込むようなプロセスでもあるのかもしれません。
バラバラに感じられた経験や記憶が、
互いに融け合い、化学反応を起こして、
あなたの確かな「土台」へと生まれかわるのです。
私たちがいつの間にか育てている「人間力」のようなものは、
「それをどうやって獲得したのかわからない」のです。
意識できない、心のどこかの空間で
私たちは過去にあつめたものを発酵させ、
それこそ粘土のように、
自在に変形させられる材料に変えてしまうことができるもののようです。
この「心の中の大鍋」で煮詰められた粘土もまた、
冒頭に述べた「現実の中で形作られるもの」の素材となります。

時期について

年明けはかなりアクティブな雰囲気に満ちています。
行きたいところ、行かなければならないところが
幾つもあるかもしれません。
飛び回るほどに、目に見えない「場」が
外の世界へと広がっていきます。
1月下旬から2月上旬にかけては、
一度行ったことのある遠い場所へ「再訪」することになりそうです。

1月半ばから2月中旬は、非常に忙しい時期でもあります。
魅力的なチャンスが巡ってきたり、
「勝負」に出る事になる人もいるはずです。
ここで情熱的にチャレンジすることで、
この後の可能性のスケールが大きくなるかもしれません。

2月下旬から3月にかけては、
仲間がたくさん集まってきて、
未来への新しいプランをどんどん起ち上げていくような動きが生まれます。
目先の利益に囚われず、自由な発想で、
たくさんの人を巻き込んでムーヴメントを起こしていくような、
そんな活動に打ち込むことになるかもしれません。
素晴らしい友達に出会える気配もありますし、
すでにいる友達と一緒に、素敵な冒険が出来るのかもしれません。
3月半ばから後半、あなたの社会的な立場について、
少々ドラマティックな変化が起こるかもしれません。
開くはずもないと思い込んでいた扉が、
いきなり開くような気配があるのです。
誰かが意外なサポートをしてくれるのかもしれませんし、
関係者の諸事情が交わり合ったところに、
あなたの新しいポジションが浮上するのかもしれません。
「これだけはあり得ないだろう」
と思っていた選択肢が、いきなりアクティブになる可能性もあります。

4月から6月にかけて、
「過去」との交流が生じます。
かつて取り組んだことにもう一度チャレンジしたり、
積み重ねて来た経験を「まとめ上げる」作業が発生したりするかもしれません。
先へ進むことよりも、
過去を完成させることに意識が向かいます。
特に、5月下旬から6月前半は、
物事の進み方が遅く感じられたり、
不調を感じたり、行き違いが多くなったりするかもしれませんが、
6月半ばを過ぎると、そうした停滞感は解消するでしょう。
スケジュールを柔軟に調整し、
ゆっくり時間をかけて進むことで
普段、先を急いでいるときには見つけられなかった宝物に出会えるはずです。
また、6月15日から16日前後、
勇気や意欲が刷新されるような出来事も起こるかもしれません。
ぼんやりした状態からぱっと目覚めるように、
心に新しい炎が燃え始めるようなタイミングです。
5月は臨時収入があったり、
イイ買い物ができたりしそうな時期となっています。
おおむね「お得」な時期なのですが、
物欲が嵩じやすく、楽観的にもなりやすいので、
特に、見栄のための購買行動には注意が必要です。

6月から9月にかけては、
かなりフットワーク良く動くことになりそうです。
コミュニケーションも「これでもか!」というほど活性化し、
忙しく賑やかな時期となるでしょう。
いろいろな世界や価値観に触れ、
急速な知的成長を遂げることになるはずです。
勉強に打ち込む人も多いでしょうし、
2014年後半から学び続けて来たことの
「集大成」がここに完成するような気配もあります。
勉強や研究の結果を出せそうなときです。
人間関係におけるプレッシャーがふと緩み、
状況を整理できるような雰囲気も出てきます。

また、6月下旬から8月頭は、
経済的な変化の大きい時期となるでしょう。
ガツンと入ってくる可能性もあれば、
大きく出ていく場面もありそうです。
経済的に、勝負に出る人もいるででしょう。

9月末から11月は、
「居場所」「環境」「ルーツ」「家族」といったテーマに
非常に強いスポットライトが当たっています。
引越や家族構成の変化、リフォームや建て替え、模様替えなど、
物理的な動きも起こりやすいタイミングです。
実家からの独立や、「一国一城の主」となるような選択など、
自分の手で自分の世界を作る作業をスタートさせる人もいるでしょう。
この動きはここだけにとどまるものではなく、
2016年の前半に跨がって続いていく、長丁場のストーリーです。
9月半ば、少々ミラクルな経験を通して
新しい「場」を得る人もいるかもしれません。
場所や人の集まりと、あなたとのあいだに
面白い縁が結ばれそうな気配があります。
ここでのあらゆる出会いは、
一時的なものにとどまらず、
ここからじっくり育てていけるものとなるでしょう。

9月半ばから10月頭は、
興味や情愛、趣味などが「復活する」時期でもあります。
かつて楽しんだことや愛したものが、
あなたの心の中で息を吹き返すかもしれません。

11月以降は、やりたいことをとことんやれるタイミングです。
愛に打ち込む人もいれば、
クリエイティブな活動に情熱を注いだり、
パートナーや子どもとの関係を充実させる人もいるでしょう。

12月は、健康や生活に光を当てて、
心地よさやゆたかさを追求する人が多いかもしれません。
新しい習慣を導入したり、
遊びゴコロや美しいものを生活に取り入れたりで切る時です。
不愉快だったルーティンワークを整理して、
日々をもっと楽しめるような条件を整えられます。

愛について

一対一で人と向き合うこと、パートナーシップ。
これが、2015年から2年半ほどかかる、
あなたの「生活のテーマ」となっています。
この時期、キラキラした楽しい恋愛ではなく、
もっと重みがあって、どこか素朴で、
なにより、何年も使い込んでいける皮製品のように
丈夫な関わりを欲する人が多いだろうと思います。
もちろん、欲するだけでなく、
そうした関わりを作る機会にも恵まれるはずです。
愛の世界において、
誠実であること、責任を持つこと、
何らかの義務を果たすこと、
信頼し信頼されること、などにスポットライトが当たります。

パートナーを探している人は、
信頼できる相手に出会えるかもしれません。
年齢差のある人と縁ができる気配もあります。
なにより、2015年後半から2016年にかけては、
「家族が増える」流れが生じています。
パートナーや子どもとともに、
新しい居場所を作る人が多いのではないかと思います。

4月と9月に、少々神秘的なことが起こるかもしれません。
4月は意外な人のサポートで、
愛が「成就」するような出来事がありそうです。
9月は、失ったものを取り戻せるような流れが生じています。
愛の世界において、
再生するもの、蘇るものがあるかもしれません。

他に、愛に強い追い風が吹きそうなのは、
4月中旬から5月上旬、11月から12月です。

おわりに

2015年から2016年にかけて、
人生でそう何度もない、
大事な決断をする人も多いだろうと思うのです。
2012年後半から2013年前半にスタートさせたことが、
一つの転換点にさしかかるタイミングでもあります。
ホロスコープの上では、
「アングル」と呼ばれる4つの場所が重視されます。
それは
・自分というキャラクター
・居場所
・パートナー、関係者
・社会的立場
の4テーマを司るとされています。
この4つのうち、2015年からの双子座の人々は、
・居場所
・パートナー、関係者
の2つをメインテーマとすることになっているのです。
この2つはバラバラに展開するのではなく、
からまりあい、やりとりを交わしながら変容していきます。
「居場所」にも「パートナー、関係者」の世界にも、
自分以外の人間が存在します。
すなわち
「自分1人だけではなしえないこと」
に取り組む時間が始まるということです。
自分以外の人間は、なかなか思い通りになってくれません。
ですが、私たちのほとんどが、
ひとりぼっちの人生を望みません。
たとえ、少々思い通りにならなかったとしても、
人と深く関わり、交わり、
その関わりを信じて生きていきたい。
こうした望みを大なり小なり抱いて、
私たちは生きています。
その望みに正面から向き合い、
願いを現実化していく時間が、ここから始まります。
イメージ通りのことも、期待外れのことも、すべて
「自分一人ではできないこと」の入り口です。

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